📱iPhone・スマホ修理 📱
あいプロ 滋賀・湖南店
〒520-3252
滋賀県湖南市岩根4580
イオンタウン湖南 auショップ 外側左隣
おはようございます あいプロ滋賀湖南店です(^o^)
前回「バッテリーの膨張」の際に、「夏に向けたスマホ対策」ということで
お話していましたが、今回は後編の夏に起きやすいスマホトラブルということで
「熱暴走」についてのお話をしていきたいと思います
熱暴走とは?
熱暴走とは、スマートフォンが発熱することによって
異常を引き起こしてしまう障害のことを指します
この時期は特に気温が高くなるため炎天下のもとスマートフォンを
車の中に放置してしまっていると故障してしまう危険性があるのですが
実は、冷房の効いた部屋にいてもスマートフォンが壊れてしまうこと多々確認されています
発症する症状としては多岐にわたり
・突然のシャットダウン
・起動しない
・画面が真っ暗になる
・充電しない
・操作ができない
・再起動を繰り返す
などこれらの症状が確認されており
単体で障害が起こることもあれば複数の症状が同時、または連鎖的に
次々発症することがあります
特に多いのが「昨日まで使えていたのに今朝になって突然使えなくなった!」という症状です
では、なぜ冷房の効いた部屋にいてもスマートフォンが壊れてしまうのか?
それは私達が壊れてしまうような使い方をしてしまっていることが
大きな原因としてあげられます
どのような使い方をしていると壊れてしまうのか?
次にそれらを紹介していきます
熱暴走の要因は?
熱暴走による要因としていくつか挙げられます
みなさんもよくやってしまいがち、またはやっている悪い例を3つほど紹介しましょう
Case1:スマートフォンを充電しながらの操作
まず事例として多いのがスマートフォンを充電しながら操作しているケースです
基本的にスマートフォンは充電を行うと本体は熱くなります
スマートフォンに限らず、パソコンやiPad、車のエンジンなど
充電の際は本体が熱くなるものとお考えください
また、スマートフォンを使用している間でも本体は熱くなります
特に長時間の動画視聴や、高解像度のゲームをプレイした場合は
本体はかなり熱くなります
このようにスマートフォンなどの電子デバイスは常に発熱しているということが言えるでしょう
では「充電中に操作した場合はどうなるのか?」
結論として充電するときの発熱+使用時の発熱となるため
スマートフォンはかなり熱くなります
炎天下の中スマートフォンを車の中に置き忘れる以上の熱を
持つため、スマートフォンにとっては一番致命的な行いになります
まだ車の中に忘れて高温になっているほうがマシと言えるほどです
このような使い方をしていると必ず短命で壊れます
こうしたことからも「充電中は本体を触らない」が一番いいです
またバッテリーが劣化しているのであれば、交換したほうがいいでしょう
充電が増える、電池持ちが悪いから充電器を接続するというのは
スマートフォンにとっては悪い傾向です
スマートフォンにも休みと栄養を与えるようにしましょう
Case2.高負荷な作業をスマホで行っている
上記でも少し触れましたが
youtubeやNetflixなどの動画視聴や
グラフィックがとてもきれいなゲーム、常にネット接続をしているゲーム、長時間の通話など
このような使い方は本体がとても熱くなります
上記のように充電していても、充電していなくてもかなり熱くなるのです
実際スマートフォンをケースに入れられている方が多いのでそこまで気になりませんが
直接手に持ってゲームなどをしてみるとその熱さが伝わってくるかと思います
通常のネットサーフィンやSNSアカウントを開く程度であれば
そこまで熱くなるということはありません
特定のアプリや作業を行っていくとどんどん熱くなり
主に最初に書いた作業を行うと高確率で発熱していることが確認されています
この故障事例が一番多く特にゲームプレイ後や動画視聴後に
すぐスマートフォンを充電してしまう
と突発的に壊れてしまうという事象が発生します
スマートフォンの内部で使われている部品は必ずしも熱に強いものばかりでなく
熱に弱いものも存在しています
温度が高い状態だとスマートフォンというのはすぐに壊れて使えなくなります
また上記の症状ですが
最新端末のiPhone13 まだ購入して1年2年経っていない端末でも
熱暴走によって故障してしまうことが確認されているため
使用期間の長さよりも使用状態のほうが重要となってくることが伺えます
「古いから壊れるんでしょ?」「最新端末だから大丈夫!」というわけではないため
スマートフォンの使い方には注意したほうがいいでしょう
残念ながら、こちらの症状の対処法はありません
「ゲームをしない」「動画を見ない」
「スマートフォンを使う時間を決めてしまう」「スマートフォンの使用を控える」
など、このような対策を行わない限り事態を回避するのは不可能となります
スマートフォンだけでなくテレビやパソコンなど
他のデバイスを活用しつつしようしていくといいかもしれません
また充電するタイミングも本体が冷めてから充電を行うようにしたほうがいいでしょう
一番やってはダメなことは「充電ケーブルを差して動画を見たりゲームをしたりすること」です
必ず「充電」か「使用」 どちらかを行うだけにしましょう
Case3.規格外の環境で充電を行う
3つめは規格外の環境下で充電を行うです
具体的な例としては
・純正推奨ではない充電ケーブルを使っている
・車の中などで充電している
この2つです
これらの状況でも熱暴走で壊れる場合もあれば、それ以外で壊れる場合もあります
どちらにもしても「故障する」ことに代わりはないということが言えます
特にiPhoneの場合充電ケーブルというのは多数販売されており
安いものほど粗悪なものがあり、充電が認識しない、充電が遅い
パソコンやアダプタに接続しても反応しないなど
正常に働かない物が多いです
中には発熱してしまい、壊れてしまったり 昨年には火を吹いたという例もあります
こうした認可の下りていないケーブルはトラブルが起きやすいです
Apple製品の場合、Appleの認証マークがついているケーブルがあります
実はこれらの認証が通ったケーブルというのは
Appleの製品情報を調べれば出てくるようになっています
一般的にこのマークが付いており、Appleの製品情報などでも調べてでてくるようであれば
Appleが認めた問題のないケーブルとなります
ケーブルを使う際は「純正ケーブル」か「認証が通った」ケーブルを使うべきです
また車の中での充電ですが、基本的に車にバッテリーが搭載されており
そこから電力が送られてくるのですが
車のバッテリーも劣化します
車のバッテリーが劣化すると、車全体に送られる電力が減ります
その状態でスマートフォンを充電すると
スマートフォンが壊れてしまうのは必然と言えるでしょう
こうしたことからも車内での充電というのは非常に厄介なのです
もし車の中で充電をされている場合は車のバッテリーも交換したほうがいいでしょう
これ以外にも注意するべき点はある
以上がよくやってしまいがちな事例で、
これにより熱暴走によって本体が壊れてしまう事例が多発しています
特に夏場となると、他の季節よりも気温が高いため、この時期に発生しやすい
という傾向があります
取り扱いに気をつけないと故障だけでは済まない問題になります
次に熱暴走によってどこが壊れてしまうのか?についてお話します
熱による故障は基盤修理が主
ケースとして熱暴走によって故障した場合
基本的に「基盤修理」となります
基盤修理を行うことで治って使えるようになった。という事例は何度かありますが
基盤修理の場合、正規店やキャリアショップではまず対応できず
当店のような街の修理屋さんに依頼する他選択肢はありません
ただ基盤修理となると修理できる場所が限られているため
希少価値が高く、高額修理+時間がかかります
一般的な基盤修理の平均相場としては2万〜5万円の幅となります
これが高いと感じられるのであれば、
「スマートフォンの取り扱いを見直すとともに、対策を施す必要があります」
手遅れになる前に見直しとバックアップを。
熱暴走で壊れてしまった場合基本基盤修理を施す以外選択肢はありません
上記のように高いと感じているのであれば、今使っている携帯電話の取扱を見直し
バックアップを取っておく必要があります。
iPhoneであればiCloud,Androidであればgoogleドライブがあります
どちらも現時点で月額1300円程度、1年で15,600円となります。
約2年で基盤修理と同じぐらいの金額を支払っていることになるのですが
基盤修理を希望しない場合は別途で新しく購入する本体端末料金もかかってくるため
このあたりも含めて考慮して行かなければなりません
しかし、基盤修理も万能ではなくどちらかといえば
「一時的に使えるようにする」というのが目的なため
「今後も長く使っていける」というわけではありません
基盤修理をしても本体購入をする可能性があるということを検討しなければなりません
当店あいプロ滋賀湖南店では、このような熱暴走によって故障してしまった
スマートフォンの復活作業にも対応しています
価格は平均相場程度で修理期間は10日前後の預かりとなります
通常4年5年使える端末が熱暴走によって2年、3年で壊れてしまうことが多い傾向にあります
この時期はこうした問題が多数確認されているため、スマートフォンを長く使うためにも
今の取り扱い方を見直し、データのバックアップを取っておくことを推奨します
壊れても大丈夫なように対策を施し、良いスマホライフを送りましょう