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あいプロ出雲店
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はじめに
皆様こんにちは！
あいプロイオン出雲店 修理スタッフ 矢口です。
本日ご紹介する端末はこちら！
Applewatchのseries3です
作業内容はバッテリー交換になります。
それでは早速、始めていきましょう！
端末の状態について
修理端末を確認していきましょう
改めまして本日の端末はApplewatchのseries3、つまりApplewatchの第3世代のものになります。
こちらの端末のバッテリーの持ちが悪いという事で本日バッテリー交換させていただく事になりました。
電池持ちが悪くなるのはバッテリーの劣化が原因
バッテリーの持ちが悪くなる原因はいくつかありますが今回の端末の場合ですと経年劣化が原因の可能性が高いです。
判断のポイントは使用年数です。
通常、Applewatchのバッテリーの平均寿命は3年から4年と言われています。
なので使用年数からある程度の原因が絞れます。
今回の端末の使用年数は4年程との事ですので、バッテリーは当然劣化しています。
劣化しているバッテリーでは電池の持ちが悪くなる。至ってシンプルな理由ですね。
逆に使用年数が短いのにバッテリーの持ちが悪いとなれば、他の原因が考えられます。
その際は改めて診断する必要があります。
今回はバッテリーの交換でなんとかなりそうなので、こちらとしてもひと安心です。
端末の分解作業
分解方法は意外とシンプル
それではApplewatchの分解作業を始めていきます。
用意するものはヒートガン(なければドライヤーでも代用可能です)と薄いヘラのような工具、それとプラスチック製のカードです。
ヒートガンは端末を温めて本体とフレームの間の接着を弱める為、工具は端末を開く為、カードはその補助で使用します。
そして分解修理の基本、電源は必ず切ってから作業を行いましょう！
まずは接着部分から
まず接着を弱める為に端末の画面全体をヒートガンを使いゆっくりと温めていきます。
温める目安としては、触った時に熱いと感じる程度、温めすぎると壊れてしまうのでここは結構大事なポイントです。
温めはゆっくりと
ゆーっくりと温めていき、ある程度時間が経ったら触って確認しましょう。
熱くなったら、画面と本体フレーム部分の隙間めがけて工具を縦に差し込みます。
しっかりと温められていれば、接着が弱まっているので力を入れなくてもスルっと工具が入ります。
工具が入ったら、ゆっくりとスライドさせます。接着を少し剥がすイメージですね。
そうすると隙間が大きくなるので、そうなったら工具の角度を変えます。
ここは慎重に
今は縦向きですが角度を変えて横に倒していきます。
てこの原理で持ち上げるイメージです。
すると工具が横向きになりました。
本体と画面の間に工具が挟まっている状態です。
この状態になったらカードを隙間に差し込みましょう。
これで工具を抜いても開いたところが簡単に閉じなくなりました。
あとは残りの接着部分を剥がしていきます。
工具を隙間に再度差し込み外周を一周するようにスライドさせていきます。
スライドさせる途中で止まってしまう場合は、接着部分の温度が冷えて硬くなっている可能性があります。
もう一度温め直すと接着が弱くなるので、スムーズにスライドする事が出来ます。
無理やりスライドさせようとすると画面が壊れます。絶対にやめましょう。
全体の接着が剥がれたら、画面を開く事が出来ます。
開く前に隙間からケーブルの接続されている場所などを確認しましょう。
いきなりケーブルの接続されている方向と違う向きで持ち上げるとケーブルが千切れます。
なので画面を開く前は必ず確認してから画面を開きましょう。
バッテリーの交換
バッテリーとご対面
画面が開けたらついにバッテリーが見えてきます。
ここまで結構時間がかかりました。
バッテリーの交換はこの状態から、バッテリーの取り外しを行います。
バッテリーは本体に接続されていますので、まずはケーブルを抜きます。
ケーブルはここ、この黒いパネルの下に隠れてます。
ネジでとまっているのでネジを外し、パネルを外します。
するとケーブルの接続部分が見えてきました。
バッテリーのケーブルを抜く前は電源の確認を忘れずに
電源が切れているか再度確認してからバッテリーのケーブルを抜きます。
抜けたらバッテリーを取り外しましょう。
バッテリーは背面に貼ってある接着用のシールで固定されています。
このシールはそこまで強力じゃないので隙間に工具を差し込み持ち上げれば簡単に外れます。
バッテリーが取り外せたら残りはあっというまです
残る作業もあと少しです。
まずは新しいバッテリーを取り付けます。
元々あったとこに取り付けるだけなので簡単ですね。
そしてケーブルのうえに黒いパネルをかぶせネジを締めます。
あとは最後に画面と本体の間に専用の接着剤を塗り画面を固定すればOKです。
接着剤が固まるまで少し時間がかかりますので修理後はすぐに使用するのは控えましょう。
動作確認を忘れずに
バッテリーの交換後は電源が入るかの確認と、正常にバッテリーが駆動しているかをチェックします。
充電が出来るかもチェックしましょう。
動作確認をして問題があれば、バッテリーを再度交換する必要がありますが、特に問題がなければ大丈夫です。
以上でバッテリーの交換作業は終了です。
それでは本日のまとめに入りたいと思います。
まとめ
いかがでしたか？
Applewatchの修理は意外とシンプルだったと思います。
ポイントは最初の画面の取り外し部分ですね。
あそこで焦ると失敗するので、出来る限り集中して作業しましょう。
難易度はiPhoneと比べると少し高いですがiPadよりは簡単かもしれません。
バッテリーの交換後は以前と比べて電池持ちが気にならなくなると思います。
使用年数が長くなってきて、バッテリーの持ちが気になる方は、バッテリーの交換を是非ご検討くださいませ！
それでは今回の記事は以上になります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました！また次の記事でお会いしましょう！
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
弊社では今回の記事の他にも様々な記事を投稿しております。
現在お使いの端末についての記事もあると思いますので、修理をご検討の際は是非参考にしていただければと思います。
弊社の記事を読んで、修理に挑戦される際は自己責任でお願いいたします。
お困り事がありましたら、お気軽にあいプロ イオン出雲店までご相談くださいませ。☏050-3184-4564 10時～21時(定休日なし)
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