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あいプロ 滋賀・湖南店
〒520-3252
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劣化したバッテリーをそのまま使うとどうなるか?
おはようございます あいプロ滋賀湖南店です😋
ここ最近はバッテリー交換の希望者が非常に多く、当店でも連日スマートフォンの電池交換を行っているのですが
「劣化したままで使うのはまずいのか?」と思われる人もいるでしょう
今回は劣化したバッテリーを使い続けるとどうなってしまうのか?
ということで、今回はこちらのお話をしていきたいと思います
劣化したバッテリーを使い続けるデメリット
まず「バッテリーが劣化した際のデメリットのお話」からしていきたいと思います
バッテリーが劣化すると起こるデメリットとしてはいくつかありますが、大きなところでは3つあり
・電池が持たず、一日満足に使えないことから利便性が大きく下がる
・充電回数が自然と増える
・電力元の劣化による供給不足や不安定さによる基盤の故障リスクの増大
というところが挙げられます
特に今の時代は「スマートフォンがないとほぼなにもできない」ような状態に陥ってしまうため
スマートフォンの電池残量というのは特に重要な項目となっています
さて、これらは主に【使用する中でのデメリット】になりますが、今回皆さんに知っていただきたいのは
この症状が長く続いたり悪化したりするとどうなってしまうのか?という部分です
劣化したバッテリーで起こる危険性
劣化したバッテリーではどのような事が起きてしまうのか?
当店でも以前より何度かお話していますが程度の低いものから順に
低:端末の故障、基盤故障による起動不可、データの破損
中:バッテリーの膨張
高:バッテリーの発火、火事による事故
があります
この区分分けについては「人体への影響」や「被害の深刻さ」を独断で区分分けした内容となります
特に気になるのは、「端末の故障」が「程度の低い」部類に入っているという点でしょうか
私個人の見解としては「個人のデータがなくなってしまう」という点については
たしかに致命的ではありますが、自身の身に危険が及んでしまうようなことではない上に、バックアップをしっかり取っていれば
おおごとにならないとしてみているからです
個人的にはバッテリーが膨張してしまっている方が、危険で
取り扱い方を間違えれば取り返しのつかないような事態を引き起きてしまう可能性を持っています
「落としてないから発火することはない」「雑に扱っていないから発火することはない」とほとんどの人は思っていますが
バッテリーが発火する原因というのは何も「落下」「衝撃」だけではありません
これ以外にも大きく3つほどの原因がありこれらを含めると
約7割以上の人が対象となってきます
ではこれらの原因にはなにが含まれるのか?
次に【みなさんもやってしまっている】3つの原因についてお話していきます
落下だけじゃない、バッテリーを悪くする3つの原因
1.純正以外のケーブル、アダプタを使っての充電
まず挙げられるのが充電を行う際に使っているケーブルやアダプタです
正規品のケーブルでは1,500円や2,500円程度とそこそこの値段はしています
そうしたことから、100円ショップなどで売られている充電ケーブルを購入したり
アダプタを購入したりして使っているという人が非常に多いです
しかし、これらのケーブルは品質があまり良くないことがあり
バッテリー膨張を始め、本体基盤の起動不良など起こることもあります
こうした使い方はスマートフォンにも非常に悪い影響を与えます
特に問題として起こりやすいのが「ケーブル」の方で
「劣化や悪環境による断線」や「漏電、通電不良」「規格が違う」など
これらのようなことが原因でスマートフォン本体が壊れてしまうということは多々あります
当店でも充電口に充電ケーブルの先端が詰まってしまい抜けなくなってしまった、という故障事例を多く見てきています
ケーブル一本でもスマートフォンを壊すには充分な影響力を持っていると言えるでしょう
「高いものだから良い」「安いものが悪い」ということはありませんが
規格にあったものや製品の品質など、「正しい知識と目利き能力」があれば安いケーブルでも充分ではあります
何気なく使っている充電ケーブル、アダプタにも種類がありそれぞれ違いがある、その理由までを追求していくと
そうした理由から「なぜ数多くある中からそのケーブルが選ばれているのか?」
ということまで考えられるので、一度このあたりを考えてみると良いでしょう
2.風呂場に携帯電話を持って行っている
2つ目に原因とされているのが、お風呂場にスマートフォンを持ち込んでいる場合です
当店でも何人かのお客様に聞いたところ「過去に持っていったことがある」「袋に入れて使っている」など
持ち込まれているor持ち込まれていたという人が多いです
この場合バッテリーの膨張するケースもありますが、挙動がおかしくなることも少なくありません
当店でも何度か持ってこられた中では
・カメラが起動しない
・FaceIDが読み込まない
・ホームボタンが効かない
・タッチ操作が一部できない
・勝手に再起動がかかる
というように、大量の不具合が見られます
なお、水に直接つけない限りは即時で不具合が起きることはないです
必ず3ヶ月〜1年間の時間経過の後症状が発生します
一番多いのは3ヶ月〜6ヶ月という期間の間です
多くは基盤自体が故障してしまうケースが多いため一時的に改善することはできますが
完全に治すということはできないので、水場に持っていかないようにお願いしたいと思います
スマートフォンは水に強いわけではありません。必ず壊れます。そして一度水没で壊れると、治りません
これを日々使用する際に思うようにして下さい
3.充電しながら作業が多い
特にバッテリーをダメにしやすく、大半の人はこちらをやりがちなのですが
充電しながら動画を見たり、ナビを使用しながら充電したりする、
またはポケモンGOのような裏で位置情報を常に取得しつつ、充電作業を行うなど
携帯電話を稼働させながら充電を行う場合、高確率でバッテリーが膨張し
最悪発火するケースもあります
元々バッテリーの使い方としては「充電」→「放電」の繰り返しで使うことを想定されているため
「充電+仕様による放電」の使用は想定されていません
それどころか、各スマートフォンを作っている企業からも、充電しながらの操作をやめるような注意事項は記載されています
このような使い方は現在ほとんどの人が意図せず行ってしまっている事が多いです
このような使い方を続けていると身が危険になる恐れがあるため、絶対にしないようにしましょう
バッテリーが起こした問題事例
では実際にバッテリーが引き起こした事例をいくつか紹介していきたいと思います
モバイルバッテリー発火現象
まずはスマートフォンではないものになりますが、同じリチウムイオンバッテリーが搭載された
モバイルバッテリーから、発火の実験事例と、実際に発火した経緯のあるモバイルバッテリーについてのお話になります
Nite(製品評価技術基盤機構)という企業でバッテリー発火事故を想定した実験がいくつか行われています
残念ながら画像を掲載していたのですが、著作権云々の問題から掲載することはできませんでした
お手数ですが、こちらはご自身で調べて頂ければと思います
内容としては、車内でリチウムイオンバッテリーを放置しているとどうなるのか?という状態を想定した検証実験となっています
リチウムイオンバッテリーには特に外傷などの傷は見られず、単にダッシュボードのところに置かれている状態ですが
外は炎天下の状態となっています
映像などもあるのですがしばらく見ていただくと白いもやが一部かかっていますが
これはバッテリーが発火し煙がふき始めた直後の画像です
このまま少し経過すると、火を吹くのですが特に外傷がないにも関わらず、このようなことが引き起こってしまいます
更に別の報道番組ではなんと電車内にてモバイルバッテリーが発火したという事件も起きています
こちらも画像が利権問題で削除されてしまいます
こちらの電車の路線には、秋葉原や浅草など観光名所や人の多い場所に停まることもあり
多くの人が被害を受けてしまうことが予想されます
こちらは発火した経緯は不明ですが、場所によっては
個人だけでなくそこにいる多くの人が
被害を受けてしまうということに私達は気付かなればなりません
ケーブルからも!?発火するのは本体だけじゃない
続いての発火事例としてはなんとスマートフォン本体ではなく、こちらは充電ケーブルからの発火事例です
同じくNITEさんからの提供となりますが
今回は充電ケーブルの変形や液体、水滴、埃などによって充電ケーブルから発火してしまうことが説明されています
1枚目の画像はiPhoneのケーブルほかにもAndroidケーブルが発火した事例もありました
どちらもで起きる可能性があることが示唆されています
火災発生件数ですが過去5年間にやけどが86件 火災が17件と
火傷件数で言えば1ヶ月に1件、 火災件数は4ヶ月に1件というペースで発生しているということが伺えます
中には就寝中に火傷を負ってしまったという人もいます。寝ている間でも危険がついて回ってしまうという恐ろしい状態です
今回はスマートフォン話に特化して説明していますが
実は「コンセント本体」「延長ケーブル」でも調べてみると発火する場合があります
気になったかたはご自身で調べてみて下さい
最後はスマートフォン本体の発火?!
最後に紹介するのはスマートフォン本体の発火です
1台目は1ヶ月前に購入したばかりのスマートフォンが発火したという事例
なんと使用歴は1日半程度というあまりにも短すぎる期間にて起きた事故になります
こちらの端末は充電がいきなりされなくなってしまい、本体を触ってみると本体下部の部分が熱くなっており
その時点で充電はすぐに辞めたとのこと
しかし、充電を辞めても本体の発熱は収まる気配が全くなく、どんどん温度が上がっていく一方となっており
ついに熱くて手に持つのも難しなってきて床に投げ捨てたところ、煙が発生しそのまま発火したという内容となります
床に投げ捨てた影響により発火したとも考えられますが
それ以前に「充電がしなくなった」「本体がどんどん熱くなっている」というところから
投げ捨てる以前に異常な兆候はありました
端末は発火したことから原因の特定は難しくなりましたが、バッテリーが怪しいという見解が多いようです
またこちらの端末ですが、調べたところ発売して間もない新品端末だったとも思われます
古いから、長く使っているから異常が起きるという考えを崩したケースとなります
もう1つ紹介する端末はiPhone14と思われる端末です
こちらは個人的な知り合いから提供して頂いた画像となっています
こちらの端末はどうやら普通に使っていて、急に発火したとのこと
発火した経緯や端末の使用状態など詳しい話はわかりませんが、何より気になるのは端末で
機種は国内でも使っている人が多いiPhoneで発火したという事例です
発売して間もないこともあるため、おそらく修理歴もないでしょう
詳細が聞けないのが非常に残念です
このように、みなさんが取り扱っているスマートフォンというのは非常に多くの危険が伴う端末です
そのため
・水回りに持っていかない
・純正ケーブルを使って充電を行う
・充電中に操作しない
これらの些細なことを守るだけでこうした被害を抑えることはできるでしょう
劣化したバッテリーを使い続けると最終的には上記のような大きな問題にまで発展してしまう可能性があります
「起動しなくなる」「バッテリーが膨張する」というレベルがいかにまだ良いほうかと言うのが伝われば幸いです
終わりに
基本的にスマートフォンなどのリチウムイオンバッテリーは危険なものです
扱い方を間違えれば、事故を引き起こす引き金ともなります
またこのバッテリーはスマートフォンだけでなく、任天堂Switchなどのゲーム機
macbookパソコン、デジタルカメラ、オーディオ機器など
幅広い電子機器で使用されています
なお基本的に今回のように「発火した!」という証拠写真が出ることは殆どありません
実際火災が発生すると、悠長に写真や動画を撮って ということはまず一般の人であればすることはありません
まず間違いなく、消火活動や避難活動が優先となるでしょう
そうしたことからもこれらの画像データはとても貴重なデータとなります
またほとんどのケースで「発火」よりも先に「バッテリーの膨張」が起きます
膨張が発生しても今までと変わらずに使い続けよう、と考える人もまずいないでしょう
危険だからこそ修理店などに持ってくるのですが
「膨張する」ということはその時点で少し手遅れな状態となってしまっているのです
本来はこうした事が起きる前にバッテリーを交換するのが理想です
バッテリーが膨張しているということは、
バッテリーが劣化しているか
異常な負荷がかかっておりバッテリーが壊れかけているか
どちらかです
劣化した状態で使い続けるのは本当に危険なので、買い替えるかバッテリーを変えるか検討したほうがいいでしょう
当店あいプロではスマートフォンのバッテリー交換を行っています
バッテリーが膨張する前に定期的な電池交換と、端末の確認をお願いしたいと思います
お困りの方、交換時期を知りたいなどの相談であれば是非当店をご利用下さいませ