あいさつ
あいプロ名古屋店のスタッフでございます!!!
唐突ですが、みなさんどんな機種をお使いですか?僕はiPhone11を使っているんですけど、もう出先での使用が不便で不便で・・・
そう、マスクをしているから、FaceIDが使えないんですよね。結構不便さを感じている方、多いと思います。
まぁ誰もこんなことになるとは予想だにしていませんでしたからね。しかし支払いのほぼすべてをapplepayで済ませている僕にとっては結構手間なんです。。
そんな中、appleはFaceIDに加え、画面上での指紋認証の機能テストとかしているそうです。androidなんかだと既に実装済みのものもありますよね。
確定ではないですが、指紋認証が追加されるとかなり便利になりますよね!!!まだマスクが必須の生活は続きそうですし、かなり需要がありそうです。
(まぁまだ11買ったばかりなので買い替えはしませんが・・・・・)
本日の修理紹介♪iPadバッテリー交換!!!
さて、本日の修理はiPadですね。
皆さんはiPadに限らず、タブレット端末使ってますか???
僕も持ってたんですが、タブレットで出来ることってスマホやパソコンでも出来てしまうので、なかなか有効活用できずに売ってしまいました。
1万円ちょっとでメルカリに売り飛ばしたんですが、もったいなかったな~と最近感じます。
無くても困りはしないんですけど、ふと「今あったらよかったのにな~」と感じることはあるんですよね。後悔。。。。。。
その0~iPadの状態~
では今回のiPadを見ていきます。
Airですね。Air持ってる人多いですよね。iPadといえばこの機種!って感じがします。
軽くて持ち運びしやすくケースも豊富です。
さて、このiPad Airですが、どこに問題点があるかというと。。。。。
バッテリーです。
画像のように充電ケーブルを挿しっぱなしにしないと使用できません!!!
もし抜くと、、、、
こうなります。不便~~~~!
この現象はバッテリーを交換すれば直るものなので、さっそく交換していきましょう。
電源を切り、さっそく作業開始です!!!
その1~iPadを開く!~
まず初めにiPadを開いていくのですが、いつも紹介しているようなiPhoneとは全く難易度が異なります。
というのも、接着されている面の表面積が段違いなので、単純にそういう理由です。
この接着の強度はそりゃもう半端ないので、ヒートガンを使い熱し、接着を弱めます。
なかったらドライヤーでも代用できるかとは思いますが、ヒートガンそんなに高くないので買っちゃってもいいかもしれませんね。
次に金属のヘラを使い、iPadに隙間を作ります。ヘラの入れ方はSEとかに近い感じでしょうか。
このとき大きく開いたりする必要はありません。本当に隙間を作るだけです。少しでも大きく開こうもんならガラスが割れます。。。。。
この隙間めがけて、先端に無水エタノールをつけたトランプを挿します!!!!!
エタノールを付けることで分離がよくなります。
すこしずつゆっくりとトランプを進めて接着を剥がしていきます。行き詰まったら、無水エタノールを足したり、ヒートガンを当てなおしたりしてみましょう!!!進まないからといって力任せにしちゃだめですよ!!!
そしてここにはホームボタンのケーブルがあります!!!
やわらかいトランプですが、ケーブルを切断するのには十分な硬さです。機種によってケーブルの位置も違うので、機種ごとにケーブルの位置を調べてから修理を始めましょう!!!
開きました。見てる分には簡単に見えますが、これがなかなかコツがいる難しい作業なんです。初見だとガラス割ったり、液晶パネルにまでトランプを突き刺してしまい、液晶に汚れがついて一生落ちない、、、なんてこともあります。
この作業にどうしても時間がかかってしまうので、少し多めにお時間をいただいております。
その2~ガラスと液晶を外す!~
iPadを開くことには成功しましたが、ここでまた注意点があります。
iPad Airは2層構造になっており、液晶とガラスが別々になっています。作業中にこのガラスの内側や液晶に触れてしまうと、かなり面倒なことになります!!!!!ので絶対に触らないように(‘ω’)
バッテリーは液晶の裏側に隠れています。まずは液晶を留めている四方のネジを外します。
ここ(画像参照)にいい感じの凹みがあるのでここにナイロンスパジャを入れて、てこで液晶を持ち上げます。
持ち上げると液晶パネルの下にケーブルとケーブルを保護するプレートが見えますので、それを取ります!!!
ネジを外すときに油断して液晶などを曲げすぎないようにしましょう。
はい、無事とりだせました。この液晶は安全な場所に避難させましょう。
この流れでガラスの方も取り外しておきましょう。もちろん指紋はつけないように!!
ガラスも取れました。コイツも安全な場所に避難です。。。。。
その3~バッテリーを外す!!!~
さて、残る山場はバッテリーです。バッテリー裏の両面テープを剥がし、バッテリーを外すという大まかな流れは同じですが、やり方がちがってきます。それでは見ていきましょう。
iPadの両面テープはiPhoneの引っ張ったら取れるようなものではなく、僕たちが生活する中で一般的に使うような両面テープに近い形状をしています。その両面レープが強力になったイメージですね。故に取りづらいんです。
iPadを裏返し、裏から新品のバッテリーを当て、どのあたりにバッテリーの両面テープが通っているかを見ます。
そして両面テープが通っている箇所にピンポイントでヒートガンを当てます!!!
ただ、最初にあてた時とは違いバッテリーを熱することになるため、あまり熱しすぎないようにしてください。
たしかバッテリーが発火する温度は60度だったと思うので、人肌ぐらいの温かさに留めておくのがちょうどいいかもしれません。
ヒートガンを当てた場所に再び無水エタノールをつけたトランプを滑り込ませます。これを繰り返し地道にバッテリーを外していきます。
半分は取れましたね!もう半分です。あと少し!
またヒートガンをあて、トランプを差し込みます。温めた部分は結構すぐ冷めてしまうため、その都度ヒートガンを当てるように心がけましょう。
取れました!ここまで来たらあとは消化試合みたいなものです。
新品のバッテリーの登場です!!!バッテリーコネクタを接続します。
この青いフィルムはいらないので剥がしましょう。ペリペリ
ここでもちろん動作チェックを挟みます。
電源はつきましたね。
タッチもボタンもきくし、充電もされます!!そして一番問題だったバッテリーを挿したままじゃないと使えないという問題も直ってますね!!!動作確認完了です!!!組み立てちゃいましょう!
液晶パネル・ガラスともに元あった場所に戻します。
このまま閉じても接着されず、自然とパカっとiPadが開いてしまうので、B7000という専用の接着剤をつかって接着します。
B7000はとっっっっっっっっても糸を引きやすいです!!!納豆かってぐらい糸を引きます!!!
この糸が液晶につかないよう気を付けながら接着剤を付け、ガラスパネルを閉じます!
ただ閉じただけだと勝手にiPadが開いてきてしまいます。
そこでクリップを使い、開かないよう留め、このまま1時間ほど放置します。ついでに充電もしておきます。
~1時間後~
キレイにくっつきました!バッテリーも1時間充電して20%ぐらい上がっているので正常ですね。よかったです!
いかがだったでしょうか?Iphoneよりは手間がかかることが分かっていただけたでしょうか!!( ´∀` )
技術もそうですが、何より時間を多めに頂かなければならない理由はこんなところにあります。。。
なのでiPad修理を依頼される方は、仕事に行くついでに預けて帰りに取りに来られたり、そのまま預けて電話を待つ、という方もいらっしゃいます。お客様ごとにスタイルは変更することができるので、お気軽に申しつけください!!!
iPad Air バッテリー交換 7800円(税抜き) 作業時間 2時間
最後に
あいプロでは、バッテリー交換だけではなく、画面修理や水没復旧、充電ができない等、様々な故障にご対応しております。
また、iPhoneの他にも、ipad、Android、ゲーム機など様々な機種が修理可能ですので、修理のご依頼やご質問等ございましたら、
いつでも気軽にお問い合わせくださいませ👍