iPadの画面割れも交換修理が出来ます。
本日もiPad第6世代の画面交換を致しました。
バリバリに割れているのでこのまま使用するには危ないとのことでした。
お孫様がゲームをするとのことで早めに交換したいとお持込頂いたのですが、生憎在庫が有りませんでした。
お客様のiPadは白色のパネルだったんですが黒色のパネルの在庫があったのでそれでも良いとのことで交換しました。
パネルの色問題はホント見た目だけなので使用にはほとんど問題有りません。
ホームボタンも移植するので指紋認証の機能も維持出来ています。
今回は割れている箇所がホームボタン近くから割れていたのでうまく取り外せない可能性もありましたがなんとなってよかったです。
修理に際して指紋認証機能が使えなくなることもありますのでご了承ください。
作業はまず割れたパネルを剥がす作業から始まります。
パネルは強力な両面テープで貼り付けられています。
今回はガラスが割れていたのでドンドン剥がしていきましたが、中にある液晶パネルに傷や汚れがつかないように剥がすのでそこは注意して剥がします。
無水エタノール等を使用して粘着を弱めて剥がす方法と、熱を加えて粘着を弱めて行く方法があります。
最近は無水エタノールがコロナの影響でほとんど入荷出来ないので代用品を使用しています。
液晶にエタノールが付いた場合すぐに拭き取らないとシミになるので沢山使うと影響が汚くなってしまいます。
ヒートガンで熱を加える方法もあまり熱くしすぎると他に影響してくるので温めては少し外して冷めれば温め直すと結構面倒な工程で進めて行きます。
割れていない状態のほうがなれていると剥がしやすい上に早く作業が進められます。
細かいガラスを取り除く工程があるので割れたパネルを剥がす作業は結構面倒なんですよね。
iPad第6世代は画面を見て右側にケーブルが付いています。
上、左、下のパネルが剥がせれば後は液晶に注意して開けば180度に開きます。
液晶パネルは四隅がネジ止めされているので取り外します。
この時液晶は軽く四隅が付いているのでゆっくり剥がさないと割れます。
割れると液晶パネルも交換が必要になります。(しかもパーツが高い)
液晶を取り外してタッチパネルも取れれば半分終了です。
タッチパネルはホームボタンの移植があるのでまだす捨ててはいけません。
液晶も壊さないように安全な場所へ避難します。
まずは本体に残ったガラスの破片をキレイに取り除きます。
少しでも残っていると新しいパネルが割れてしまう可能性もあります。
残っているのは気持ち悪いので徹底的に取り除きます。
次にホームボタンの取り外しです。
バリバリに割れていたので取り外すのが逆に難しかったです。
固定金具はゆっくり取れば問題有りませんが、ホームボタン(丸いところ)は熱を加えてゆっくり剥がしていきます。
もともと付いている粘着を新しいパネルにも使用するためです。
丸く両面テープを加工寄りは楽です。
何度か丸い両面テープを作ってみたんですがうまく付かない上に仕事量が増えて時間がかかりすぎます。
瞬間接着剤等でつけてしまうと2度と使えなくなるので調整ができる物が好ましいです。
新しいパネルに取り付けて押した感じを調整できれば後は元に戻していくだけです。
パネルは圧着剤や両面テープ(強力)を使用して固定します。
この作業を1時間ほど出するので結構大変です。
このiPad第6世代のパネル交換修理18,000円(税込み)でさせていただきました。
時間も予定通りでした。
在庫がない場合はお取り寄せになりますのでまずは電話等でお問い合わせ下さい。
朝は10時から夜20時までの営業で年年中無休です。
お気軽にお問い合わせください。