📱iPhone・スマホ修理 📱
あいプロ 滋賀・湖南店
〒520-3252
滋賀県湖南市岩根4580
イオンタウン湖南 auショップ 外側左隣
おはようございますあいプロ滋賀湖南店です
速いもので今年に入ってからもう半年が経過しようとしています。
今月は、例年に比べ水没故障の事例は少ない傾向にありました。
反面今月はバッテリーが膨張しているという事例が多発しており
例年比べバッテリーが膨張してしまっている端末を多く目にしました。
これからの時期暑くなってくるとバッテリーの膨張による故障や熱暴走による基盤故障により
本体が壊れやすくなる時期に入ります。
そのため、今回と次回については「夏に向けたスマホ対策」として
お話をしていきたいと思います。
夏場の対策はエアコンの掃除だけに限りません。
本格的に暑くなる前に、スマートフォンの手入れを行い、この夏を乗り切りましょう!
バッテリー膨張の原因
さて前半となる今回は、「バッテリーの膨張」についてお話していきます。
普段ケースに入れているという人が多いこともあり、バッテリーが膨張して
本体を押し上げている事に気づかずそのまま使っているという人が多いです。
実際にバッテリーが膨張しているケースの多くは「普通に使っていても気付きにくいぐらい」の
程度で、厄介な話普通に使えてしまうという点があります。
しかし、その状態でスマートフォンを使い続けてしまうと
膨らんだ圧力に耐えきれなくなった瞬間
バッテリーが爆発したり、発火したり
液晶画面や本体を押し上げた結果破損し、ガラスの破片によって重篤な怪我を負ったりなど
身体に多大な影響を与えてしまうことに繋がってしまいます。
なぜこのようなことが起きてしまうのか?
どうやって対処したら良いのか?ということを知っている人は少ないです
まずその端末は大丈夫ではない!ということは認識していただければと思います
バッテリーが膨張する原因
さて、バッテリーが膨張する原因としてはいくつか挙げられますが
普通に使っていて膨張してしまう理由として
・劣化したバッテリーをそのまま使っている
・電圧の違う電力を供給している、または不安定な電力供給を行なっている
・充電をしながら操作を行っている
上記の3点のどれかに該当している場合が多いです。
劣化したバッテリーをそのまま使っている
スマホに搭載されているバッテリーは「消耗品」であり、
カメラのレンズのように永久的に使えるというわけではありません。
バッテリーはおおよそ通常使用で2〜3年程度が交換時期であり
その交換時期を過ぎてしまうと、バッテリーの膨張の発生に繋がっていきます。
バッテリーが膨らんでしまう現象については数多くのサイトで
「ガス」が溜まってしまうためというのを目にするかと思います。
ではなぜガスが溜まってしまうのか?
一つの理由としてあげられるのが、「劣化したバッテリーを使っているということ」です
このあたりの説明を詳しく書いても、理工系の人でないと理解できない領域になるため
ここではわかりやすく、電池内部で処理しきれないエネルギーが膨張という形で表面化し
結果バッテリーが膨らんでしまうためというのが理由になります。
また最近増えているのが、バッテリーが膨らむよりも
経年劣化によりバッテリー自体に亀裂や破け穴ができてしまう事が多いように感じます。
バッテリーの膨張とは少し異なりますが、亀裂や破けが発生することによって
バッテリーが膨張し、漏電も引き起こすため、基盤の故障や起動不良などに
繋がる場合があります。
どちらにしても劣化しているバッテリーに良いことはないため
交換時期に差し掛かっていた場合は交換したほうが良いでしょう
一般的に言われている交換時期というのは最大容量の80%前後の値と言われています
これはバッテリーの性能だけではなく、耐久性も劣化していることを示唆しているため
性能だけではないという点を認識したほうが良いでしょう
電圧の違う電力を供給している、または不安定な電力供給を行なっている
バッテリー膨張の要因として、電圧が異なる、電力が少ないということがあります。
特に発生しやすいのが
・自宅以外の場所(車の中やモバイルバッテリーによる充電)
・自宅でもタコ足配線をしているところから持ってきている
このようなことがあるとバッテリーが膨張しやすい傾向にあります。
家で充電する場合と車の中で充電する場合、元の電力を送っている場所が異なります
家庭の場合は発電所、車の場合は車に搭載されているバッテリーですね。
特に車から充電される場合は、車のバッテリーが劣化していると
電力の供給が悪くなるため
スマートフォンが壊れてしまうということもあります。
自宅の電力の場合は、管理しているのは皆さんではなく「電力会社で働いている人たち」です。
対して、車の電力管理はお客様自身になることが多いです。
車検の際に車のバッテリーを交換している、
または車のバッテリーを定期的に交換しているという人のほうが今は少ないでしょう。
またiPhone12から標準でついているケーブルが従来のアダプタやコンセントに刺さらない!
ということはありませんか?
こちらもiPhone11以前のものとは充電方式が異なるため
古いケーブルやアダプタを使えなくはないですが
ずっと使い続けると本体が壊れます。
たとえ純正でも、iPhone12の中に入っているケーブルを見ていただくと形状が
異なるため、古いケーブルは推奨されていないということが暗に言えます。
もちろん、規格外のケーブルを使用しても故障の原因となります。
しっかりと端末の規格にあったものをつかい、極力電気が管理されている環境で
充電するようにしましょう。
充電しながら使用している
昔に比べ、Netflixやyoutubeなど動画を見る時間が増えた反面、電池の減りが極端に
早くなっており、このことから充電ケーブルを差しながら見ているという人も
いるのではないでしょうか
実はこの状態、バッテリーの膨張する確率よりも「本体が動かなくなってしまう、壊れてしまう」
確率のほうが高く起きやすい行為となります
要は端末に非常によろしくない使い方です
このあたりは「リチウムイオン電池の仕組み」というのを動画で
みたほうがわかりやすいでしょう
多くのサイトで「充電しながら操作を行う」というのは推奨されている使い方ではありません
バッテリーの膨張をしたというのがまだマシな方で、ほとんどが
「突然電源が入らなくなった」
「朝起きたら壊れていた」
この事例が多数報告されています
中には購入して半年で壊れたという報告もあり
購入当初からバッテリーの充電をしながら使っている可能性は低いため
実際そのような使い方をしていた期間は
1ヶ月〜3ヶ月程度の期間だと思われます
このような使い方は大幅に寿命を縮めます
こうしたことからも「充電中は絶対に携帯電話に触れない」でください。
バッテリーの膨張は突然ではなく徐々に。です
上記が主なバッテリーの膨張の原因となりますが
細かいものでは「過充電」「落下による衝撃」なども挙げられます。
しかし、バッテリーの膨張として共通してあげられるのが
落下以外の場合 「翌日いきなり膨張するのではなく、徐々に膨らんでくる」
ということが挙げられます。
バッテリーがいきなり膨張するという事例のほうが少なく
どちらかといえば膨らんでいたのが1週間ぐらいして更に膨らんできたというのが
多いです
膨らんでしまうと、バッテリーの引取が不可能になるほか、有償処分でしか
対応できないなど、このようなお店が増えてきています。
スマホケースなどに入れているとバッテリーの膨らみがわからないという人が
ほとんどのため、購入から1年以上経過した場合は
定期的にケースから取り外し端末の状態を確認するといいでしょう。
バッテリーは膨張する前に交換と適切な管理を
今回多発しているバッテリーの膨張の原因としては上記の内容となります。
バッテリーが膨張してくると、修理料金の高騰や、修理拒否
他にも発火や爆発の危険性など
通常使用はおすすめできない状態となります。
特に令和に入ってからスマートフォンの発火事故が増えており
年間でも20件程度発生しています。
なおモバイルバッテリーの発火事件もスマートフォンと同等か少し多い程度で
それを含めると毎月2件はバッテリーによる発火事故が起きているということが言えます
バッテリーは劣化してくるとこのような問題を抱えてしまうため
交換は早めに行ったほうが良いでしょう。
当店あいプロ滋賀湖南店ではスマートフォンの電池交換、バッテリー交換を行なっています
Apple製品であればほぼ対応しており、Android端末も一部対応しています
他の修理店では当店のように幅広い端末への対応ができないことが多いため
電池交換の修理の際は当店あいプロをご利用くださいませ