iPhone11Pro 画面交換修理♪
みなさまこんにちは!
あいプロベイシア名古屋みなと店の店長でございます!
本日は、iPhone11Proの画面交換修理についてご紹介していきたいと思います!!
本日ご来店いただきましたのは、名古屋市東区からお越しのお越しのお客様で、
ご相談内容としては、
「落として画面を割ってしまった・・・
その後数日は、画面割れだけでその他は何の不具合もなく使用できていたが、
先日急に、画面が真っ暗になってしまった・・」
とのことでした。
画面割れを放置すると、後々このように液晶が真っ暗になってしまったり、タッチが効かなくなったり、
といった症状が出てきてしまいます。
最悪、割れたガラスの破片が端末内部にまで侵入してしまい、バッテリーや基板、内部パーツを損傷させてしまい、
追加の修理料金が掛かってきてしまいますので、割れた時点で早急に修理店へと持ち込みましょう(‘◇’)ゞ
また、お客様曰く、applecare+に加入していたので、保証修理を行ってもらうべく、
最初はApplestoreに出向いたそうなんですが、修理するにあたって初期化がされてしまうことを知らなかった、とのこと。
お客様は生憎、バックアップを取っておらず、取ろうにも画面が真っ暗で操作ができないので
バックアップすることができなかったそうです。
端末には大切なデータがたくさん入っているとのことで、保証修理はあきらめて、
当店へお越しくださいましたm(__)m
お任せください!!
当店では、修理の際に端末の初期化は行っておりません!!
大切なデータを削除することなく修理することができます!!
それではさっそく修理の方、始めて参りましょう!!
1:修理前の動作チェック
修理前に必ず端末の動作チェックを行います!
修理前から故障していたのか、修理後、修理の過程で故障させてしまったのか、などの
トラブルを防止するためにも必ず行います。
今回チェックするにあたって一番気になったのが、
faceID、近接センサー、環境光センサー,イヤースピーカーです。
faceIDは、言わずもがな顔認証のことです。
近接センサーは、通話時に端末を顔に近づけると画面が暗転し頬での誤タッチを防ぐためのセンサーです。
環境光センサーは、外の明るさを感知して、画面輝度の自動調節をしてくれるセンサーです。
イヤースピーカーは読んで字のごとく、スピーカーです。通話時に相手の声が聞こえます。
まずは、下の画像をご覧ください。
先ほど述べた、faceID、近接センサー、環境光センサー,イヤースピーカーが一体化されたイヤースピーカーケーブルが、
端末上部に取り付けられているのですが、そこの割れがとくにひどくなっております。
これは、そこに強いダメージが加わっている、という画面からのダイイングメッセージなのです。
このダメージは画面のみならず、内部のイヤースピーカーケーブルにもダメージが加わっております。
画面の割れから見てもかなり強い衝撃が加わっている様子ですので、動作チェックを必ず行いましょう!!
ただ、今回は画面が映らない状況で、動作チェックが行えません。
動作チェックが行えないと、もし仮に修理後に不具合が見受けられても保証ができないことを
お客様に事前にお伝えしてから修理に取り掛かります。
2:画面を開く
まずは画面を開いていきます。
ライトニングコネクタ差し込み口の両隣にあります星形のネジ2つを取り外しましょう!
そして、ヘラを画面とフレームの間に入れ込み少しだけ浮かせます。
浮かせて出来た隙間に、指の爪を入れ込んで、そのまま縁をスライドさせていきます。
すると画面とフレームとを剥離することができますので、剥離出来たら画面を右に開いていきましょう!!
すると中身がこんな感じになっております!
どでかいL字型のバッテリーが鎮座していますね。
これだけ高性能のスマホでも、処理能力を司る基板(脳みそ)の部分はごくごく僅かなんですよね・・
技術の進歩は凄いですよね!!( ̄ー ̄)ニヤリ
3:画面を取り外す
そしたらまず、バッテリー → 画面側から接続されているコネクタ3つ の順で外していきます。
というのも、まず電力を供給している大元のバッテリーコネクタを外して、電力を断っておかないと、
そのままコネクタの接続等行うことで、通電事故につながるリスクになるからです。
画面側から接続されているコネクタ3つを外すことができたら、画面とフレームとを分離することができます!
4:取り付ける画面の動作チェック
次に、新しく交換する画面の動作チェックを行ってまいります。
このタイミングで確認しておかないと、完全に組み立て終わって、いざ起動!
って時に、液晶不良やタッチ不良が見受けられた場合、また分解しなおさなければなりません。
すると、修理時間も伸びてしまってお客様にご迷惑をおかけしてしまうことになりかねませんので、
必ずチェックしましょう!!
問題が無ければ、一度取り外しておきます。
5:イヤースピーカーケーブルの取り外し&取り付け
次に、元の画面に設置されているイヤースピーカーケーブルを取り外してまいります。
前述したとおり、イヤースピーカーケーブル付近の画面割れがひどかったため、
イヤースピーカーケーブルも損傷していて使えなくなっていると踏んでおりましたが、
見た目こそ、バキバキに割れているように見えますが、これは画面のガラスの破片がくっ付いているだけです。
すべて取り除けば、綺麗な状態になっておりました!
ただあくまでも目視による確認ですので、落下時の衝撃で故障している場合もございます。
そしたら取り外したイヤースピーカーケーブルを新品画面へ移植していきます。
6:防水シール設置&イヤースピーカーケーブルの動作確認
続いて、本体フレームに防水シールを張り付けていきます。
手順2の画面を開く作業にて、どうしてもこの防水シールが伸びてしまって、効力を失ってしまいます。
このままですと、水への耐性が0になってしまいますので、
お客様がご希望されたら、別途700円で取り付けいたします。
そして、画面とバッテリーのコネクタを接続させ、起動させます。
貼り付けた防水シールと画面補縁が触れないように注意しながら、
イヤースピーカーケーブルの動作チェックを行っていきます。
まずは起動させて、faceIDのチェック。再起動時はパスコードの入力が必要なので
画面にてパスコードの入力を求められたら、OKです!!
次にイヤースピーカーと近接センサーですが、修理前の受付の段階で修理端末の電話番号をお伺いしているので、
それを使用して電話をかけ、動作チェックをします。
環境光センサーに関しては、設定で画面輝度の自動調節をオンにしていれば、
明るいところと暗いところに端末を持って行って画面の明るさが変わればOKですが、
設定をOFFにしていると、確認が取れません。
事前に画面ロックのパスコードをお伺いできれば、修理中に確認することができますが、
情報が入っている端末になりますので強制ではございません!
ご要望があれば、修理後のお渡しの時にお客様と一緒にチェックをします!
いずれも動作に問題が無ければ、コネクタの保護プレートを取り付け画面を閉じ、星形ネジ2つを締めたら、
修理完了となります!!
修理内容 : iPhone11Pro 画面交換修理
修理時間 : 40分
修理料金 : 14,000円~(税込)
最後に
あいプロでは、画面修理だけではなく、バッテリー交換や充電不良、水没復旧など、様々な故障にご対応しております。
また、iPhoneの他にも、ipad、androidやゲーム機など様々な機種が修理可能ですので、修理のご依頼やご質問等ございましたら、
いつでも気軽にお問い合わせくださいませ👍