あいプロ長野店では長野市内で最安値のiPhone修理を行っております。一番安い修理は当店で決まり!どこよりも早く安い修理でみなさん大満足です。画面の修理だけでなくバッテリーの交換や水没してしまったiPhoneの復旧なども得意としております。iPhoneが壊れてしまったらまずは当店へご相談くださいませ。
長野県長野市三輪9丁目43−24
イオンタウン長野三輪1階 ザ・ビッグ前
TEL: 026-219-3433
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災害級の大雨が降り続ける地域もある中、長野県ではそれほど雨も降らず、湿度は高いものの穏やかな天気が続いています。
本日はiPhoneSEのバッテリー交換を承りました。
2016年発売の端末で、iPhone5と同じ画面サイズながらCPUはiPhone6sと同等の性能を持っているため、根強い人気を誇る機種です。
バッテリーの消耗が激しいということでお持ち込みでしたが、動作確認を行っている間にもみるみるバッテリーが減っていくのが確認できました。
それではバッテリー交換を行なっていきます。
まずは本体の電源を切り、本体底部の星形ネジを外します。このネジを外すことにより本体とフロントパネルの間に工具を差し込むわずかな隙間が生まれます。差し込んだ工具を深く差し込み過ぎないように注意しつつ左右にスライドし軽くひねるなどすると、フロントパネルが浮き上がってきます。
修理動画などで画面に吸盤を押し付けて持ち上げる様子をご覧になったことがある方もいらっしゃるかと思いますが、iPhoneSEやiPhone5はこのフロントパネルを持ち上げる時に力を入れ過ぎないよう注意が必要です。
というのも、iPhone5やiPhoneSEはホームボタンと本体の基盤とが直接ケーブルで接続されており、このケーブルの長さに遊びがないためフロントパネルは30°程度しか持ち上がらないのです。
吸盤で力を入れてパネルを引っ張ると勢い余ってフロントパネルごとケーブルを引き抜いてしまうことがあるので、あいプロ長野店では吸盤は使わないようにしています。
無事フロントパネルが持ち上がったところで、問題のホームボタンと本体を接続しているケーブルを取り外していきます。まず端子の上に覆いかぶさっている固定金具を取り外します。金具の下の端子を気付付けないようにピンセットで慎重に取り外します。続いて端子のはしに工具を差し入れ、金属部分に触れないように持ち上げます。
この時点でフロントパネルが90°まで持ち上がるようになったので、一気に作業がしやすくなります。まずは、さきほどと同じようにバッテリーの端子を固定している金具を外し、バッテリーの端子を取り外します
このままではバッテリーの取り外しはできないので、次はフロントパネルを完全に取り外します。本体上部にあるイヤホンスピーカーやインカメラに接続されている端子を全て外していきます。固定金具を外し、端子を持ち上げる。これも同様の作業です。
フロントパネルと本体が完全に分離したところで、いよいよバッテリーの取り外しに入ります。
ほとんどのスマートフォンのバッテリーは本体に直接両面テープで接着されています。本体のアルミ部分にバッテリー全体が密着することで、アルミ部分を通じて放熱効率を高める構造になっています。
この両面テープをはがすためには、まず本体背面からヒートガンと呼ばれる熱風を起こす道具で両面テープを温めて粘着力を劣化させます。充分に加熱したら、バッテリーの端から飛び出している両面テープを掴み、ゆっくり水平に引き出していきます。
たまに途中で両面テープが切れてしまうことがあるのですが、その場合はバッテリーと本体の隙間に工具を差し込んで多少強引に持ち上げて残ったテープを再び引き出します。
無事にテープが引き出せればバッテリーは手で簡単に取り除くことができます。
新しいバッテリーを接続し、一旦フロントパネルも全て端子を接続しなおして起動してみます。無事に起動できました。あとはしばらく充電してみて正常に充電できていることが確認できれば、本格的に再組立てとなります。
再び電源を切り、バッテリーを取り外し、新しい両面テープを貼ってから配置しなおします。以降はこれまで分解してきたのと正確に逆順で組み立てていくだけです。最後のホームボタンケーブルだけはケーブルが短いので再接続するのが大変ですが、そこは慣れですね。
忘れずに星形ネジをしめて修理完了です。
iPhoneSEのバッテリー交換4100円(税込)でした。
今回のお客様は三年ほど使用されていた端末でしたが、一般的にバッテリーの寿命は二年ほどであると言われています。より詳しくは「350~500サイクルの充電」と公表されていることが多いです。0%から100%まで充電すると1サイクル充電した、といいます。これは一回の充電というわけではなく、80%から100%までの充電を五回繰り返した場合も1サイクルの充電です。つまり「合計でどれだけ充電したか」ということですね。
一日でバッテリーを使い切るようなヘビーユーザーならおよそ一年、半分くらいまでしか使わない方なら二年くらいでバッテリーの劣化が目立つようになりはじめる計算です。
バッテリーの劣化は、スマートフォンを使用している以上どうやっても避けようがなく、いずれかならず交換すべきタイミングが訪れます。しかし、それを遠ざける方法はいくつかあります。
「継ぎ足し充電はバッテリーを劣化させる」という話を聞いたことがありませんか?
これは「メモリー効果」といって、完全に放電させないまま充電をするとバッテリーの容量や出力が弱くなる、という現象で、実際ニッケル・カドミウム蓄電池(ニカド電池)やニッケル・水素蓄電池ではそのような現象が起こります。
しかし、現在スマートフォンに使われているリチウムイオンバッテリーではメモリー効果は発生しません。メーカーも公式に「好きなタイミングで充電してかまわない」と公表しています。
ですので、この「継ぎ足し充電」を気にされる方もいらっしゃいますが、実はこれはバッテリーの劣化には影響しないのです。
それよりももっと気にしなければいけないものがあります。
それは熱です。
リチウムイオンバッテリーは熱に非常に弱く、高温にさらされることで通常以上のスピードで劣化が進行します。これを防ぐために「ながら充電」や「高温になる場所での使用を控える」ことが重要になってきます。
スマートフォンの高性能化に伴って、起動時の排熱量も大きくなっている昨今、充電しながらCPUに負荷をかけることはバッテリーの劣化を早めることに繋がります。
また、これからの季節、屋外でただ使用しているだけ、最悪の場合黒いズボンのポケットに入れているだけでスマートフォンが非常な高温にさらされることが予想されます。
長く使いたい場合はもちろん、「どうせ二年で買い替えるし……」とバッテリーに負荷をかける使い方をしていると一年で急激に劣化することもあり得ます(実際私は、上記のながら充電や高温下での使用を続けた結果一年でバッテリーがだめになりました……)
常に身に着けているスマートフォンだからこそ、どう取り扱えばいいのか把握して、大切に使いたいですね。
もしバッテリーが劣化した場合はあいプロ長野店で即日交換お渡しが可能です。不安を感じることがありましたらお気軽にご相談ください。お客様のご来店を心よりお待ちしております。
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※特に記載のない場合、修理金額は税込でございます。
※データに関してはお預かり前に全てを確認・把握することは不可能なため、データの保証については行なっておりません。ご心配な方は事前にバックアップをお願いいたします。
※ご好評のため各部品には限りがございます。事前にご確認頂けますと幸いです。