iPhoneのパスコードが分からなくなった!
突然起こると大変困りますよね。

「iPhoneは使用できません」と表示されてiPhoneが開けない!

1,パスコードロックとは?!

プライバシー保護のため、iPhoneの使用をパスワードで守っている状態で、規定回数を超えて間違えたりした場合に起こります。

このようなロックがかかった症状を「パスコードロック」と言います。

2,「iPhoneは使用できません」と表示されてしまうと?!

パスコードが分からなくなってしまった時や、「iPhoneは使用できません iTunesに接続」と表示されロックがかかってしまった場合は初期化しないと(データを消さないと)使えるようになりません!

Appleに持っていこうが、契約されている電話会社に持っていこうが、修理店に持っていこうがロックを解除することは出来ません。

それはなぜか?

プライバシーの問題があるからです。

考えてみてください。

あなたは自分のiPhoneをどこかになくしてしまいました。それを誰かが拾って、パソコンにつないでロックを解除して中身を見てしまう・・・そんなセキュリティーでいいのでしょうか?

プライバシーの為のパスコードです。
もしロックがかかってしまった場合は残念ですが初期化しないと使えるようになりません。

逆をいえば初期化してしまえば使えるようにはなります。

3,実際にあった事例

  • 子どもに渡していたら知らない間にパスコードを変更していた
  • 酔っぱらっている時にパスコードを変更していて酔いがさめたら分からなくなった
  • 液晶が壊れているのに操作をしていたらパスコードが変わってしまっていた
  • 他のパスコードと勘違いしていた

上記の中でも、まだまだ実際にご依頼を頂いた事例はありますが、中でも一番よくあるのは自分の知らない間に起きてしまっていることが多いようです。

では、今回はその予防策と、初期化してしまってもいいように対策をご紹介しましょう。

4,予防策:iPhoneの設定を変更

iPhoneの最初の画面で4桁または6桁の数字(カスタムしている方は6桁、または英数字などを含むもの)を入力されていると思いますが、10回以上連続で入力ミスをするとデフォルトではiPhoneにロックがかかってしまいます。時間をおいたり、日にちをはさんでもダメです。

※使用不可になる時間

  • 6回失敗 1分使用不可
  • 7回失敗 5分使用不可
  • 8回失敗 15分間使用不可
  • 9回失敗 60分間使用不可
  • 10回失敗 60分間使用不可

11回失敗してロックがかかってしまうと、初期化しないと使えません。
特にバックアップをとっていない方、データが大事!という方には一大事です。

ロックがかかると困るという方は設定を変更しておきましょう。

※設定→touchIDとパスコード→下の方にある入力ミス10回で自動初期化機能をオフにする。

5,対策:データが消えてもいいようにバックアップをとっておく

iPhoneはiCloudやiTunesにバックアップがとれることが強みです。
分かりやすく区別すると以下のような解釈になります。

iCloud→インターネット上にデータを保管
iTunes→パソコンにデータを保管

といった感じでしょうか。
ただし、iCloudはWi-Fiといったネット回線が必要だったり、iTunesはパソコンが必要です。

それもよく分からない!

Wi-Fiって何?

パソコンが家にない!

という方は契約されている電話会社がそれぞれデータを預けれるアプリを出していますのでそちらをインストールして活用しましょう。

※それぞれアカウントやパスワードの設定がありますので忘れないようにメモのご用意を推奨します。

6,初期化方法

もし、「iPhoneは使用できません iTunesに接続」と表示されてしまったら、iPhoneを初期化するしかありません。