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Android Xperia XZ データは残したまま バッテリー 修理

【Xperia 修理 名古屋】 Xperia XZ Premiumのバッテリー交換♪ 数少ないandroidスマホ修理対応店舗です! あいプロ名古屋店

投稿日:2021年5月23日 更新日:

 

Xperia XZ Premium バッテリー交換♪

みなさまこんにちは!

あいプロベイシア名古屋みなと店の店長でございます!

 

本日は、名古屋市からお越しいただきましたお客様の

Xperia XZ Premiumの修理を行いましたので、ご紹介していきたいと思います!

 

お客様からのご相談内容としては、

「スマホを触っていたら、急に電源が落ちてしまって、そこから起動しなくなってしまった・・」

とのことでした。

端末を落としたりしたことは無いそうなので、恐らくバッテリーの故障(経年劣化によるもの)だと推測されます。

 

ただ、それ以外にも原因は考えられて、画面のバックライトの故障で液晶が映っていないだけで、

電源は入っている可能性もございますし、

そもそも、基板自体が故障している場合もございます。

その場合は、バッテリーを交換しても症状は改善されませんので、まずは故障個所の特定をしなければなりません。

 

まずは、充電ケーブルを接続し起動します。

そして、端末に電話をかけ着信音やバイブの振動があったら、起動はしているので、画面の故障となります。

基板の故障に関しては、確認のしようがないので、画面でもバッテリーの故障でもなかった場合、

基板故障となります。

今回、充電ケーブルを差してみても何のアクションもなく、起動させてみて、電話もかけてみましたが、

これも反応がありませんでした(´;ω;`)

 

ということで、バッテリーの故障と判断し、バッテリー交換修理を行ってまいります。

 

 

1:バックパネルを取り外す

まずの端末を分解していくにあたって、バックパネルを取り外してまいります。

androidスマホには、画面化から取り外していくタイプと、バックパネルから取り外していくタイプの

2種類がございます。

Xperiaスマホには、画面から取り外していく端末が多いのですが、

このXperia XZ Premiumに関しては、バックパネルから取り外していくものとなります。

Xperia XZ Premiumのバックパネルは鏡面仕上げになっており、すごく美しい仕上がりとなっております。

指紋が目立ちやすいというデメリットこそありますが、それを以てしても、欲しくなる端末であることは間違いないです!

このバックパネルは、本体側のフレームの縁に張り付けられ接着テープによって、強力に接着されております。

ですので、このまま力任せに引っ張り剥がそうとしても、剥がれませんし、最悪、割ってしまう可能性もございます。

 

ので、まずは、この接着を弱めていきます。

接着剤や接着シールの接着は熱を加えることによって、接着の効力が弱まりますので、温めていきます。

温めるのに使用するのがこちら!!

当店のブログではお馴染みの、ヒートガンです!!

このヒートガンは、androidスマホを修理するうえで欠かせないものとなっております!

ヒートガンは、家庭用ドライヤーの強化版という位置づけの道具で、その熱量は、ドライヤーとは比べ物に

ならないほどの熱風が噴き出ます。

それほどの熱量ですので、当然温める端末にもそれ相応の負荷がかかります。

熱しすぎて熱がバックパネルを通り越して、内部パーツやそのさらに奥にあるディスプレイにまで

影響を及ぼしてしまう危険がございますので、熱するときは注意が必要です!!

 

熱し方のコツとしては2つ!

1つは、『1点集中で温めないこと!』

ヒートガンを固定して、1点を集中的に温めてしまうと、相当な熱量を持っているヒートガンですので、

すぐに高温にまで達してしまいます。すると、前述のとおり、熱が内部パーツにまで及び、故障してしまうので、

ヒートガンを振って、熱を分散させながら使用すると、高温にはならずに済みます!

 

2つ目は、『温めて、手で暖かさを確認 →温めて、手で暖かさを確認 を繰り返す』

1つ目のようにヒートガンを振りながら熱を分散させても、限度はあります。

長時間温めてしまうと、簡単に高温にまで達してしまうので、少し温めたら、手で触って確認、

を繰り返して熱をチェックします。

 

目安としては、手で一瞬触れてみて、触り続けていられる程度の熱さまでです。

感覚的なお話で申し訳ないのですが、一瞬触っただけでも、触れ続けていられないほどの熱さの場合、

内部にまで熱が及んでいる可能性が高いです。

今回はバックパネルを温めているため、そこまで神経質になる必要はございませんが、

画面から取り外すタイプのスマホは、当然ですが、画面側から熱を加えなければなりません。

その時は、細心の注意を払って熱を加えていきます。

熱で接着力を弱めてたら、次に、ヘラをバックパネルとフレームとの間に差し込みます。

 

そして少しだけバックパネルを持ち上げて、できた隙間にトランプを差し込んでいきます。

トランプは、接着を断ち切っていくのに最適な道具ですので、あいプロではトランプを使用しております!

もちろんヘラでも接着を断ち切っていくことは可能ですが、硬い分、内部のパーツを傷つけてしまう恐れがあるんですよね・・

その点、トランプであれば、しなやかで柔らかいのに、薄くて鋭いので、接着を断ち切るのにベストな道具なんですよね!!

このトランプをバックパネルを縁をスライドさせながら、接着を断ち切っていきます。

当然、バックパネルの下には内部パーツやそのケーブルが存在しているので、いくら柔らかいトランプでも

強く接触してしまえば、内部パーツやケーブルを損傷させてしまいます。

 

もしご自身で修理をなさる場合は、WEBやYouTubeなどで該当端末の分解/修理レポートを調べて、

内部構造を把握しておくことをおススメいたします!!

接着を断ち切っている最中で、熱が冷めて接着力が元に戻ってきたな、と感じた時は、再度ヒートガンで温めていきます。

 

全ての接着を断ち切ることができたら、バックパネルを取り外すことができます。

 

 

2:シールドプレートを取り外す

続いて、基板を保護している、プラスチック製のシールドプレートを取り外してまいります。

バッテリーの上、右上、右下に、合計で3つございますので、取り外します。

シールドプレートはネジで固定されているので、まずはネジを取り外しましょう!

あとはヘラで引っかけて取っていきます。

シールドプレートの下には基板が存在しているので、ヘラで傷つけてしまわないように注意します(‘◇’)ゞ

 

3:各コネクタを取り外す&基板の取り外し

続いて、基板に接続されているコネクタを取り外してまいります。

まず最初は、バッテリーのコネクタから!

バッテリーの右上から伸びているオレンジ色のケーブルがバッテリーケーブルです。

その先にあるコネクタを外しましょう!

一番最初にバッテリーのコネクタを外す理由は、バッテリーのコネクタが接続されている以上、

電力が供給され続けており、通電状態となっております。

その状態のまま、コネクタを外したり、接続したりすると負荷がかかり、最悪、通電事故(ショート)を

引き起こしてしまいます。

あとは順序は問いません。

基板に接続されているコネクタをすべて外していきます。

NFCアンテナパーツのコネクタや、ディスプレイのコネクタ、

アウトカメラやインカメラのコネクタ、電源ボタン/音量ボタンのケーブルコネクタも忘れずに外します。

次に、バッテリーのコネクタの下に隠されて設置してあるネジを1本、取り外します。

あとは、SIMトレイを取り外せば、基板を取り外す下準備は完了です。

基板はヘラを下に差し込んで、持ち上げるようにすれば簡単に取り外すことができます。

そしたら、バッテリーに接着して取り付けられている電源ボタン/音量ボタンケーブルを剥がしていきます。

剥がす際は、断線や損傷させないように、慎重に剥がしていきます。

 

 

4:バッテリーを取り外す

バッテリーは、両面テープによって接着されていますので、剥がす必要があります。

ただこの端末には親切にも、バッテリーの右側につまめる分だけのテープがはみ出ているので、

それを活用いたします。

ピンセットでその出代をつまんでくるくると巻き取りながら、引っ張り剥がしていきます。

そのテープを2本剥がすと、バッテリーを取り外すことができます( ̄ー ̄)ニヤリ

 

5:新たに取り付けるバッテリーの動作チェック

次に、新品バッテリーの動作チェックを行っていきます。

まず、バッテリーや基板やその他のパーツをすべて取り付け、仮組をしていきます。

そして起動!!(‘◇’)ゞ

しっかりと起動してくれましたね!!

チェック項目はバッテリーに関してですが、分解工程で様々なパーツを取り外しているので、

一通りの動作チェックは必ず行いましょう!!

今回はチェックを終えて問題等はございませんでしたので、このまま組み上げていきます。

 

6:組み立て

一度電源を落とし、バッテリーだけ取り外します。

バッテリーの裏に接着テープを設置して、再度取り付けます。

そしたら、各シールドプレートを取り付けます。

そして最後、バックパネルを取りる前に、フレーム側の四隅に、B7000という接着剤を塗布してから、

バックパネルを取り付けます。

取り付けたら、クリップでパネルを固定して30分~1時間程度、圧着していきます。

これにて、Xperia XZ Premiumの修理、完了となります!!

 

 

 

最後に

あいプロでは、バッテリー交換だけではなく、画面修理や充電不良、水没復旧や基板交換など、様々な故障にご対応しております。

また、androidの他にも、iPhone、ipad、ゲーム機など様々な機種が修理可能ですので、修理のご依頼やご質問等ございましたら、

いつでも気軽にお問い合わせくださいませ👍

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