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滋賀県湖南市岩根4580
イオンタウン湖南 auショップ 外側左隣
こんにちは!
あいプロ滋賀湖南店の鵜飼です。
今回は「水没」に関する情報をお届けします。
そもそも水没なんてするのかと思う方もいらっしゃるかもしれません。
近年のiPhoneシリーズは防水性が話題のひとつにもなっています。
テレビのコマーシャルを見ていると完全に水に浸かった状態でも大丈夫そうな映像が流れていたりします。
修理の際に端末を開けるのですが、画面と本体の隙間は粘着力のあるゴムでしっかり閉じられています。
これだけしっかりガードされていたらそう簡単には水は入らないだろうなという印象も受けます。
しかしながらだからといってずっとその状態が維持されるわけではないのです。
基本的にどんなモノも必ず「劣化」します。
そこを少し解説していきたいと思います。
では具体的にどう「劣化」してしまうのか。
さきほどお話ししたゴムが該当します。
ゴム素材が劣化することによって隙間ができやすくなります。
これは粘着力の低下やゴム素材が縮むことで起こります。
またゴム素材は熱が加わると柔らかくなります。
お風呂やシャワーで使用すると熱によって隙間がより一層できやすくなります。
新品の頃は大丈夫だったからと言ってそのまま使い続けているとある日突然壊れてしまうなんてことが起こります。
水場で使用する場合はしっかりと対策をした上で使用することを強くオススメします。
あるいは一部の方のみですが画面割れやヒビが入った状態でも水没の危険度は上がります。
穴が開いた状態や大きくひび割れた状態だと隙間から水が浸入してしまいます。
少しの隙間だったとしても画面の液晶に侵入して画面表示がおかしくなる場合もあります。
さらにはポケットやカバンに入れた状態でも大雨に打たれて気が付いたらがっつり濡れていたなんてことも。
それだけ水は簡単に侵入してしまうものであると認識しておきましょう。
その他水没の例としてトイレがあります。
案外多いのがズボンの裏ポケットに入れた状態でズボンを下ろしたら便器の中に入ってしまったという事例です。
ズボンを下ろすとポケットが緩んでしまい滑るようにスマホは落ちてしまいます。
家の中や出先で油断していると思わぬトラブルになりますのでご注意ください。
では実際に水没してしまった場合はどうすればよいのか。
まずはすぐに電源を落とすことです。
中に侵入した水分によって基盤がショートしてしまうのを防ぐためです。
その後は何もしないことが一番大事です。
中の水を抜こうとして振ったりするとかえって水分が奥まで侵入することになります。
また乾かすためにドライヤーなどを使って温めてしまうと熱によって各種パーツが損傷する危険があります。
なので電源を落とした後は一日以上そのまま放置して少しでも水分が乾いてくれるようにそっとしておきましょう。
その後復旧すればよいですがそうでなければ修理が必要となります。
「あいプロ滋賀湖南店」では水没の対応も行っております。
端末を分解し基盤などの部品の水分をしっかり拭き取る作業となります。
それでも回復しない場合は基盤修理の専門業者に依頼して修理を行います。
電話でも受け付けておりますのでお気軽にご相談くださいませ。