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あいプロ 甲府店
〒406-0032 山梨県笛吹市石和町四日市場1745
ドン・キホーテ いさわ店1階
☎050-3187-4670
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こんにちは!あいプロ甲府店の蓮沼です!!
本日はあいにくの雨で気分もあまり上がりません…しかも結構強く降ってるので尚更ですね…
けど昼ごろからは曇り予報なので多分雨は上がるはずです!!待ちましょう!
さて今回は皆様にバッテリーを寿命を延ばす方法はあるのか、そもそもそう言ったことを本当にしたほうがいいのか、などをご紹介しようと思います。
気になっている方も多いんじゃないでしょうか?
それでは早速始めてみます!
まず携帯に使われているバッテリーがどんなものかと言うところから書いていきます。
現在スマートフォンに使われているバッテリーはガラケーの頃から基本的に変わっていません。もちろん性能の違いはありますがリチウムイオンバッテリーというバッテリーが使われています。
と言うわけでどの種類の端末を使っていても皆さん共通のところですので、まずはこのリチウムイオンバッテリーについて結構深く掘り下げていこうと思います!!
実はさっきからよく出てくるリチウムイオン電池という名前ですが、現在スマホに使われているものは正式名称が少し違っていて本当はリチウムイオンポリマー電池と言います。
ただポリマーってついただけですね!笑
でもこの一言が付いたのがとても大事になってきます。というかこれが付かなかったら今の携帯はこんなに便利になってなかったと思います!
そもそもポリマーというのが何かって話ですね!ちょっとだけ難しくなるんですけど、”原子”っていうとても小さい物の素があって、それが合わさって”分子”になって、それがさらにすごい数繋がっちゃったのが”ポリマー”です!要はプラスチックです!もともと液体だった石油が加工によって色々なプラスチックになるのはポリマーになることで起きているんですね!
社会的にはとても大事なのは分かっていただけたと思いますが、どうしてこのポリマーというのがバッテリーに対して大事になるかと言いますと。
車のバッテリーを思い浮かべていただければわかりやすいと思います。あの大きなバッテリーの中身、液体ですよね?
乾電池の中身も液体が使われています。乾電池の場合は
実ははバッテリー(充電池)というのはもともと液体が中に詰められているもので、その液体を使って充電、放電を行なっているんです。
放置された昔の乾電池がよくする液漏れの正体はこの液体です!
ここで話は戻りますが、みなさんのスマホのバッテリーはどう考えても液体は詰まっていないと思います。
それは名前の通り中身のリチウムイオン電解質という液体がポリマー化して固体になっているんですね!ただこの場合はガチガチの固体じゃなくてゲル状の半固体です!
これによって今お使いのバッテリーの安全性がとても上がりました。ただ液漏れなどする心配はなくなりましたが、バッテリー内部には大きな電力をためているので扱いを雑にするのはNGですね!
さてここまでポリマーの話で引っ張ってしまいました!笑
そろそろ次の話題に進みましょう!
次はこのバッテリーの長所、短所を紹介します!
まずは長所から!長所は多すぎるのでピックアップします!
1、めちゃくちゃ充電できる!
すごく大事なことですね!世の中にはたくさんバッテリーの種類がありますが、現在実用化されているバッテリーの中でもっとも重さ、大きさに対する蓄電量が最大のようです。てことは最強ってことです!
2、メモリー効果が少ない!
これについては後述します!
3、高寿命!
他のバッテリーに比べて充放電に耐える回数がかなり多くなっています!
4、とにかく汎用性が高い!
これまでの総合みたいな感じなのですが、長所がとても多いので様々な分野で使われています。
次は短所です!
1、エネルギーが大きすぎて危ない!
上の長所が故になのですが、何か事故が起きた時にすごい大きさのエネルギーが蓄えられているので発火、爆発などの危険性が高いです。
しかしスマホなどのバッテリーには電気の流れをしっかりとコントロールする保護回路が搭載されているので普通の使用で発火することは設計ミスがない限りありません!
折り曲げたり強い衝撃が加わった時などはこの限りじゃないので注意が必要です!!
2、長期保存には向かない。
これも特性の一つで、いまだに乾電池が現役バリバリの理由ですね!この部門では乾電池に勝てないみたいです!
以上、こんなところでしょうか!
忘れないようにここで上記のメモリー効果に触れておこうと思います!
長所の2個目に出てきた言葉ですが、知らない人はなんのこっちゃって話ですよね!
実はこの言葉が今回の記事の冒頭にあるバッテリーを長持ちさせる〜の部分に関わってきます!
みなさんの中には「バッテリーを使い切る前に充電を繰り返すと容量が少なくなる」という言葉を聞いたことがある方がたくさんいるかと思います。バッテリーを長持ちさせる方法としてバッテリーを使い切ってからの充電が進められていることがあります。
実はこれ半分正解で、半分不正解なんです。
この言葉の理由の一つがメモリー効果というもので、蓄電池、所謂バッテリーを使っていく上で放電しきっていない(使い切っていない)バッテリーに継ぎ足しで充電をすると充電を開始した残量%の部分で電圧が著しく下がってしまう現象です。
精密機器ですと一定の電圧での駆動が必要ですし、機器によってはバッテリーの電圧から残量を予測して表示するものがあります。
そうなるとさっきの電圧が下がった部分でバッテリーの残量がなくなってしまったと認識されてしまうわけです。
実際の容量はほぼ減っていないのに機械からするとバッテリーの容量が減ったように見られてしまうんですね。
これを起こさないために使い切ってから充電、というのが広まったと思うんですが、
実はリチウムイオン電池はそもそもこのメモリー効果というのがほとんどないので気にする必要がないんです。
スマホのニッカド電池などがたくさん使われていた時代の名残もあると思います。ニッカド電池などはこのメモリー効果が大きいので継ぎ足し充電をするとすぐ容量が減ったように見られてしまう電池でした。
これが半分間違いの理由ですが、半分正解の理由もあります。
先程の使い切ってから充電、というのを気をつけると自然と充電の回数自体は減ると思います。
リチウムイオン電池にメモリー効果はほとんどありませんが、充放電を頻繁に繰り返すと単純にバッテリーの寿命を縮めてしまうことにつながるので充電の回数はなるべく少なくしたほうがバッテリーのためにも効果的です。
なので冒頭にもありましたバッテリーを長持ちさせる方法としましては、このなるべく使い切ってから充電というのは効果的です。
他にもバッテリーの寿命に直接関わるところではありませんが、充放電の回数を減らすためにはバッテリーの消費を抑えて充電器につなぐ回数を減らすことも大事になってきます。
そのためには様々な方法がありますので一部紹介していこうと思います。
まずバッテリーの消費量の中で大きいものとして液晶のバックライトがあります。
これは画面の明るさをコントロールしているところで、明るい画面表示をするにはもちろんバックライトの明るさを強くしなければなりません。
最近のスマートフォンは大画面化が進んでいますので、この明るくしなければいけない面積も当然大きくなります。
ということはこのバックライトの明るさを調節してあげることはバッテリーの持ちにかなり大きく影響してきます。
もちろん見難くなるまで暗くするのは意味がないので、見える範囲でいつもより少し暗く設定してあげるとバッテリーの持ちが大きく変わってくると思います。
あとはアプリケーションの多重起動を避けるというのも効果的です。
動作の軽いアプリでしたらそれほど問題にはなりませんが、高精度な3D描画を使ったアプリなどはCPUに大きく負担をかけます。
CPUに負担がかかるということはその分CPUでの消費電力も増えてきますのでバッテリーの持ちに深く関わってきます。
これはバッテリーの持ちだけではなくスマホの動作そのものにも関係してくるので使わないアプリはすぐ終了するというのはやっておいて間違い無いと思います。
その他にも通信が不要なアプリのバックグラウンド通信をオフにしたり、メモリ解放アプリを使用したりなどなど色々な対策がありますのでお試しください。
以上ここまでバッテリーの特性から寿命を延ばす方法などたくさん紹介してきました。
これをいうと身も蓋もないのですが、バッテリーは消耗品です。
いくらどんなことをしても必ず寿命を迎えますので、その時にどう対処するかも大切になってきます。
寿命を迎えたバッテリーをそのまま酷使して結果として機械に悪影響を与えてしまっては勿体無いので、寿命を迎えた、特に膨らんでしまったバッテリーは早く交換してしまうのが間違い無いです。
スマホに使われているバッテリーは気密性を高めているので中で発生したガスの逃げ場が無い状態です。
なのであのように寿命を迎えたバッテリーが膨らんでしまうことがあるんですね。こうなってしまうとバッテリーの性能が下がるだけでなく、膨張したことによって液晶画面を圧迫してしまったり、最悪破裂してしまったりといいことは一個もありません。
繰り返しになりますが、そうなる前に早めの交換をお勧めします。
あいプロ甲府店ではiPhone、iPadはもちろんのこと、Androidスマホやタブレットのバッテリー交換も行なっております。
電源は精密機器にとって一番大事なところです。お使いのスマートフォンを少しでも長く使うためにもバッテリーにお悩みのある方は是非一度あいプロ甲府店にご相談ください。
皆様のご来店お待ちしております。
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