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イオン 秋田中央店
〒010-0029
秋田県秋田市楢山川口境5-11
イオン秋田中央店
1階 フードコート入口近く
☎050-5436-0499
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こんにちは!あいプロイオン秋田中央店です!突然ですがiPhoneについてお話ししたいと思います!
AppleがiPhone 8とiPhone 7の端末価格を値下げしてiPhone XSの下位モデルとして併売することで3世代のiPhoneの中から選べるようになり、今までよりも安く旧型のiPhoneを買うことができるようになりました。
旧型のiPhone 7は50,800円から、iPhone 8は67,800円から購入することができるようになりiPhoneの購入価格の幅が広くなり、用途に合わせて、ユーザーも選びやすくなったなぁという印象があります。
ということで、この記事ではホームボタンを搭載しているiPhone8・iPhone7・iPhone6sの外観や性能、使い勝手などを比較してみました!
特にiPhone8とiPhone7の性能差があまりないので、どっちを買ったらいいのか迷うところなので最適なiPhoneの選び方を書いていきます。新型を購入せずに少し価格の安い旧モデルに買い換えて余ったお金でiPadなどを買うというのもいいと思いますよ。
まずはiPhone 8、iPhone 7、iPhone 6sの外観デザインの違いはこんな感じで、iPhone 8の背面パネルはガラスですが、iPhone 7/6sはアルミとなっています。
左からiPhone8(シルバー)、iPhone7(シルバー)、iPhone6s(ゴールド)となっていますがiPhone8はシルバーというかホワイトという名称の方が良かったんじゃないのかなと思います。(追記:最新モデルのiPhone XRはホワイトモデルになりました。)
価格差の比較
iPhone 8、iPhone 7、iPhone 6sの端末価格を比較してみます。iPhone XSが発表されたことでiPhone 6sがラインナップから姿を消すことになりましたが、従来のiPhone 6sの端末価格がiPhone 7となりました。
iPhone XR | iPhone 8 | iPhone 7 | iPhone 6s | ||
価格 | |||||
32GB | – | – | 61,800円 → 50,800円 |
50,800円 → 販売終了 |
|
64GB | 84,800円 | 78,800円 → 67,800円 |
– | – | |
128GB | 90,800円 | – | 72,800円 → 61,800円 |
61,800円 → 販売終了 |
|
256GB | 101,800円 | 95,800円 → 84,800円 |
– | – |
最新モデル・iPhone XRと下位モデル・iPhone 7の最小容量モデルの価格差は34,000円となり、最大容量モデルの価格差は40,000円となります。
iPhone 8はiPhone XRよりも17,000円安くなっており、さらにiPhone 7はiPhone 8よりも17,000円安く買うことができるのです!元々の価格が高いiPhoneなので「50,800円でも高いよ!」って思う方も多いかもしれませんね。
でも、4.7インチディスプレイのiPhoneが過去にここまで安く買えるなんて昔では考えられないことでしたし、まだまだ現役で使うことができるiPhone 7が50,800円で手に入るのはなかなか凄いことです。
というか、iPhone XSの64GBモデルで112,800円という価格が異常に高すぎなんですよね。128GBでいいから安くして欲しかった。これも戦略なんでしょうが、この価格を見るとiPhone 7でいいのかなとも思ってしまいます。
スペックの比較
まず最初にiPhone8・iPhone7・iPhone6sのスペックと性能について比較しますが、当然ながらモデルが新しくなるにつれて性能が高くなっているのは言うまでもありません。
ディスプレイの性能
iPhone8 | iPhone7 | iPhone6s | |
解像度 | 4.7インチ(1,334 x 750ピクセル)LCDディスプレイ | ||
コントラスト比 | 1,400:1 | ||
カラー | 広色域(P3) | フルsRGB規格 | |
最大輝度 | 625cd/m2 | 500cd/m2 | |
True Tone | 対応 | 非対応 | |
3D Touch | 対応 |
iPhone8とiPhone7のディスプレイは最大頻度が向上したものが採用しており、より明るい表示が可能となっています。
画質はiPhone6sは表現できる色域がフルsRGB規格ですが、iPhone8とiPhone7は広色域(P3)規格に対応しており、より綺麗なディスプレイへと進化をしています。
iPhone8とiPhone7の画質はほぼ同じですが、iPhone8は周囲の環境光の色合いに合わせてホワイトバランスの自動調整をするTrue Toneディスプレイを採用しているので目に優しいといえますね。
このように3モデルを画面の明るさを同じにして並べて比べてみると色合いが若干異なっているのが分かります。
iPhone8はTrue ToneをOFFにすることでiPhone7とような白っぽい画面にすることも可能で自動的に周囲の環境光に合わせて色合いを調整してくれます。
(iPhone7とiPhone6sでもナイトシフト機能を使うことでどのモデルでも自由に調整できます。手動でしないといけないのがiPhone8との違い。)
CPUプロセッサの性能
iPhoneに搭載しているCPUの性能も世代を重ねるにつれて向上しており、CPUのコア数が2コアから4コア、そして6コアと増加しています。
iPhone8 | iPhone7 | iPhone6s | |
CPU | A11 Bionic (2+4=6コア) ニューラルエンジン搭載 |
A10 Fusion (2+2=4コア) |
A9 (2コア) |
GPU | Apple独自開発 (3コア) |
PowerVR 7XT GT7600 Plus (6コア) |
PowerVR 7XT GT7600 (6コア) |
RAM | 2GB LPDDR4X | 2GB LPDDR4 |
製造プロセスを微細化することでチップの大きさは小型化しているという素晴らしさ。もちろん、必要な消費電力も下がっているので電力効率も向上していることになります。
実際にiPhone 8、iPhone 7、iPhone 6sのCPU性能をGeekbench 4で計測してみました。
iPhone8 | iPhone7 | iPhone6s | |
CPU | A11 Bionic | A10 Fusion | A9 |
シングルコア | 4228 | 3504 | 2169 |
マルチコア | 10231 | 5959 | 3826 |
A11 Bionicチップを搭載してるiPhone8が一番高くなっており、iPhone7から1.8倍、iPhone6sからは2.7倍も性能が向上しています。
第2世代パフォーマンスコントローラ搭載
iPhone7のA10 Fusionチップは4つのCPUコアを搭載していますが、高負荷時でも高性能コア側しか駆動することができませんでした。
しかし、iPhone8のA11 Fusionチップは第2世代パフォーマンスコントローラを搭載し、高負荷時に6つのCPUコアをすべて駆動することができるようになりマルチコアの性能が大幅にアップしたのも大きな特徴となっていますね。
逆に低負荷時も最小コア数で動作させることができるので、より消費電力に優位なプロセッサになっています。
GPU(グラフィック)の性能
各チップに内蔵しているGPUの性能も計測してみました。
iPhone8 | iPhone7 | iPhone6s | |
GPU | Apple独自 3コア |
PowerVR 7XT GT7600 Plus |
PowerVR 7XT GT7600 |
metal | 14925 | 12854 | 10165 |
GPUの性能もiPhone8はiPhone7から1.2倍ほど、iPhone6sから1.5倍ほど向上しているのが分かります。
iPhone6sとiPhone7はImaginetion TechnologiesのGPUコアを採用していますが、iPhone8のA11 FuisionはAppleが独自開発したGPUコアを採用しています。
6コアから3コアにコア数が減っているのに性能が向上しているのはなかなかすごい技術ですよね。
各チップの総合性能
最後に、総合性能を計測できるAntutuで各チップの性能を比較してみます。
iPhone8 | iPhone7 | iPhone6s | |
合計 | 212168 | 162260 | 109202 |
3D | 60594 | 44852 | 27598 |
UX | 74249 | 54904 | 38316 |
CPU | 62123 | 49828 | 34507 |
RAM | 15202 | 12676 | 8781 |
iPhone8はiPhone6sよりも2倍、iPhone7よりも1.4倍ほど性能が向上しており、3モデルともRAMの容量は2GBですがデータ転送速度が向上しているのか新モデルの方が性能が高くなっているのが分かります。
実際の使用感はiPhone6sよりもiPhone7の方がキビキビと動作するのは体感することができて、あらゆる動作がワンテンポ速いと感じることができます。
しかし、iPhone7からiPhone8に乗り換えたとき動作が速くなったとはあまり感じることができず、iPhone 7の性能があればほぼストレスなくiPhoneを使うことができるのかなと。普通にウェブサイト閲覧、SNS、メッセージの送受信などの通常使いならiPhone 7で十分な性能を持っているということになります。
ただし、3Dグラフィックを多用するゲームやARなどの機能をフルで使用するアプリなどはiPhone 7よりもiPhone 8の方が快適に使うことができるでしょう。
サイズと外観デザインの違い
各3モデルのサイズの大きさの差は以下のとおりです。
iPhone8は背面パネルにガラスを採用したことで1〜2mmほど大きくなり10gほど重くなってしまいました。手で持って感じるくらい重くなっており、iPhone7がめちゃくちゃ軽く感じてしまうほどです。
iPhone8 | iPhone7 | iPhone6s | |
ヘッドフォンの接続 | Lightningポート | 3.5mmヘッドフォンジャック | |
音声再生 | 強化されたステレオ再生 | ステレオ再生 | モノラル再生 |
本体サイズ(mm) | 138.4 x 67.3 x 7.3 | 138.3 x 67.1 x 7.1 | |
重量 | 148g | 138g | 143g |
防塵防水 | IP67等級 | – |
モデルチェンジのたびにアンテナラインが少なくなっています。
- iPhone 6s:上下左右と左右を繋ぐライン
- iPhone 7:上下左右のみ
- iPhone 8:左右のみ
デザイン的にはもかなりすっきりとしたものに進化していますね。
ガラス素材とアルミ素材
iPhone 8の筐体はガラスになったことで非常にスッキリとした光沢のある美しいデザインになりました。
光を上手く当てると美しい…!
アルミ素材のiPhone 7とiPhone 6sは表面がスベスベなのでケースを付けずに使うとかなりの確率で滑って落としてしまうことがあります。
しかし、ガラス筐体になったiPhone 8は滑りにくくなったのでケースを付けずに使っても落としにくくなったのかなと思います。
でも、iPhone 8は落としたら最後、ガラスはバキバキに割れてしまうことになってしまうので注意しないといけませんね。
個人的にはiPhone 8のガラス素材のデザインが好きですが、嫁さんから「チープになったね。」と言われてしまいました。確かにアルミの方が質感は良かったのかもしれませんね。
また、ガラス素材のiPhone 8は指紋で汚れますが、アルミ素材のiPhone 7やiPhone 6sは筐体が指紋で汚れてしまことがないという特徴もあります。
この辺りは好みなのかなと思うので、もしアルミの筐体が好きという人はiPhone 8ではなくて端末価格の安いiPhone 7を選んでもいいのかもしれませんね。
iPhone8のサイドフレームはiPhone7と同じ7000シリーズのアルミニウムが採用しています。7000シリーズは航空宇宙産業で使用されているアルミでとても硬く傷がつきにくい素材です。
iPhone6sは6000シリーズのアルミニウムが採用されており、少しだけ傷が付きやすく実際に同じ期間使ってきたiPhone6sの方がiPhone7より多くの傷が付いていました。
防水・防塵性能の違い
iPhone6sは防水防塵機能を持っていませんが、iPhone7とiPhone8はIP67等級の防水防塵機能を持ち合わせているのも見逃せないポイントです。
IP67は「粉塵が内部に侵入しない」防塵性能と「規定の圧力、時間、水中に浸水しても影響を受けない」防水性能を持った等級となっています。
iPhone7を水道でジャーっとしてみたことがありますが、壊れることなく普通に使うことができましたよ。
ヘッドフォンジャックについて
今で当たり前のようにあった3.5mmヘッドフォンジャックはiPhone 7・iPhone 8は廃止されLightningコネクタ経由でヘッドフォンを接続する形になりました。どうしてもヘッドフォンジャックを使いたいという人はiPhone6sを選択しましょう。(現在はApple Storeでの購入はできません。)
iPhone8とiPhone7のヘッドフォンジャック跡はスピーカーのように見えますが気圧調整口の穴として使用されています。両モデルは防水防塵仕様になったことで内部と外部の気圧に差が生じやすくなってしまうことから、それを調整するための大事なパーツなんだそうですよ。
なお、iPhone 7やiPhone 8でイヤホンを使うならは有線ではなくワイヤレスのAirPodsを使うことを強くおすすめします。
実際にiPhone 8でAirPodsを使っているのですが、めちゃくちゃ快適。コードから縛られない生活がこんなにも快適だったとは…。
ステレオスピーカーについて
iPhone7よりレシーバー(受話口の聞き取りの部分)から音を出すことで音声のステレオ再生に対応しています。
iPhone8ではステレオスピーカー部分が再設計され25%も大きな音を出すことができるようになっています。
実際に聞いてみると確かにレシーバー部分の音圧がiPhone7と比べて大きくなっていました。
iPhone7では、通常の内蔵スピーカーの方が音圧が高く違和感のあるステレオサウンドだったのが、iPhone8では同じくらいの音圧レベルになっているので、非常に聴きやすいステレオサウンドに進化を果たしています。
iPhone 6sは残念ながら内蔵スピーカーのみの再生となるのでモノラルサウンドとなってしまいます。
iPhone単体で音楽を聴くことはあまりないかもしれませんが、Apple MusicなどをiPhoneだけで音楽をよく聴く方は音質が良いiPhone8を選びたいところですね。
カメラ性能の違い
カメラのスペックを比較してみます。
3モデルとも1200万画素のイメージセンサーですがセンサーと画像エンジン(ISP)の世代が違うので、同じ画素数でも新しいiPhoneの方が画質が良いです。
iPhone 8 | iPhone 7 | iPhone 6s | ||
背面 カメラ (静止画) |
画素数 | 1200万画素 | ||
レンズ | f/1.8 | f/2.2 | ||
手ぶれ補正 | 光学式手ぶれ補正 | – | ||
ズーム | 最大5倍のデジタルズーム | |||
広高域キャプチャ | 写真とLive Photos | |||
フラッシュ | クアッドLED True Toneフラッシュ | True Toneフラッシュ | ||
背面 カメラ (動画) |
4Kビデオ撮影 | 24fps 30fps 60fps |
30fps | |
1080pビデオ撮影 | 30fps・60fps | |||
手ぶれ補正 | ビデオの光学式手ぶれ補正 | – | ||
ズーム | 最大3倍のデジタルズーム | |||
スローモーション | 1080p(120fpsまたは240fps) | 1080p(120fps) | ||
ズーム | 手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ | |||
フロント カメラ |
画素数 | 700万画素 | 500万画素 | |
レンズ | f/2.2 | |||
フラッシュ | Retina Flash | |||
広高域キャプチャ | 写真とLive Photos | – | ||
動画撮影 | 1080p | 720p |
4K動画はiPhone 6s以降のモデルであれば撮影することができますが、iPhone 8なら4K60fpsに対応し、より滑らかな動画を簡単に撮影することができます。
では、実際にiPhone 8、iPhone 7、iPhone 6sの背面カメラで同じシチュエーションで撮影をしてみました。
公園にある遊具ですがiPhone7とiPhone6sの違いはあまりありませんが、iPhone8は少しだけ色合いが深くなり全体的に明るくなっているように見えます。
正直なところ明るいところの撮影した写真は拡大しても差を判別するのは難しいかもしれませんね。
しかし、夜など暗い場所で撮影するとiPhone 7とiPhone 6sの画質の差が大きくなるのです。
標識のあるところを拡大してみます。
夜間の撮影だと画質にかなり差がありますね。
iPhone7の背面カメラはf/1.8の明るいレンズとなり、iPhone6s(f/2.2)と比較して圧倒的に画質が向上していることが分かります。
これはレンズが明るくなっただけではなく1200万画素のイメージセンサー自体の性能が向上しているのも画質が良くなった要因となっています。
iPhone8の解像感やノイズなどはあまり違いがありませんが、色合いが若干深く綺麗に表現できていますね。
特に人肌の色合いが綺麗になっており、我が家にいる子ども達をパシャパシャ撮ってみても肌の色が綺麗になったなーと感じることができます。
なので、ポートレートなど人を撮影することが多い人はiPhone8の方が綺麗に写真を撮ることができるでしょう。
スプラトゥーン2 ガールのアミーボを撮影してみました。
iPhone8の方が肌色の発色が良いように見えますよね。まあ、ちょっとした差なので、この差に20,000円以上の魅力を感じるかどうかです。
あとiPhone8は4K60fpsの撮影に対応したので動画をよく撮影する人はいいかもしれませんね。iOS11でH.256のエンコードに対応したので保存容量も圧縮することができますし。
ワイヤレス通信性能の違い
LTEの通信については常に進化している部分なので新型モデルの方が対応バンドが多くなるため最大受信速度がiPhone8が一番速くなっています。
iPhone 8 | iPhone 7 | iPhone 6s | |
LTE | Cat.15 受信:800Mbps 送信:150Mbps |
Cat.9 受信:450Mbps 送信:50Mbps |
Cat.6 受信:300Mbps 送信:50Mbps |
VoLTE | 対応 | ||
CDMA | – | EV-DO Rev. A | |
Wi-Fi | 802.11ac Wi-Fi MIMO | ||
Bluetooth | 5.0 | 4.2 | |
位置情報 | GPS、GLONASS、Galileo、QZSS | ||
NFC | リーダーモード対応NFC FeliCa(グローバル対応) |
リーダーモード対応NFC FeliCa(日本版のみ対応) |
NFC |
LTEの通信速度の違い
iPhone 8はLTE Cat.15に対応し受信で最大800Mbps、送信で150Mbpsに対応しているのが大きな違いとなっています。実際にドコモのSIMカードを入れ替えて通信速度をRBB SPEEDを使って計測をして見ました。
- iPhone 8 :受信142.87Mbps、送信13.73Mbps
- iPhone 7 :受信 45.71Mbps、送信12.69Mbps
- iPhone 6s:受信 71.65Mbps、送信 7.96Mbps
なぜかiPhone 6sよりもiPhone 7が遅くなってしまう現象が出てしまいましたが、圧倒的にiPhone 8はLTEの通信速度が速くなっているのでLTE通信の速度を最大限活かしたいならiPhone 8の一択ということになりそうですね。
ただし、これらの最大速度を生かすことができるのは都心の一部地域に限られるので、iPhone6sでも十分かもしれません。
(ただし、上記結果は金沢市郊外で計測したものなので郊外でも意外と恩恵を受けることができるかも?)
一つ注意しないといけない点として、iPhoen8はauのCDMA EV-DO Rev.Aに非対応になってしまったので、3G通信ができなくなり4G LTEのみ通信することができる仕様になってしまいました。電波が届きにくい地方の山間部ではちょっと心配な部分と言えるかもしれませんね。
Bluetoothのバージョンの違い
iPhone 8はBluetoothの新バージョンとなるBluetooth 5.0に対応をしています。
まだ対応しているアクセサリは少ないですが、バージョン5.0はIoT向けに強化されたものとなっておりバージョン4.2より通信可能距離が4倍も長く、通信速度が2倍ほど高速化しています。
これからBluetooth 5.0に対応したアクセサリが登場することになると思いますが、そういった未来のアクセサリをがっつりと使いたい人はiPhone8を選んだ方がいいでしょう。
Apple Payと指紋認証
各3モデルともホームボタンに第2世代のTouch IDを搭載しているので、サクサクと指紋を認証することができます。
iPhone8 | iPhone7 | iPhone6s | |
Apple Pay |
|
|
|
Touch ID | タッチセンター式 第2世代指紋認証センサー |
物理ボタン式 第2世代指紋認証センサー |
ただし、iPhone8とiPhone7はタッチセンサー式のホームボタンになっているので、電源が入っていない状態だと押しても何も反応しません。
最初は戸惑いましたが慣れればホームボタン式のホームボタンでもなんら問題はありませんでした。
バッテリー容量と駆動時間の違い
バッテリー容量はiPhone8はiPhone7よりも140mAhほど少なくなりましたが、高効率のA11 Bionicチップのおかげなのか、iPhone7と同等レベルのバッテリー駆動時間を実現しています。
iPhone8 | iPhone7 | iPhone6s | |
バッテリー容量 | 1,821mAh | 1,960mAh | 1,715mAh |
充電 |
|
|
|
駆動時間 |
|
|
iPhone 6sのバッテリー駆動時間はiPhone 8やiPhone 7と比べると短くなっています。
あまり差がないように見えますが、実際に使ってみるとiPhone 6sは電池の持ちが少し悪いような感じがし、iPhone 8は電池の持ちはかなり改善されているように感じます。
低電力モードのCPU性能
iPhone 8のA11 Bionicチップは2つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載しており高効率コア側の性能が向上したことから低電力モードにした状態でもストレスなく操作することが可能となっています。
実際に低電力モードにしてCPUの性能を計測してみました。
iPhone8 | iPhone7 | iPhone6s | ||||
CPU | A11 Bionic | A10 Fusion | A9 | |||
モード | 通常時 | 低電力 | 通常時 | 低電力 | 通常時 | 低電力 |
シングルコア | 4228 | 2863 | 3504 | 1822 | 2169 | 1373 |
マルチコア | 10231 | 3695 | 5959 | 3091 | 3826 | 2477 |
なんと、iPhone8の低電力モードならiPhone6sの通常時の性能とほぼ同じなんですよね。ということは、通常使いで低電力モードにして使っても問題ないレベル。
低電力モードを普段から設定しておくことでバッテリーの減りを極限まで減らすことができるのではないのかなと思います。
(ただし、メールの自動受信、Hey Siri、Appのバックグランド更新、自動ダウンロードなどの機能はOFFになり、1日経過すると自動的に低電力モードが解除されます。)
まとめ:iPhone 8、iPhone 7、iPhone 6s どれを選ぶべきか
最後にそれぞれのiPhoneのメリット・デメリットをまとめます。
iPhone8のメリット・デメリット
- iPhone 4s以来のガラス素材のiPhoneが帰ってきた
- 高性能のA11 Bionicチップで快適な操作性とAR体験が可能
- 低電力モードでも快適に操作でき電池の節約ができる
- カメラの人肌の再現力が向上した
- 4K 60fpsの動画撮影に対応
- LTE通信の速度が速い
- ワイヤレス充電(Qi)に対応している
- 防水・防塵に対応
- 背面パネルのガラスが割れるリスクがある
- 3.5mmヘッドフォンジャックを使えない
- 本体価格が高い
性能的にはiPhone Xと遜色ないレベルとなっているiPhone8はホームボタンを搭載したiPhoneの完成形ともいえるモデルです。
ホームボタンを搭載した最先端の性能の高いiPhoneが欲しいという方はiPhone8を選ぶべきでしょう。iPhone 8に対応しているワイヤレス充電がとても便利なんですよね。
iPhone XSがリリースしたことでiPhone 8/8 Plusの端末価格が値下げされました。SIMフリー版はもちろんですが、ドコモ・au・ソフトバンクの各キャリアのiPhone 8/8 Plusも値下げしているので、高性能のiPhoneを以前よりも気軽に買うことができるようになっています。
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