【iPhone６　パネル交換　手順】フロントパネルの交換の様子。

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今回は「iPhone６」のフロントパネル(ガラス)交換修理の様子を書いてみようと思います。。。。

2014年の9月12日に日本で予約開始になったこの機種。iPhoneでは８世代目の機種で、サイズは初めて2サイズ展開した機種でしたね。

今回は4.7インチの液晶サイズのiPhone６を使っていきます。

１．充電口のコネクター両側のネジを外します。

まず、スリープボタンを長押し電源オフボタンを呼び出し電源をOFFにします。

本体下部にある充電差し込み口のコネクターの両側のネジを外します。星形の「ペンタローブ」と言う特殊な形状のネジになっているため専用のドライバーを使って外します。

２．フロントパネルを開けていきます。

ホームボタン側のやや左側から専用の平べったい器具(金属ヘラ)を使い、パネルと本体の隙間に少しずつ差し込み、場所をずらしながらゆっくり隙間を作っていくイメージで開いていきます。開いていく際に奥まで器具を突っ込んでしまうとイヤースピーカーや内部の液晶画面、接続ケーブルを傷つけたり破損させる危険があるのでここは注意です。

全体的に開いて来てフロントパネルが少し浮き上がってきた感じがしたら、フロントパネルの上の方を少しホームボタン側に引きケースの上側と噛み合っているツメを外します。ただ、フロントパネルは外れるようになりますがコネクターケーブルが繋がっているので注意します。

３．コネクターケーブル差し込み部の固定板を外します。

液晶画面・デジタイザ・ロジックボードと繋がっているコネクターケーブルの固定板を外していきます。固定板を抑えているネジは3種類。長さと頭の径が違うので組み立てる際に場所を間違えないように外し置きます。ネジを外したら固定板を取りはずします。

４・接続コネクターケーブルを外します。

ケーブルは4つあります。順番は場所で言うと、一番右・左の一番下・真ん中・上の順。液晶画面→デジタイザ→フロントカメラ→ロジックボードの順です。このケーブルを外す際の最大の注意は【【静電気】】です。ヘラで外しますが、必ずプラスチック製のヘラを使用します。静電気体質の人は放電作業・動作を行ってから作業を行っていきます。コネクターケーブルを外すとフロントパネルとボトムケースが外れ別々になります。

５・ホームボタンを外します。

ホームボタンを押さえている金属板の左右のネジを外します。これもネジの大きさが違うので注意して外し置く。金属板を外すとホームボタンとボタンから繋がるケーブルとコネクターが見えます。コネクターをヘラで外します。次にホームボタンに隣接する部分(コネクターに繋がっている指紋センサー部)にヘラを入れて外します。ここを外すとホームボタンは表パネル側から押すと外れます。

６・フロントカメラを外す。

フロントカメラをカバーしている固定カバーのネジを外し、固定カバーを外します。フロントカメラを持ち上げイヤスピーカーを外します。フロントパネルがしっかりと密着固定してあるのでヘラで起こすように離します。次は近接センサー部の部分にゆっくりヘラを入れ、起こすように外していく。そうするフロントカメラ部が離れます。カメラの固定具は新しいフロントガラスパネルに付いていないので外すのを忘れないようにする。

７・バックプレートを外していく。

バックプレート固定ネジ7か所を外します。パネルを取り外す前にホームボタンの穴の左側のコネクターが貼りこんでいる部分をヘラで剥がします。これでプレートが外れフロントパネルの交換が可能になります。

(☆iPhone６と６plusの中身は大体似ていますが多少一部違う部分があるだけで手順はほぼ同じです。)

このような順番を交換後さかのぼるとフロントパネルの交換が終了します。

このながれで作業時間は１５分程で終わります！！(この説明を文章で打ち込む時間の方が時間かかりました)

本当に各ネジが細かくサイズが違うので一つ間違えると大変です。色々な事を注意しながらもスピーディーかつ正確な作業を心掛けて修理しておりますので安心してご来店ください！！！お待ちしております！！！！