iPhone修理に必要な工具はありますが最小限に抑えようとするとできる修理は限られてきます。
機種によっても使うドライバーの種類が違うので工具ばかり増えてしまうんです。
そこでiPhone修理に必要な工具を一式見ていきましょう。
基本的にはこの3本を使います。
ほんと先が小さいのでわからないと思います。
左から、
+ドライバー
Y字ドライバー
星ネジドライバー
この3つを基本使用します。
ドライバーの先ですがサイズが結構あります。
私が使っているプラスドライバーで1.2mmのものを使用しています。
先が合っていないとネジ穴がなめるので本当はそれにあったサイズがよいです。
しかしそうなると数が必要になるのでこれくらいのサイズで十分使っていけます。
ドライバーの使い方を知らないといくら合ったものを使用していても舐めてしまうので使う時はドライバーの使い方も一緒に勉強しておきましょう。
Y字ドライバーはちょっと表記が無いのでサイズがわかりません。
注意していただきたいのはYネジはプラスネジよりも舐めやすい点です。
すぐに空回りしてしまいますので取り外す際はゆっくり回しましょう。
またY字ドライバーの先自体もかけてしまいやすいように私は思います。
買ってすぐに掛けてしまうことが何度もあり結局今まで使用していたものを使っています。(このY字ドライバーも舐めやすいので注意して使っています)
YネジはiPhone7以降の機種に使用されていますのでiPhone6sまでの修理には必要ないので購入の際は注意しましょう!
後は星ネジドライバーです。
トルクスドライバーと違い五芒星(ごぼうせい)の形をしています。
トルクスドライバーは六芒星の形なんですよ。
iPhoneはどの機種もまずお尻の星ネジを外す必要があるのでiPhone修理には不可欠です。(プラス、Y字も必要ですが)
後はヘラ類があります。
ステンレス製のしなりのある薄いヘラと、プラスチック製のヘラです。
iPhoneの液晶パネルを剥がす際に使ったり、粘着が強い箇所で剥がす際に使っています。
プラスチックの方はスパッジャーと呼ばれるもので、電気を通さない性質を持っています。
iPhoneのコネクター部分を外す時や、バッテリーを外すときに使います。
ステンレスと違い比較的柔らかいので基板等を傷めにくいのでその時その時で使い分けます。
隙間を開けるような作業(iPhoneではあまり無いですが)で使用します。
ピックとトランプ。
どちらもプラスチック製のもので通電しませんからショートしにくいんです。
iPadのタッチパネルを剥がすときには私はよく使用しますね。
Android系の修理にも。
基板を外す修理をするときにはこのドライバーが必要です
先はプラスドライバーのような十字なんですが少し様子が違います。
このドライバーはネジの上にネジが止められるネジを外すドライバーなんです。
基板をはずさ無いのであれば使うことはないでしょう。
後iPhone6sにだけ使用されている六角のナットがあります。
何故かiPhone6sだけなんですが基板を外すときには必要です。
最悪小さなペンチで慎重に回せば取れますが基板を傷付けないようにしないといけませんのでやはりほしいドライバーです。
iPhoneの修理に使用する道具はざっとこれくらいでしょう。
後は機種によって交換方法、分解方法が違うので予習をしっかりして交換修理をしてみるといいでしょう。
よく持ち込まれるのが、iPhone7のバッテリー交換修理を自分でしてみたけれどホームボタンが使えない、画面がつかない、タッチが効かない!と持ち込まれます。
iPhone7からは開け方が横開きになります。
iPhone6sまでは縦開きでみなさんそのイメージで開けてしまう方が結構いるようですね。
横開きなので横へ開けないとケーブルに負荷化がかかって断線してしまうことが有るようです。
予習して知らないと逆に修理費用が高くついてしまうことはよくある話です。
ご自身で修理をしよう!と思い立ったらぜひチャレンジしてみましょう。
修理が完了したけど動かない、使えない!そんな時はあいプロ滋賀湖南店へお持ち込みください。
交換修理ができる箇所であれば交換修理いたします。
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