デジプロ×あいプロでは、仙台で最高級品質のアイフォン修理が出来ます。 データを消さずに!画面割れ修理・バッテリー交換修理・その他修理が可能です。 仙台でアイフォンの修理をするなら「デジプロ×あいプロ」にお任せ下さい。
デジプロ×あいプロ ララガーデン長町店
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仙台の皆様こんにちは!
新年度も始まり、桜も顔を出してきました。仙台は例年より早いです。
新しい生活様式になってから早くも1年、お花見…はまだ我慢した方がよさそうですね。
先日ニュースで「ドライブスルー花見」という、桜並木をドライブしながら桜を撮影(もちろん同乗者の方が)という記事を見ました。
私もペットの写真を撮ったり、出先で何か見つけたら写真を撮ったり、写真好きなんです。
加えて厚生労働省の接触確認アプリ、iOS13.7からは接触通知機能も追加され常にBluetoothが常時ONといった状況。
つまりカメラアプリ使用+Bluetooth使用…単純に以前に比べてスマホ全般のバッテリーの消費は激しくなってきています。
これが長く使ったスマホなら…想像がつくと思います。
今回は私も使っている新シリーズ、iPhoneXシリーズのバッテリー交換についてご紹介します。
2017年11月発売のiPhoneX
これまでのiPhoneとは一線を画し、ホームボタンを撤廃。これにより指紋認証機能は失われ、生体認証は顔認証のFace IDが搭載になりました。
そしてiPhoneシリーズ初の有機ELディスプレイ搭載。これにより映像、画面の「美しさ」が格段に増しました。
さらにワイヤレス充電機能「qi」も搭載。iPhone発売10周年記念も重なり、新時代のiPhoneとして注目されたこの前衛的な機種が、iPhoneXです。
というのも2017年頃から携帯キャリアで4年分割が始まり、下取りを頼まないユーザーは必然的に長い期間使うことが前提とされています。
もちろん、途中で一括清算せず48回で払った場合です。つまり今年2021年に48回の支払いが終わる方が急増すると予想しています。
しかし総額11万越え、毎日使うとは言え4年で使わなくなってしまうのももったいない気がしますし、何より前述したとおりこれまでにない、
まったく新しいiPhoneです。
せっかくだからもっと使ってあげた方がスマホも喜びます!!
何度かブログで紹介していますが、iPhoneシリーズのバッテリーは 設定→バッテリー→バッテリーの状態 から状態を確認することができます。
最大容量が○○%と表記され、新品時が100%として今どれくらいなのか、を知ることができます。
この数値が85%くらいから交換時期です。1年半ほど使った私のiPhoneXRで95%です。
数値以外の不調も度々あります。私の周りでは充電残量が50%前後だったのに急に電源が落ち、充電しないと電源が入らず、充電して無理やり電源を入れると残量が2%しかない。そしてあっという間に充電が貯まる、という謎の状態に陥る方もいました。
その場合は修理以外ですと「放電」をしてバッテリーをリフレッシュし改善があるか、を試す程度になってしまい、改善がなければバッテリー交換をオススメします。
前置きが長くなりましたが、iPhoneXのバッテリー交換をしてみましょう。
※バッテリー交換は状態よっては発火など危険を伴います。ご自分で交換をされる際は自己責任でお願い致します。
iPhone定番のライトニングコネクタ(充電口)脇の星形ネジを外し、薄いヘラで本体と画面の隙間から通し、防水のシールを剥がしていきます。
あまり深く差しすぎないように。
横開きです。90度以上開いてしまうとコネクターを傷つけますので注意。
もう見えていますがL字型の一風変わったバッテリーです。
指しているところのカバーを外します、ここはY字のネジ穴です。
iPhoneシリーズはプラスとY字のネジが混在していますね。
この後の作業ですが絶対にインカメラには触れたりしないでください。
Face IDが効かなくなり、以後2度と使えなくなる可能性があります。
バッテリーのコネクタを電源供給を断ちます。指している位置です。その他にもコネクタが集中しているのが確認できます。
フロントパネルを外して作業すると楽です。
画像左のピンセットの位置に固定用テープがあります。強く固定されているので、強くつまんでちょっと引っ張り出す、ピンセットに巻き付ける、
を繰り返していきます。感覚的にはごく薄い両面テープの質感に近いです。
うまくテープが取れるとバッテリーが固定されなくなるので簡単に外れます。
外れました、純正バッテリーの容量は2716mAhでした。さらにバッテリーに隠れるようにqiのセンサーが見えますが、こちらも傷つけてしまうとワイヤレス充電ができなくなります、注意。
今回はうまくバッテリーのテープが剝がれたので問題ないですが、途中で切れてしまうとバッテリーと本体の隙間に薄いカード等を通し、固定テープを少しずつ剥がさなければなくなるのでなるべく丁寧にやりましょう。
ここを雑にしてしまいバッテリーを変形させ穴を開けたりたりしようものなら最悪発火します。
交換したバッテリーも固定する必要があります。
販売されているバッテリーキットに大抵は固定用のテープが付属していますが、付属していない場合は両面テープなどで代用しましょう。
この後元に戻していきますが、画面を外す際に防水のシールも貼り替えしないとホコリが入ったり水分が入ったりと、本体の不調にも繋がるのでしっかり貼りましょう。
大抵は交換用バッテリーに付属します。
こんなイメージ、黒い部分が防水シールです。青い剥離フィルムを剥がして貼り付けます。
当店で使用しているシールはかなり強力なので、しっかりと本体の隅に吸着させます。
貼り付けた防水シールにコネクタなどがくっついてしまわないように注意しつつ、画面を元に戻していきます。
閉じる前にここに注意。使っているiPhoneは実験機なのでケーブルにすでに癖がついていますが、右の画像のAppleマークのくぼみにケーブルを納めないと、画面を閉じた際に断線する恐れがあります。
なんだか隠された暗号みたいで凝ってますよね、こういうところ。
画面を閉じ星形ネジも締めたらバッテリー交換は終了です。
欠かさず動作の確認はしましょう。
・電源は入るか
・画面表示はおかしくないか
・顔認証は認識するか(使っている場合)
・隅々までタッチ、スワイプ操作に違和感はないか
・カメラは起動するか、撮影できるか
・サイドボタンはすべて効くか
・音は鳴るか、マナーモード時ちゃんと振動はするか
・通信に問題はないか(4Gは入るか、wi-fi、Bluetoothを拾うか、発着信できるか、通話中の画面で近接センサーの反応は正常か)
どこにも問題がなく、バッテリーの状態の最大容量が100%であることが確認できましたらお渡しです。
私は自宅の古いiPhone5sのバッテリー交換を練習がてらやってみましたが、電源を入れると画面がチラついてしまうことがありました。
もう一度分解し、ディスプレイのコネクタをしっかり戻したところ症状はなくなりましたので、恐らくはコネクタの接触が甘かったか、細かい異物が挟まっていたかと思います。
こういった分かりやすい症状ならまだしも、パッと見で分からないこともあるので精密機器は奥が深いです。
ともあれこれでバッテリー自体は交換完了です、これからも大事に使ってあげてください、お疲れさまでした!
※外したバッテリーは産業廃棄物です。一般の方は家庭ごみなどでの処分ができません。
このマークがバッテリーに付いています。
家庭ごみに出すと収集車にプレスされた瞬間発火します。大変なことですよね。
必ず各自治体の処分方法に従って的確に処分をお願いします。
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