iPad Air2(A1566,A1567) バッテリー交換
みなさまこんにちは!
あいプロベイシア名古屋みなと店の店長でございます。
本日は、名古屋市からお越しいただきましたお客様のiPad Air2を修理させていただきました!
iPad Air2というと、2014年に発売されたiPad Air(1)の後継機に当たるモデルです。
Airよりも薄型になり軽量化がされたiPadです。一番の違いとしては、TouchID(指紋認証)に対応したことでしょうか( ̄ー ̄)ニヤリ
ちなみに同時期に発売されたiPad mini3にもTouchID(指紋認証)が搭載されております。
iPadの無印にはiPad5から指紋認証が搭載されるようになりましたが、この機種の発売日は2017年です。
ということはつまり、Air2とmini3はiPad初の指紋認証対応タiPadということになりますね!
それ以外にもいろいろなところhがグレードアップされているのですが、修理屋の観点から申し上げると最大にして唯一変わっているところが有ります。
それは、画面の構造です。
iPad無印シリーズやiPad Air(1)、iPad mini3以前のモデルに関しては、フロントガラス(タッチパネル)と液晶とが別々になっており、
ガラスが割れたらタッチパネルだけ、液晶が損傷したら液晶のみの交換ができるのでその分お安く修理することができましたが、
iPad Air2に関しては、タッチパネルと液晶とが一体化されており、ガラス割れで液晶に問題が無くとも別々の交換ができず、二つ同時に交換となってしまうのです。
※その分画面の修理料金は割高料金となります。ただし、あいプロでは修理料金は限界ギリギリに設定することで、お客様が負担する修理料金が少しでも減るよう努力をしておりますので、多店舗様よりも比較的リーズナブルに修理することができますのでご安心を(‘◇’)ゞ
さて、そんなiPad Air2でございますが、お客様からのご相談内容としまして、「2時間の映画を1本見るだけで、バッテリーのパーセンテージが半分以上減ってしまう・・・」とのことでございました。
iPad Air2のバッテリー容量は、7340mAhとなっておりますが、実はこれ、
初代のiPad Airよりもバッテリーの容量が減っているんです!!(@_@。※iPad Airのバッテリー容量は8756mAh。
といってもAir2の方がより省電力性能の高いチップを搭載することによってAirと同等の電池持ちを発揮しています!!
そんなiPadAir2でもさすがに発売当初の2014年から今日まで約6年間使用しているとなるとバッテリーの劣化し一日持たなくなってくるのも納得がいきます。
スマホやタブレットのバッテリーの寿命は使用用途にもよりますが、大体2年~3年と言われております。
そこへ6年ですからね!よく頑張ったほうだと思います!(^^)/
いずれにせよこのままでま満足に映画を見ることもできずストレスがたまる一方ですので、バッテリーを交換してまいりましょう!
▼手順①画面を取り外す
まずは分解をするために画面を本体フレームから剥がして開いていきます。
画面は本体フレームと強力に接着されているので、ヒートガンで接着を弱めつつ、トランプで接着部分を断ち切っていきます。
※画面上部には画面のケーブルが存在しているのでトランプをあまり奥まで差し込みすぎるとケーブルの断線に繋がりますので注意します。
全ての辺の接着を断ち切ることができましたら、画面を上側へと開いていきます。
あとは、画面側から本体基板へと接続されているケーブルを外せば画面と本体とを分離させることができます。
予期しない通電事故(ショート)防止の為に、バッテリーの通電を完全に断っておきます。
iPad Air2のバッテリーのコネクタはiPhoneの凹凸の嵌合によりコネクタが接続状態になる方法とは違い、ネジを締めることにより
接点と接点が重なり合い通電する仕組みとなっておりますので税を取り外しておきましょう。
▼手順② バッテリーを取り外す
続いてバッテリーを取り外してまいります。
バッテリーの裏には強力な接着シールが張り付けられており、バッテリーと本体とは超強力に接着されております。
なのでまずは背面からヒートガンで熱を加えある程度接着を弱めます。
そしてヘラでバッテリーを少しずつ持ち上げていき、持ち上がったその隙間に無水エタノールを付着させたヘラを入れ込んで接着を溶解させていきます。
※バッテリーは大きいですが焦らず少しずつ接着を剥がしていきます。
無理に剥がそうとしてバッテリーを強引に持ち上げるとバッテリーに穴が開き、発煙や発火、最悪の場合は爆発・・、なんてこともあり得ます。
全ての接着を剥がし終えたら、バッテリーを外すことができます!
▼手順③ 動作チェック&組み立て
そしたら新たに取り付けるバッテリー仮付けして一度起動させ、取り付けたバッテリーの動作チェックを行います。
ちゃんと起動できること、充電が反応すること、充電が溜まることを確認できたら再度分解して、バッテリーの裏に専用の接着シールを張り付けて
本体フレームへと固定させます。
最後画面を閉じる前に、専用の接着剤を本体フレームの四隅に塗布して画面を閉じクリップで30分程度圧着させたら修理完了です!
修理時間は圧着時間含めて2時間~2時間30分いただいております。
時間きっかりでなくともお預かりでの修理も対応可能ですのでご安心を!!
最後に
あいプロでは、画面修理やバッテリー交換だけではなく、水没復旧や充電不良など、様々な故障にご対応しております。
また、iPadの他にも、iPhone、Androidやゲーム機など様々な機種が修理可能ですので、修理のご依頼やご質問等ございましたら、
いつでも気軽にお問い合わせくださいませ👍