皆さんこんにちは!
愛知県名古屋市の大曽根駅(ミュープラット大曽根)1階
ダイソーさんの目の前にあります(^^)
iPhone/ipad/Nintendo Switch(ゲーム機など)/Android/タブレットなど
スマートフォン/ゲーム機を修理できるお店
名城線や中央本線、瀬戸線をご利用の方、大曽根駅周辺、東区、北区、守山区、千種区、天白区、春日井市方面にお住まいの方
あいプロ名古屋大曽根駅前店なら、データはそのまま即日修理可能です!
液晶修理の保証は5年、バッテリーは3ヶ月保証!
地域最安価格で年中無休営業、10時〜21時まで営業しております。
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営業時間 10:00~21:00
本日の修理紹介♪Xperia X performance
みなさんこんにちは!!!あいプロ名古屋大曽根駅前店のスタッフでございます!!!
本日は名古屋市よりお越しのお客様からお預かりした、Xperia X performanceの修理をご紹介します。
Xperia X performanceは2016年発売、SONY製のandroidスマートフォンXperiaシリーズの一つです。
androidはキャリアによって製造番号が変わります。
F8131、F8132、SO-04H、SOV33、502SO
と記載されているものはすべて今回紹介する機種と同じ機種です。
Xperiaシリーズで当時初の金属素材を使用していることが特徴ですね。
~Xperiaの状態~
ではそんなXperia X performanceの状態を見ていきます。
下の画像をご覧いたただくとわかるとおり、フロントパネルが破損してしまっていますね。
ちなみにバックパネルには機種名が記載されています。
前述したとおり、バックパネルは金属製の物を採用されています。
ガラス製ではないので傷が付きにくく人気があります。
フロントパネルの傷は深く、パネルが欠けてしまっていることで中を覗けるような状態です。
液晶を覆うようにヒビが入っていますが、タッチ操作してみると反応しない場所はないようです。
しかしこのような状態だと、ほんの少しの水でも故障してしまったり、埃が溜まりやすかったりするため、内部がショートしてしまう危険性が高まります。
使用しているうちにヒビが広がっていくケースも多く、破片が散ってお子様やペットなどがケガをする危険性もあり、放置を推奨できるような状態ではありませんね。
右側に見えるのが今回使用する新しいパネルです。
それではさっそく修理を開始しましょう。
~Xperiaを開く~
まずはどんな端末の修理でも共通していますが、電源を切っておきます。
タッチ機能が動作していない場合など、電源を切ることができないシチュエーションもありますが、そうでない場合は極力消しましょう。
まずはヒートガンを使用し、バックパネルと本体の粘着を弱めていきます。
iPadと開ける工程はそっくりですが、iPadほど粘着されている面積が広くないので、iPadほど熱くしなくても大丈夫です。
『ちょっとあつい風呂』ぐらいで大丈夫です!!!
ちなみにヒートガンが無い場合はドライヤーでも代用できます。風呂って言って思い出しました。
次に金属製の薄いヘラを使用し、バックパネルと本体の間に小さな隙間を作ります。
ヘラを差し込む場所にケーブルなどが通っていると断線するなどして破損させてしまうこともあります。
向かって下側から開けていくと安全ですね。
ヘラを使って作った隙間に対してトランプを差し込みます。
このトランプの先端でパネルと本体の間の粘着を切っていきます。
差し込みすぎるとよくないので、どこに両面テープが貼ってあるのかを見極めながら作業をしていきましょう。
ちなみにヘラで粘着をきっていくことも可能ですが、誤って基板などにふれてしまうと、最悪の場合取り返しのつかないような故障を引き起こすこともあります。
なので当店では通電させてしまう心配のないトランプを使って作業をしています。
パネルの周りの粘着をぐるっと一周して切ることができたら、パネルを下から持ち上げることでパネルの取り外しができます。
これにて開封作業は完了ですね。
~パーツの分解~
ここからが本格的な分解作業の開始です。
バックパネルを開けると黒いプラスチックのカバーがあるので、これを留めている5本のネジをすべて外しましょう。
ネジをすべて外すとプラスチックカバーを取り外すことができます。
プラスチックカバーを取り外すと、基板にいくつかのケーブルコネクタが付いています。
まず最初に電流を遮断するためにバッテリーのコネクタを外しましょう。
どのコネクタがバッテリのコネクタか分からない場合はバッテリーから辿っていくと分かりやすいです。
バッテリーのコネクタを外したら、アウトカメラ、インカメラ、フロントパネルのコネクタをすべて基板から外します。
コネクタをすべて外すことができたら、基板と本体フレームを固定しているネジを外し、基板と本体フレームの隙間にヘラを差し込み、少し浮かせましょう。
少しずつ動かしていくと基板を浮かせることができます。
基板の下にアンテナケーブルが本体に繋がっています。
これも断線させないようにして外しましょう。
その後基板を少しずつ動かすと、本体フレームから基板を取り外すことができます。
基板を取り外すことができたらバッテリーも外しておきましょう。
これにて内部パーツの分解は一旦完了です。
~パネル分解~
基板やバッテリーといった主だったパーツをすべて取り外したら、いよいよメインのパネルの取り外しにかかります。
作業工程が多いですが頑張ってください。
液晶パネルの外し方もバックパネルと同じに近いやり方です。
まずはヒートガンを使用し、フロントパネルと本体フレームの間の両面テープの粘着力を弱めます。
ヒートガンが無ければドライヤーでも代用が可能です。
次に金属のヘラをつかい、ケーブルが通っていない箇所にヘラを差し込みます。
ここに再びトランプを使って粘着を切る作業をしていきます。
バックパネルよりもフロントパネル側の方が粘着が強いので、トランプでの作業が滞ったらヒートガンで熱し、パネルが開くまで作業を繰り返していきます。
またトランプをぐるっと一周させることができると、フロントパネルをぱかっと開けることができます。
フロントパネル下側にケーブルが点いているので、パネル上部から上に持ち上げると本体からフロントパネルを取り外すことができます。
これでフロントパネルの分解は完了です。
~パネル取り付け、組み立て~
では新しいフロントパネルの取り付けを始めます。
その前にフロントパネルが正常に動作するか確認してから作業を始めましょう。
パネルを取り外した時についていた粘着テープがあった箇所にB7000という専用の接着剤を塗り、新しいフロントパネルを取り付けます。
次にバッテリーを取り付けます。
最初から取り付けてしまうと基板とコネクタの位置にずれが生じる可能性があるため、先に位置関係に問題が無いことを確認してから本体に固定しましょう。
固定したら基板に外したコネクタを元通りにはめ込んでいきます。
この時ネジはまだ締めないようにしましょう。
すべてのパーツを組み込み、元通りに組み立てることができたら動作チェックです。
Xperiaを起動させ、正常に動作するかを見ていきます。
タッチ機能や映像出力機能などに問題は見られませんでした。
取り付ける前に動作確認は行っているので、この段階で不具合が起こることはほぼほぼないですが念のためチェックは欠かせません。
つなげたコネクタの差し込みが甘かったりするとここの確認で分かります。
動作確認で問題なければ、再度電源を落として組み立てに入ります。
バッテリーを取り外した時についていた、元のバッテリーシールは一回取り外してしまうとそのまま使うことはできないので、新しいバッテリーシールを使用して固定しましょう。
基板の上についていたプラスチックカバーも取り付けます。
バックパネルも、そのまま取り付けても、元の粘着力は元に戻らないので再度別の物で固定させる必要があります。
フロントパネルの固定に使用したB7000をテープが点いていた箇所に塗ってバックパネルがずれないように固定します。
このまま放置してもバックパネルが徐々に浮いてきてしまうため、クリップなどを使用して圧着しましょう。
この圧着には最低30分は時間が必要です。
長ければ長いほどいいので時間が許す限り圧着に時間をかけます。
十分な時間圧着することができたらクリップを外して修理完了です。
お疲れさまでした!
最後に
いかがだったでしょうか。今回はXperia X performanceの画面交換修理の紹介をさせていただきました。
今名古屋に修理店は数多くありますが、android端末の修理も可能な修理店は限られています。
あいプロではiPhoneはもちろんのこと、androidやタブレット、ゲーム機など様々な修理に対応しております。
故障個所においても、画面修理やバッテリー交換をはじめとした、その他様々な修理が可能です。
他店で断られた場合でも当店ならお受けできる可能性もあります。
お困りの際はお気軽にお問い合わせくださいませ。
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