【iPhone　水没　修理　松江市】iPhoneが水没した…💦そんな時はあいプロ松江学園通り店へ！

しかしそんなときに出てくる危険があります……そう！水没です！！(´-﹏-`；)

夏が近づくにつれて多くなり、7月～8月は毎日のように水没についてのご相談、修理依頼があります。

皆さま水没なんてそうそうないだろうと思われるかもしれませんが、結構あります。多い日は1日3台水没クリーニングを行ったことがあります。

特にiPhone7、iPhone8の水没が多いですね。少し前からiPhoneXの修理依頼も増えました。

iPhone6s以降の機種は耐水性能がついています。しかし耐水性能がついているからと油断してはいけません。

海水などの真水ではない場所での水没はサビができやすくなったり腐食が早いですので危険です。

あくまで耐水です…防水ではありません。短い時間なら大丈夫なことも多いですが水につけたり、湿気の多い場所で長時間使用しても大丈夫ということではありませんのでお気をつけくださいませ💦

水没クリーニングとは主に基盤の洗浄、乾燥です。

基盤を洗浄している間に本体内部の乾燥もおこないます。水が残っているとサビや腐食の原因となりますのですべて水をしっかりと取り除くために分解できるところは分解してダウトブロワーなどで水を吹き飛ばしたりして乾燥させます。特にドックコネクタ（充電器の差込口）付近は結構水が入っていることが多いですので分解してしっかりと水を拭きとり乾燥させます。

一度の基盤洗浄で起動しない場合は2～3回は洗浄します。

なので水没クリーニングの場合１時間３０分～２時間お時間をいただきます。

まずはSIMカードを抜き、カードが濡れていたらきれいに拭き、なくならないように保管します。SIMカードが錆びたり腐食すると電話など通信が行えなくなりますので水没した場合はすぐに抜き取って綺麗に拭き、なくさないように保管してください。

続いて画面を取り外します。

充電口横のネジを2本取り外します。特殊な形をしているので専用のドライバーを使用します。合わないドライバーを使うとネジがなめてしまいますので必ずネジに合うドライバーを使用します。

ネジを外したらヘラを画面と本体の間に差し込み画面を少し持ち上げます。

その隙間に爪を差し込み隙間を維持しながらヘラを移動させて画面をもう少し持ち上げ、その隙間にピックを差し込み、ヘラは抜きます。ピックをスライドさせて画面と本体の接着を切っていきます。接着が剥がしにくい場合はエタノールを使用します。

いつもはヒートガンなどであたためて接着を弱めますが、水没して中に水が入り込んでいる場合は温めると水が蒸発するときの熱などで基盤が壊れてしまうことがありますので水没クリーニングの場合は使いません。

なのでエタノールなどで接着を弱めて画面を開けます。

iPhoneは画面の右側か上にケーブルがありますのでそれを切らないように接着を剥がし、ケーブルがある辺を軸にして画面を開けていきます。

機種によってケーブルの位置が違いますので確認しながら開けます。基本的にiPhone7以降の機種は画面右側にケーブルがあります。画面を開けれたら、画面とバッテリーのコネクターをはずします。

コネクター部分には銀色のプレートがかぶせてありますのでネジを外してプレートを取ってからコネクターを外します。コネクターを外すと画面を本体から完全に取り外すことができます。

次に基盤を取り外していきます。

基盤につながっているコネクターを全て取り外し、基盤を固定しているネジを外します。

そうすると基盤を取り出すことができます。

もしこれでなかなか基盤が取り出せなかったらコネクターかネジを取り外し忘れている所がある可能性がありますので確認します。無理に外そうとすると基盤やコネクター、ケーブルが破損する恐れがありますので十分に確認しながら少しずつ持ち上げてゆっくりと取り出します。

取り出せたら洗浄します。

洗浄に5分かかりますのでその間に本体や画面の部品を外して拭き取ったり、ダストブロワーなどで吹き飛ばして水を取り除いていきます。

バッテリーの下にも入り込んでいることが多いですのでバッテリーも外します。バッテリーは水に弱いですのでそのまま使えたとしても少しでも湿っていた場合はバッテリーを交換することになります。そのまま使用すると膨張したり充電の減りが早くなったりするからです。

基盤の洗浄が終ったら基盤に水分が残らないようにダストブロワーで洗浄液を吹き飛ばしながら乾かします。そして分解した部品と基盤、新しいバッテリーと画面を取り付けて起動するか試します。

これで起動すれば基盤はもう洗浄しなくても大丈夫です。

一度電源を切り、元の画面や部品を取り付けて起動するか試します。

駄目になっている部品は新しいものに取り替えます。

起動しない場合はもう一度洗浄してみます。

大体3回洗浄すると起動しますが３回やっても起動しない場合もあります。

その場合は基盤がショートしてしまっている可能性が高いです。当店では基盤の修理は行っておりませんのでこうなってしまうと修理不可ということでお客様にお返しすることになります。

（基盤洗浄：3,800円）

・洗浄+バッテリー交換：3,800円+各機種のバッテリー交換代

・洗浄+バッテリー交換+画面交換：3,800円+各機種のバッテリー交換代の半額+各機種の画面交換代

・復旧しなかった場合：3,800円

全て税込みです。復旧しなかった場合でも基盤洗浄代はいただきます。

最後に

いかがでしたでしょうか？

水没の場合100％復旧するとは言えませんが当店のできる限りの力で頑張らせていただきます。

自然乾燥で使用できるようになることもありますが、内部が錆びたり腐食してしまうこともありますので早めに修理店へご相談に行かれることをオススメ致します。

ドライヤーなどで乾かそうとされる方がおられますが、絶対にやってはいけませんのでお気をつけくださいませ！！水が蒸発する熱で基盤が駄目になってしまうことがあります。

時間が経てば経つほど復旧する確率は下がります。しかし水没し起動しなくなってから1週間経ってしまっている端末が復活したこともありますので諦める前に一度ご来店いただければと思います。

水没クリーニングの他にもバッテリー交換、画面修理、アウトカメラなどのスモールパーツ修理など様々な修理をおこなっております。

機種によっては修理できないもの、修理ができない箇所もございますのでお電話やメール、店頭でお問い合わせいただければと思います。