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皆さまこんにちは!!

iPhone修理・スマホ修理スマホアクセのお店デジプロ×あいプロです!!

 

大型連休が終わり、気温上昇しながらやってきたのは「梅雨の気配」ですね。

ここ仙台も例年よりも早いと予想され、帰宅時間が最も肌で感じる時間帯になりました。

 

実はバッテリーを含むどんな精密機器にも「最適動作環境」というものがありまして、充電式のリチウムイオンバッテリーに関しては0℃~35℃が最適と言われています。

 

日本の気候に当てはめてみると北関東くらいがちょうどいいんでしょうか?

仙台や私の出身の秋田は冬は結構マイナスになる日もあったり、夏は35℃を超えることもしばしばあります。

 

極端に気温が低い0℃を下回る環境に置いていた場合、本体が最適環境を保とうとして稼働するのでバッテリーを使用します。

本体が冷え切っているとき、いつもよりタッチの反応が悪かったり、画面遷移の際の視覚効果に残像が出たりした経験はありませんか?

 

 

私が使っているサブ機のAQUOS R2は本体が熱を持ちすぎると自動で輝度を下げて自衛に入りますが、そのまま温度が下がらなかった場合はしばらくしてから緊急停止として強制的にシャットダウンします。

iPhoneでその経験はありませんが、本体自体が触って熱い場合は中身はそれ以上になっています。

 

その際起きやすいのは基盤にクラック(ヒビ)が入る、ケーブルのショートです。

最近の機種は聞いたことはありませんが、昔の機種ですとディスプレイに亀裂が入ってしまうこともあります(nexus5Xで経験あり)

 

いずれも本体及びバッテリーにかかる負担はかなりのものです。

 

バッテリーを交換したから上記の症状がなくなる訳ではありませんが、一度劣化したバッテリーが元通り回復することはありません。

思い当たる場合は早めにバッテリー交換することをオススメします!

 

 

◆iPhoneシリーズのバッテリーのコンディションの確認は…

設定→バッテリー→バッテリーの状態 の順に進めていけば確認できます。

 

ちなみにこちらが現在の私のXRのバッテリー状態です(18ヶ月使用)

 

 

 

見る箇所は「最大容量」の項目です。下部に注釈がありますが、新品時は100%で徐々に減っていくようになっています。

もう交換時期になっている場合は「バッテリーの状態」の項目に「サービス」という文言が追加されている場合もありますが、目安は85%以下になったら交換時期です。

 

そのまま放っておいて50%台になっている場合は、フル充電でなお且つさほど操作しなかった場合でもまず1日保ちません。

さらには充電器に差しても充電できなくなって電源が復旧しないケースも多々あります。

 

運が悪ければシステム破損で初期化が必要になることもあるため、早急に対応すべきです。

 

 

 

さて、おさらいも兼ねて今月依頼のあったバッテリー交換をいくつかご紹介します。全て違う機種です。

 

 

 

 

まずは最近見かけなくもなってきたiPhoneSE(第1世代)

 

発売日:2016年3月31日

iPhone SE (第1世代) 16GB SIMフリー の製品画像

 

4インチの小型ディスプレイ。

外観は5s、CPUは6s、通信速度は6と…様々なiPhoneの要素を詰め込んだ

まさにSE(Special Edition)で当時大人気を誇りました。

ストレージ容量も1年を経て追加になり、16GB、32GB、64GB、128GBと様々な世代にアプローチし、選択の幅もかなり広かったですね。

 

何といってもそのサイズ感から小さいお子様、荷物は手ぶら派の男性人気は未だにあり、こうして時折バッテリー交換依頼があります。

 

修理時の注意点は開ける際にtouch IDのセンサー及び細いケーブルがホームボタン付近に走っており、キズを付けるとtouch IDが使えなくなります。

このセンサーは金属の小さなカバーで保護されておりますが、カバーを外す際に一定の隙間しか開けないためそれなりの繊細な動きは必要です。

 

 

 

左画像の奥の方。ディスプレイのケーブルが密集しています。

90度開かないくらいケーブルが短い上にブラケットで保護されているので、ドライバーの角度も限られます。

正直なぜこんな設計にしたのか疑問に思うくらいです。

 

ちなみにバッテリー交換の際、必ず外さなくともいいようにはなっています。

 

バッテリー自体はコネクタを外し、固定テープを抜き取り、新しいバッテリーで動作確認ができたら組み上げてOKです。

ここは全機種共通項目ですね。

 

iPhoneSEのバッテリー交換費用は税込み3,900円です。

 

 

 

お次はiPhone6。元祖4.7インチ!これがなければ日本でここまでiPhoneは人気じゃなかったかもしれません。

 

発売日:2014年9月19日

iphone6plus

 

発売からそんなに経っているのか!?と思いたくなるぐらい昔の機種と言っても過言ではないかも…

 

こちらもSE同様ストレージ容量は16GB、32GB、64GB、128GBと用意されましたが、途中で32GBが廃版となりました。

iPodでもそんなことがあったような…この当時32GBというとかなり「丁度いい」はずなんですが。

 

 

 

先日お持ち込みの6は電池が膨らんで隙間ができてしまっています。

他店で交換してもらったようなんですが、バッテリーの状態の数値は100%でした。交換から半年も経っていないそう。

 

6はtouch IDこそありますがSEのような細いケーブルはありません。開ける要領はSE同様に下からで、ディスプレイのケーブルも同じ位置に密集しています。

 

比較的開けるのに苦労しない機種ですが、裏を返せば今回のご依頼機種のように簡単に画面が盛り上がってきてしまいます。

バッテリーが膨らんだ場合は大抵の機種で同じようになってしまいますが、6においては防水・防塵加工がない頃のモデルですので極力クリーニングしましょう。

チリホコリが残っていると排熱もしづらくなって、CPUをダメにしがちです。

 

iPhone6のバッテリー交換費用は税込み4,500円です。

 

 

最後に、iPhone6s Plus。

日本では4.7インチが人気でしたが、海外では実は大型の機種の方が人気だそうですね。

サイズは5.5インチです。

 

発売日:2015年9月25日

iPhone 6s / 6s Plus発表:iPhone 6/6 PlusとiPhone 6s/6s Plusの大きさ重さ比較

 

初のSIMロック解除可能機種として、同日に発売された6s(画像左)同様に注目が集まりました。

ただSIMロック解除そのものが新要素であったため様々な混乱を呼び、

さらには2018年10月~2019年8月までの間に製造された特定のLotの機種で電源不良を起こすという波乱にまみれた機種です。

評判が悪い機種じゃないです、むしろ良いです!それだけ売れたことに間違いないです。

未だに6sシリーズを使う方の気持ちも分かります。

 

こちらは実にいい見本でした。

冒頭でお話したバッテリーの最大容量、加えて「サービス」の文言も表示されており、交換時期真っ只中です。

 

 

 

開け方自体は先代の6シリーズ同様。

違いは防塵加工が入ったことにより、左画像に若干見えますが黒いテープの糸を引いています。

これがチリホコリの侵入を防ぐ物理的なファイヤーウォールの役割を果たしつつ、本体とディスプレイの接着剤も果たします。

不思議なのはこの後に出たはずのSE(第1世代)に防塵加工がされていないこと…

 

iPhone7以降は防水加工も加わり、このテープがスタンダードになります。

しかしさすが大型の機種、バッテリー容量も2750mAhと大きいですね。

 

 

 

交換用バッテリーの動作確認です。

防塵テープは貼り替えが必要ですが一度貼ってしまうとやり直しはかなり難しいです。

一応はテープなしでも本体は問題なく動くんですが、防塵性能は皆無になり、落下時は本体と画面が分離して真っ二つに壊れることも…

なので、防水・防塵テープがある機種は必ず貼り替えておきましょう。

 

 

iPhone6sPlusのバッテリー交換費用は税込み5,500円

防水・防塵テープ貼り替えは全機種一律税込み700円です。

 

どの機種も滞りなくいくと時間は20分~30分以内で終わります!

もちろんデータも消えずそのままで、バッテリーだけ復活します。

 

機種変更の手続きが面倒…データの移行も大変だしな…また本体購入の負担が…

そんな悩みも、これで解決です。

 

ぜひお問い合わせお待ちしております!

なお、手元に機種がない場合は交換費用等が正確にご案内できない場合もありますので、お問い合わせ前に機種の特定にご協力いただけると助かります!

 

自分の機種何だっけ?という方は

設定→一般→情報の順に開いてみてください。

 

 

3段目の機種名とあります、同じように表示されることが多いです。

※iOSが古いままですと表示されません

 

本格梅雨入りで動きにくくなる前に、ぜひ一度スマホのコンディションをチェックしてみてくださいね!

それではまた!

 

デジプロ×あいプロ ララガーデン仙台店

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