皆さんこんにちは!
愛知県名古屋市の大曽根駅(ミュープラット大曽根)1階
ダイソーさんの目の前にあります(^^)
iPhone/ipad/Nintendo Switch(ゲーム機など)/Android/タブレットなど
スマートフォン/ゲーム機を修理できるお店
名城線や中央本線、瀬戸線をご利用の方、大曽根駅周辺、東区、北区、守山区、天白区、春日井市方面にお住まいの方
あいプロ名古屋大曽根駅前店なら、データはそのまま即日修理可能です!
液晶修理の保証は5年、バッテリーは3ヶ月保証!
地域最安価格で年中無休営業、10時〜21時まで営業しております。
〒461-0048
愛知県名古屋市東区矢田南5丁目2−6
大曽根駅構内ミュープラット大曽根1階栄町方面 フロアマップ9番
☎052-908-5135
営業時間 10:00~21:00
Huawei P20lite バッテリー交換!!
みなさまこんにちは!!
あいプロ名古屋大曽根駅前店の店長でございます!!
本日は、名古屋市からお越しいただきましたお客様の
Huawei P20lite (au版 HWV32)の修理を行いましたので、ご紹介していきたいと思います!!
Huaweiといったら、端末価格が格安で有名のメーカーで、
その中でもP20liteは、格安スマホ業界の一世を風靡した端末ですよね!!
P20liteは、au以外にも、UQモバイル版(HWU34)やワイモバイル版(ANE-LX2J、HWSDA2)、
公式サイトやアマゾンなどで購入できるSIMフリー版(型番無し)がございます。
それぞれ型番が異なりますが、内部パーツは全く同じですので、共通して修理を行うことができます!!
今回のお客様のご相談内容としましては、
「中古でP20lite(HWV32)を購入して、家用として使用していたが、動画視聴を30分程度しただけなのに、
バッテリーが50パーセント近く減ってしまう・・・」
とのことでした。
これは紛れもなく、バッテリーの寿命を迎えているということですので、
バッテリー交換修理を行ってまいりましょう!!
1:修理前動作チェック
今回持ち込まれたP20liteがこちら!
貼り付けてある保護フィルムにこそ汚れがあるものの、端末自体には傷などは無くきれいな状態といえます。
ショップなどに売りに出した場合、間違いなく”美品”に分類されることでしょう。
さて、修理を開始するにあたりまずは、修理端末の動作チェックを行いましょう!!
修理前に故障している箇所を確認しておくことで、修理後に不具合等が出てしまった場合も、
トラブル無く解決することができます。
まずは起動確認!
しっかりと起動してくれました!!
液晶も漏れ等無く、綺麗に表示されています!
また、タップもしっかりと反応するので、デジタイザー機能もばっちり正常に動作しております!!
バッテリー残量を見ると、残量が29%になっております。
お客様曰く、充電を100%にしてきたにもかかわらず、今もうすでに29%に・・・と、
極端なバッテリーの消耗が見受けられます。
この状態だと、いつ端末に電源が入らなくなってもおかしくない状況ですので、
タイミングとしては、最終ラインと言えます。
1:バックパネルを取り外す ~温める~
まずは、端末の電源を落とします。
次に、バックパネルを取り外していきます。
androidスマホの修理は、バックパネルから取り外すものと、画面から取り外すものの二通りございます。
体感としましては、バックパネルから取り外す端末の割合が8割といったところでしょうか。
バックパネルは、本体フレームと接着シールにて強力に接着されているので、まずはこの接着を弱めていきます。
接着力は熱を加えることによって弱まりますので、接着部分を温めていきしょう!
温めるのに使用するのがこちら!
ヒートガンです!! 拳銃みたいな形状をしています。
勘ですが、熱(heat)の銃(gun)でヒートガンかと・・
といいますか、それしかないですよね・・( ̄ー ̄)ニヤリ
このヒートガンはいわば、ドライヤーです。
ただし、熱量は家庭用のドライヤーとは比較にならないほど強力な熱風が出ます。
髪の毛を乾かそうものなら、頭皮は焼け、髪の毛はチリチリになってしまうでしょう((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
このヒートガンを、接着部分に当てていきます。
接着シールは端末の四隅に張り付けられています。特に角の接着は強力ですので、
念入りに温めて接着を弱めましょう。
ただ、先ほども述べたように、このヒートガンの熱量は高く、一点集中で温めてしまうと、
内部パーツにまで熱が及んでしまい、パーツが損傷してしまいます。
温めるときは、ヒートガン本体を上下左右に振りながら温めると熱が分散して、
一点を温めすぎるということは無くなります。
また、画面にまで熱がいくことで、液晶損傷の危険もございます。
目安としては、一瞬触った時に、触れていられる程度の熱さまで、です。
2:バックパネルを取り外す ~接着を剥がす~
次に、バックパネルと本体フレームとを接着している接着シールを剥がしていきます。
温めて接着を弱めたら、薄ヘラをバックパネルと本体フレームとの境目に入れ込みます。
この時あまり奥まで入れすぎると、内部パーツの破損に繋がりますので、先端の少しだけでOKです!
そして、ヘラを入れてできた隙間にトランプを差し込みます。
このトランプでバックパネルの接着を断ち切っていきます。
ヘラでも接着を断ち切ることは可能でございますが、上記で述べさせていただいた通り、
ヘラは硬い分、力の入れ方を間違えると内部パーツを損傷させてしまう危険性があるため、
当店では、お客様の端末の安全第一で、トランプを使用しております!
トランプであれば、柔らかいので内部パーツを傷つける心配もありませんし、
薄くて鋭利な為、接着を断ち切るのに向いている道具と言えますね!!
但し、背面に指紋認証が搭載されている端末なんかだと、ケーブルがバックパネルの下に存在していることがあります。
それを知らずに、トランプを奥まで入れ込んだり、ゴリゴリと力強くトランプを使用すると、
いくらしなやかで柔らかいとはいえ、ケーブルが断線や破損してしまいます。
ご自身で修理される場合は、事前にYouTubeなどで修理動画を見て、内部構造を把握しておくことを
おススメいたします!!(‘◇’)ゞ
今回の場合だと、バックパネルから見て右上に指紋認証パーツのケーブルが存在しているので、注意です!!
熱した部分が冷めてきてしまうと、接着力が元に戻ってしまうので、定期的に温めなおしていきます。
一度にすべて温めても、接着を剥がしているうちに、温めたほかの箇所が冷めてきてしまうので、
一辺ずつ温めては、剥がし、温めては、剥がし、とした方が効率的です!( ̄ー ̄)ニヤリ
また、接着が強い部分には、トランプの先端に無水エタノールを付けると、接着が剥がしやすくなります!
この時、普通の趣旨消毒用のアルコールだと、水が含まれており端末が水没してしまう危険がございますので、
必ず無水エタノールを使用してくださいm(__)m
バックパネルの接着を剥がしていくときの注意ポイントが1つ!
P20liteの本体カラーはブラック、ブルー、ピンクの3種類ありまして、バックパネルも同様のカラーなのですが、
実はバックパネルのカラーは、もともとその色に塗装されているのではなく、
透明のバックパネルに内側から色が塗装されているのです。
この塗装が、バックパネルを剥がす作業の時に剥がれてしまうことがございます。
接着を剥がすのに金属ヘラを使用しないのも、この為でもあります。
個体差(経年劣化)によっては、トランプを使用してもバックパネルの塗装が剥がれることがございます。
※当店では、修理過程で”バックパネルの塗装は剥がれるもの“としておりますので、
修理過程で塗装が剥がれたとしても補償の対象外となります。ご了承のほどお願いいたしますm(__)m
すべての辺の接着を剥がすことができたら、バックパネルを取り外すことができます。
上記でも述べたように、バックパネルと本体フレームは指紋認証のケーブルで接続されており、
そのケーブルは右上に存在しております。
バックパネルを左開きにしたり、上に持ち上げたり、勢いよく引っ張ったりすると、ケーブルが断線してしまうので、
注意しましょう!!
したがって、上開き、もしくは右開きをします。
3:バックパネルを取り外す ~指紋認証パーツのコネクタを外す~
あとは、指紋認証パーツのコネクタを外せば、バックパネルを取り外すことができます。
取り外し方はとっても簡単♪
指紋認証コネクタは保護プレートによって覆われて隠されているので、まずはこのプレートを取り外します。
固定しているネジを外して、ピンセットでつまみ取りましょう!!
あとは、ヘラもしくはピンセットの先端でコネクタを外します。
この時、金属製のヘラを使用すると、通電してしまい通電事故を起こす危険がございます。
必ず絶縁仕様の道具をん使用しましょう!!
4:バッテリー取り外す ~各コネクタを外す~
続いて、バッテリーを取り外していきます。
取り外すにあたりまずは、各コネクタを外していきましょう!
まずはバッテリーのコネクタから!
端末中央に鎮座するバッテリーからオレンジ色のケーブルが伸びているのが分かります。
その先にあるコネクタを、これもまた絶縁仕様の道具を使って外します。
ついでに、左隣の黒いケーブルのコネクタも外しておきましょう!!
一番左のオレンジ色のケーブルコネクタは、また別の保護プレートに覆われておりますので、
これもプレートを外して、コネクタを外します。
ちなみに、左の太いオレンジ色のケーブルは液晶のケーブルで、
右の黒いケーブルが、メイン基板と下のサブ基板とを接続するケーブルになります。
次の工程でバッテリーを取り外していくのですが、その時に、ケーブルを損傷させてしまうか不安な方は、
事前に2本のケーブルを完全に取り外すことをおススメいたします。
2本のケーブルを下のコネクタは、サブ基板を保護しているスピーカーユニットにて隠されているので、
まずはこのユニットを取り外してから、コネクタを外します。
スピーカーユニットは、ネジを外して、ヘラで引っかけて取り外しましょう。
5:バッテリーを取り外す ~接着を剥がす~
次にいよいよバッテリーを取り外してまいります。
バッテリーの下には両面テープが貼りつけられており、本体フレームと接着されております。
ですので、この接着を剥がしながらバッテリーを取り外していきます。
まず、ヘラをバッテリーとフレームとの間に入れ込みます。
そして、バッテリーを持ち上げていきます。
この時の注意点としては、バッテリーを持ち上げるときに、ヘラを底にゴリゴリと擦りつけてしまうと、
その下にはディスプレイが取り付けられているので、液晶を損傷させてしまいます。
損傷させてしまうと、液晶に線が入ったり、黒い水溜りのような染み(液晶漏れ)ができてしまいます。
かといって、ヘラをバッテリーに当てながら盛り上げてしまうと、バッテリーに穴を開けてしまう恐れがあり、
穴が開いてしまうと、大量の煙が出て、最悪発火してしまいます。
バッテリーの接着が強く、なかなか持ち上がらない場合は、トランプを入れ込んで、
接着を断ち切りながら盛り上げていきましょう!!
この時、バックパネルの時と同様に無水エタノールをトランプに付着させて接着を剥がしてしまうと、
その下のディスプレイの液晶に水没した後のような染みがにじみ出てきてしまうので、
絶対に使用しないでください!
バッテリーを取り外す際の注意ポイントをまとめますと、
・ヘラを底にゴリゴリ擦りつけない!
・ヘラをバッテリーに当てて持ち上げない!下からすくい上げるように!
・無水エタノールは使用しない!
また、今回はケーブルがバッテリーの上にございましたが、機種によってはバッテリーの下に
存在している場合がございます。
ヘラやトランプを入れすぎてしまうと、ケーブルを損傷させてしまいますので、
ご自身で修理をされる場合は、これも事前の確認をおススメいたします!!
やっとバッテリーを取り外すことができました!!
6:新品バッテリーの動作チェック
次に新たに取り付ける新品バッテリーの動作チェックを行っていきます。
新品バッテリーを設置して、取り外したすべてのコネクタを接続させます。
最後にバッテリーのコネクタを接続して、起動します。
※保護プレートは取り付けなくてよいです。
そしたら起動!!
正常な起動を確認!!
つづいて、タッチ動作や充電ができるか否かの確認!!
問題ないようですね!!
(この瞬間だけはいくら修理の数をこなしても慣れそうにありません・・ドキドキです(-_-;))
7:バックパネルの圧着
新品バッテリーの動作チェックが済んだら、各コネクタの上にシールドプレートを設置して、
ネジで固定します。
そしたら、バックパネルを取り付けるのですが、取り外すときに接着は断ち切ってしまっているので、
元の接着力は無くなっている状態です。
このままバックパネルを取り付けてもいずれは剥がれてきてしまうので、しっかりと接着する必要がございます。
接着させるために使用するのが、B7000という接着剤です。
この接着に瞬間接着剤を使用してしまうと、次何かの不具合で修理するときに、
バックパネルを開けることができなくなってしまうので注意してください。
そのB7000を本体フレームの四隅に塗布していきます。
塗布し終えたら、しっかりとバックパネルの四隅の位置を確認して、張り付けていきます。
最後に、クリップ等でバックパネルを固定して圧着していきます!!
30分~1時間程度圧着して、修理完了となります!!
修理内容 : Huawei P20lite バッテリー交換
修理時間 : 1時間15分
最後に
あいプロでは、バッテリー交換だけではなく、画面修理や充電不良、水没復旧や基板交換など、様々な故障にご対応しております。
また、androidの他にも、iPhone、ipad、ゲーム機など様々な機種が修理可能ですので、修理のご依頼やご質問等ございましたら、
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