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はじめに
皆様こんにちは！
修理のあいプロイオン出雲店です。
今日のテーマはスマホの水没です。水没はスマホの不具合・故障の原因の中でも危険な分類に入ります。
水没した端末は他の不具合や故障と比較して、直る確率が低くなります。
今回はもしもスマホを水没させてしまった時、少しでも復旧率を上げるために何をしたらよいのかご紹介していきますので、興味のある方は最後までお付き合い下さい。
iPhoneの水没について
修理屋さんの観点からすると、iPhoneの水没は数としてはそれほど多くありません。
皆さんも、これまで一度も水没させたことはないという方は少なくないかと思います。
なかなか無いことであるがゆえに、いざ水没させてしまったらどうしようか…と思ってしまいますよね。
ではまず、どのような状況で水没が起きてしまうのかを考えてみましょう。
iPhoneの防水機能について
ここまで読んでそもそもiPhoneって防水じゃないの？水に落としても大丈夫じゃないの？と思っておられる方もいらっしゃるかもしれません。
現在の最新機種であるiPhone16の防水規格はIP68等級となっています。
数字の「6」は防塵性能、「8」は防水性能の等級を指しており、どちらも最高レベルです。
等級はXSのときからIP68ですが、防水性能は世代を重ねるごとに向上しています。
とはいえ、これらの等級は実験室の管理された条件化で行われたテストに基づくものです。
基本的にこれらのテストは常温(5℃～35℃)の真水で行われます。シャンプーや入浴剤などの成分が混じると真水ではなくなります。こうした条件下では十分な防水性能を発揮する事は出来ません。
ではどのような状況下で水没してしまうのか、お風呂場を想定して説明いたします。
水没が生じるケース
お風呂場でのスマホの使用は大変危険です。
端末を誤って湯船に落としてしまう可能性もありますし、そうでなくても壊れてしまうこともあります。
お風呂場には当然水蒸気が漂っています。この水蒸気がiPhoneの端末内部に影響を及ぼし、不具合を起こすことあります。特に画面が壊れるということがよくあります。
お風呂場での水没対策は、まず一番にお風呂場に端末を持ち込まない事です。
どうしても持っていきたいという場合は、防水性能が有るからといってそのまま持っていくのではなく、密閉された袋などに入れて持っていくとリスクを少しは減らせるかもしれません。
でも繰り返しになりますが、お風呂場には端末を持ち込まないことが一番です。
もしも水没してしまったら？
ではもし水没してしまったらどうすべきなのでしょうか？
まずは電源をオフにしましょう。そしてできるだけ早めに修理店に持っていかれる事をオススメします。
ただ、水没してしまった端末は基本的にその後長期間使用することはできないとお考えになった方が良いかもしれません。
修理してしばらく使えていても突然電源がつかなくなるということもあり得ます。データを復旧できたらなるべく早く新しい端末にデータを移行されることをおススメします。
まとめ
いかがでしたか？
iPhoneの防水性能はあくまでも生活防水レベルです。
水没のリスクが高い使い方をなさっている場合、普段からデータをバックアップしておかれると良いかもしれません。
そして突然水没してしまった場合は、電源をオフにしてお近くの修理店へお持ち込みください。
それでは今回の記事は以上になります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました！
