Galaxy S7 edge バッテリー交換
みなさまこんにちは!
あいプロ名古屋店の店長でございます。
本日は、名古屋市からお越しいただきましたお客様の
Galaxy S7 edgeを修理させていただきましたので、ご紹介していきたいと思います!!
Galaxy S7 edgeの特徴はやはり、ディスプレイのサイドが湾曲しているところですよね!!
端末名の通り、エッジがかかってますね( ̄ー ̄)ニヤリ!
ただ、今回修理するのは、そんな洒落てるディスプレイではなくて、バッテリーになります♪( ´艸`)
お客様からのご相談内容としまして、
「仕事用として使用していたが、モバイルバッテリーを持ち歩かなければならないほど、バッテリーの持ちが悪化している・・・」
とのことでした。
発売当初から今まで仕事のお供として使い続けてきたとのことでしたが、Galaxy S7 edgeが発売されたのが、
2016年の5月ですので、5年間使い続けてきたことになります。
スマートフォンのバッテリーの寿命は、おおよそ2年と言われております。
もちろんこの寿命は通常使用に限ったことで、日常的にゲームをされる方であったり、
GPSを多用しているなど、大きい発熱を伴う使い方を多くされている端末は、それに比例してバッテリーの寿命も短くなっていきます。
ただ今回は、5年間もの間、使い続けてきたということで、間違いなくバッテリーは著しく劣化している状態でしょう(@_@。
それではさっそく、バッテリーの交換修理を始めて参ります!!(-ω-)/
1:バックパネルの取り外し
Androidスマホの分解手順は2通りございまして、1つ目はiPhoneと同じく画面側から取り外し分解していくタイプ。
もう一つは、バックパネルを取り外して分解をしていくタイプの2種類です。
今回のGalaxy S7 edgeは、バックパネルから分解していくタイプの端末ですので、バックパネルを取り外してまいります。
ただ、このままではバックパネルはビクともしてくれません。
というのも、バックパネルとフレームの間には、接着シールが張り付けられているのですが、この接着シールの粘着力が凄まじく、
バックパネルと本体フレームとを強力に接着させているのであります。
ただこの接着力は無意味なものではなく、それだけ強力に隙間なく接着しているからこそ、端末の防水性能が保たれるのです。
とはいってもこのままでは端末を破壊しない限り、分解を進めることはできないので、ここの接着を弱める必要がございます。
そこで使用するのが、ヒートガンと呼ばれる道具になります!!
このヒートガンは読んで名前の如く、熱風を吹き出す道具なのですが、家庭用のドライヤーを想像していただければ
どんなものなのか分かるかと思います。
ただし、吹き出し口から出る熱風はドライヤーとは似て非なる物で、桁違いの熱量の風が噴き出ます。
そんなヒートガンを使って何をするのかというと、接着剤や接着シールの接着は、熱を加えることによって溶解して、
接着が弱まるので、バックパネルの接着部分をこのヒートガンを使って温めていきます。
温めて接着が弱まったら、ヘラをバックパネルとフレームの間に入れて少しだけ隙間を作ります。
そして出来た隙間に、トランプを差し込んで、このトランプでバックパネルの接着を完全に断ち切っていきます。
※上部中央辺りに、指紋認証パーツのケーブルコネクタが接続されています。
ですので、トランプをあまり奥まで入れすぎてしまうと、いくら柔らかいトランプでも、ケーブルを損傷させてしまうので注意です。
全ての接着を断ち切ることができたら、バックパネルと取り外すことができます。
2:保護フレームの取り外し
続いて、メイン基板を保護している黒いプラスチックフレームを取り外します。
このフレームは、ネジで固定しているだけですので、ネジをすべて外せば、取り外すことができます!!
※バッテリーの上部にある丸を型どったものは、ワイヤレス充電用のコイルです。
プラスチックフレームですが、全部で3つに分かれております。
一番下のフレームは、サブ基板を保護しているもので、今回のバッテリー交換では外さなくても支障はないので、
上の2つだけ取り外します!!
3:バッテリーの取り外し
続いて、バッテリーの取外しにかかっていきます。
まずは、バッテリーの左上から伸びているケーブルの先にあるコネクタを外して、完全に電力の供給を遮断します。
バッテリーは、両サイドに張り付けられた両面テープによってフレームと接着しています。
ただ、ここの接着力はそこまで強いものではないので、ヘラを右側から差し込み少しだけ浮かせたら、
後は手で持ち上げていけば、バッテリーを取り外すことができます!!
注意ポイントとしては、ヘラでバッテリーを持ち上げるときに、ヘラの先端を底にゴリゴリと擦りつけないこと!!
その下には液晶が存在するので、最悪の場合、液晶が損傷してしまいます。(´;ω;`)
4:動作確認&組み立て
続いて、新たに取り付けるバッテリーの動作確認を行います。
しっかりと起動して、バッテリーの不具合が無いことを確認取れたら、一度バッテリーを取り外し、
バッテリーの両サイドに両面テープを貼り付け、しっかりとフレームに固定させます。
後は分解とは逆の手順で組み立てていき、バックパネルを閉じる前に、フレームにB7000という接着剤を塗布して、
バックパネルを取り付けます。
最後、クリップなどでバックパネルと固定し、30分~1時間程度圧着させれば、修理の完了です!!!
最後に
あいプロでは、バッテリー交換だけではなく、画面修理や水没復旧、充電不良など、様々な故障にご対応しております。
また、androidの他にも、iPhone、iPadやゲーム機など様々な機種が修理可能ですので、修理のご依頼やご質問等ございましたら、
いつでも気軽にお問い合わせくださいませ👍