本日はZenfone3 (ZE520KL) の画面修理を致しましたのでご紹介したいと思います。

当店ではAndroidはXperiaの修理依頼が多いので、久しぶりにZenfoneの修理をしました。

↑画像のように画面は傷もなくとてもきれいな状態でしたがタッチが全く反応しない状態でした。

落としたとかでもなく突然タッチの反応がきかなくなってしまったそうです。

修理する前に電源を切るのですが画面が操作できない状態なので普通に電源を切ることはできません。こういう場合は強制終了をします。

強制終了は画面を操作しなくても電源を切ることができますので、こういった画面が操作できない、液晶漏れを起こしていてどこをタッチしたらいいのかわからない状態のときは強制終了で電源を切ります。

電源を切ったら、バックパネルを剥がします。

画面修理なのにバックパネルを外す理由は、ショート防止のためにバッテリーのコネクターを外すためと画面のケーブルが画面側から裏に回ってバッテリーの下を通って基盤とつながっているためです。

バックパネルは本体に強力なテープなどで接着されています。ヒートガンを使い熱を加えて粘着を弱めていきます。

温めすぎは基盤やバッテリーに悪影響ですので指で触れるかな？というくらい温まったらやめます。熱を加える箇所もバックパネルの中心とかではなく、縁の方を温めます。機種にもよりますが接着のテープは縁の方にしかありません。

続いてカッターをパネルと本体の間に差し込み隙間を作り、その隙間にエタノールをつけた

ヘラを差し込みカッターを外します。この作業のときが一番バックパネルが割れやすいですので慎重に焦らずに作業をしていきます！(； ･`д･´)ｺﾞｸﾘ

エタノールで粘着が弱まります。ヘラをスライドさせて接着を剥がしていきます。

ヘラが進みにくくなったらもう一度ヘラにエタノールをつけたり、ヒートガンで熱を加えたりします。パネルは割れやすいですので無理やり剥がそうとしたり力を入れすぎてはいけません。

ヘラで剥がしていった場所がまたくっつくといけませんのでトランプなどのカードを差し込みます。

ヘラで進んでいくのが怖いなという場所や角の方はこのカードをスライドさせてカードで接着を切るように剥がしていきます。

角は割れやすいですのでヘラで進んでいくのはオススメしません。

↑バックパネルを外すとこのようになっています。

画像は綺麗にした後ですが、パネルや本体のフレームなどに粘着テープのようなものが

付いていますので綺麗に取り除いていきます。これをしっかりとしておかないと

貼り付ける際にパネルが浮いてしまい、うまく接着できず修理後に剥がれてきたりします。

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次にバッテリーや画面のコネクターを外すために基盤などを覆っているプレートを上下とも取り外します。

ネジでとまっているのでネジを外せば簡単に取り外すことができます。

コネクターを外したらバッテリーを取り外します。

バッテリーの下を画面のケーブルが通っているのでバッテリーを外さないと画面の交換ができません💦

バッテリーは本体にテープでとめられていますがテープの先がバッテリーの下から少し出ていますのでピンセットで巻きつけて引き抜いていきます。

勢いよく引き抜くと途中で切れてしまいますのでゆっくりと様子を見ながら引き抜きます

。テープを引き抜くとなんの抵抗もなくバッテリーを取り出すことができます。

バッテリーを取り出す際に抵抗があるようならテープが残っている可能性があるので確認しながらヘラなどで剥がしていきます。

もしテープを引き抜く時に途中でテープが切れてしまったら、太めのヘラにエタノールを浸けてバッテリーと本体の間に差し込み、ゆっくりとはがしていきます。

下を通っているケーブルを傷つけないようにすることはもちろん、バッテリーはまた使いますので破損させないようにします。

↑取り外すとこのようになっています。

右側の細いケーブルとその下のさらに細いケーブルが画面のケーブルです。

これでバックパネル側の作業は終わりです。

次に画面を外します。

バックパネルと同じようにヒートガンで温めて、カッターで隙間を作り、ヘラを差し込みます。

画面の下の方にケーブルがありますので上の方から剥がしていきます。

今回は一切割れていなかったので剥がしやすかったですが、割れていたりヒビが入っているとそのヒビにヘラやカードがひっかかって剥がすのが難しいですし、破片が顔の方に飛んできたり指を切りそうになるので注意が必要です(；´∀｀)

↑画面を剥がすとこのようになっています。

本体フレームなどに張り付いている黒いものが接着テープです。

こちら側も本体に残っている接着テープやゴミ、画面の破片などを綺麗に取り除いていきます。

綺麗にできたら新しい画面とバッテリーを取り付けていきます。しっかり取り付ける前に仮付けして一度動作確認をします。

起動はちゃんとするか？画面はきれいに映るか？タッチは反応するか？バッテリーの表示はおかしくないか？などを確認して問題なければ組み立てていきます。

画面とバックパネルを貼り付ける際に何を使用するかは修理店によって様々ですがあいプロでは乾いた後でもヒートガンなどを使えばはがせるタイプの接着剤を使用しています。

乾く前は液体状ですので隙間なく接着できますし結構強力なのでよっぽどのことがない限り浮いてきたり剥がれることがありません。

はみ出た接着剤はアルコールを含んだウェットティッシュなどで拭き取って綺麗にしていきます。

乾くまでに30分～1時間程かかりますのでその間、画面やバックパネルが浮いてこないようにクリップでとめて乾燥させます。

接着剤がしっかりと乾いたらクリップを外し拭き取りきれていなかった接着剤を拭き取り、きれいにします。

最後にしっかりと動作確認をしていきます。

起動はちゃんとするか？画面は綺麗に映っているか？タッチの反応は正常か？ホームボタンなどは正常に作動するか？音は鳴るか？通話時に相手の声は聞こえるか？逆にこちらの声は相手に聞こえるか？アウトカメラ・インカメラは綺麗に映るか？バッテリーの表示はおかしくないか？ネットなどへの通信は問題なく行えるか？

など細かく確認していき大丈夫であれば修理完了です！！！

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今回は

Zenfone3(ZE520KL)　画面修理

修理料金13,000円　修理時間2時間

となりました。

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いかがでしたでしょうか？

Androidの修理ができる修理店はこのへんの地域ではあいプロだけです！！

Androidの不調でお困りの際は是非あいプロイオン松江店にお越しくださいませ♪

皆様のご来店心よりお待ちしております。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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