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意外と知らないバッテリー交換時期
こんにちはーあいプロ滋賀湖南店です
最近ご来店いただくお客様から「スマホの電池っていつ交換したら良いの?」
と聞かれることが増えてきました
一時期は、「〇〇年つかったから交換時期だと思って交換しにきました」という話を多く聞いており
交換時期を知っているという人が多い印象を受けていましたが、
最近では「いつ交換したらいいのかわからない」と答える層が増えているように感じます
そこで今回は【バッテリーの交換時期】について解説していきたいと思います
なお、当店あいプロではスマートフォンのバッテリー交換を行っているため
スマートフォンの電池交換は当店あいプロまでご相談下さいませ
スマートフォンの電池交換はいつ交換したらいい?
問題のバッテリー交換時期の目安としてですが、
おおよそ2年〜3年使用しようすると交換時期に該当してくる端末が多いです
「使い方によって違うんでしょ?」とほとんどの人は話をされます
確かに、使い方によって同じ端末でもバッテリーの消耗が大きく違うことはありますが
そもそも端末によっても消耗具合が違います
「そんなの当然でしょう?」「普通のことでしょう?」と思われる方は多いですが
では「ここ3年前に購入した端末よりも1年以内に購入した端末のほうがバッテリーの減りが早く、交換が必要になっている」と言ったら
どう思いますか?
先程「端末によって消耗具合が違う」とお話しました
そのため、1年以内に購入した端末でも3年前、4年前に購入した端末と同じぐらいの劣化かそれよりも多少早い時期に交換が必要になる
という場合があります
これには様々な条件がありますが
基本的に「本体端末が安いもの」はバッテリーもちが悪く、
「本体端末が20万ほどする」レベルのものや「本体端末が高いもの」になるとバッテリー持ちが長くなるという傾向が見られます
特に3万以下の端末は1年〜2年も経たないうちにバッテリー交換が必要になる場合があります
これにより平均交換時期が2年〜3年程度となっています
バッテリーの性能を調べるツールやアプリはある
交換時期については上記の話になりますが、端末よって幅があり1年2年ほどバッテリーの性能具合が変わります
そのため、市場にはバッテリーの性能を調べるツールやアプリが存在しています
特に有名なのはiPhoneに純正に搭載されている【バッテリーの最大容量】という項目です
こちらはiPhoneユーザーのみ限定の機能と説明となっており
Apple製品ほぼ全てで端末上から現在のバッテリーの性能状態を確認することができます
こちらの確認方法ですが、iPhoneの設定画面から確認することができます
【設定】→【バッテリー】→【バッテリーの状態】→【最大容量】
こちらから確認することができます
iPhoneには純正で対応しているという点は充分すぎる性能ですが、iPhone6などの古い機種には搭載されていません
確実なのはiPhone6s以降の機種で かつiOSのバージョンも最新状態 であればという状態です
元々は、iPhone8以降の機種に取り付けられた機能となっており、
それ以前の機種については正しく数値が出力されない場合があります
最大容量とは?
ここで最大容量の話が出てきたので、先に最大容量についてお話します
最大容量というのは、バッテリーが保有できる最大性能がどれぐらいなのか?を表す値になっています
これはみなさんが普段見いているバッテリーの値とは全く異なる値になります
仮に【ペットボトル】に置き換えて話を進めていきましょう
ここに500ml入るペットボトルがあります
この内飲み物が500ml入っていると
最大容量 500ml=100%, 中に入っているドリンク 500ml=100% という表記になります
その後喉が渇いたので、200mlドリンクを飲みました
するとどうなるか?
ドリンクの量は500ml-200ml引いた300mlが残ります これをパーセント表示に直すと
最大容量 500ml=100%, 中に入っているドリンク 300ml=60%
先程は中に入っているドリンクが100%だったのに、飲んだことによって60%に下がってしまいます
では次に全部飲み干したとすると
最大容量 500ml=100%, 中に入っているドリンク 0ml=0%となります
最大容量は変わっておらず、中のドリンクの量だけが変わったため数字も後ろのみが変わっています
このうちスマートフォンにおける 最大容量というのは【本来のペットボトルの大きさ】となり
中に入っているドリンクの量は=充電されたバッテリーの量となります
続いてこのペットボトル呑み口が狭いので、思い切って3割ほどカッターで切りました
同じペットボトルですが500mlのペットボトルは切られたことによって、最大でも350mlしか飲み物が入らなくなってしまいました
このことから、本来500ml入る容器のものが350mlしか入らなくなってしまったため
最大容量 500ml→350ml (70%)に変わります
さらにこの中に350ml分の飲み物を入れるとどうなるのか?
この場合、最大容量 350ml=70%, 中に入っているドリンク 350ml=100%となります
これがもし先程と同じように200ml飲んだ場合はどうなるのか?
350mlに対して中身が150mlしか残っていないため、
この場合、最大容量 350ml=70%, 中に入っているドリンク 150ml=42%となります
入れ物と飲んだ量は同じなのに、数値化するとこんなにも違いが出ます
皆さんが見てる値のバッテリーが「最近減り早い」というのはこれが原因で
元々のバッテリーの最大で貯められる量が削れている影響にあります
ペットボトルの交換は容易です、隣に新しいものを用意してそこに500mlのドリンクを移せばいいだけなので
しかしスマートフォンのバッテリーとなると、一度中を開けて、バッテリー自体を取り替えなければ同じようなことはできません
バッテリーは劣化すると蓄電できる最大容量の部分が変わります
これをまずは理解しなければなりません
Androidなどではアプリやソフトがある
さて、上記の最大容量の話ですが
実はAndroid端末でもそれを調べることができるアプリがあります
「AccuBattery」というアプリが唯一のアプリといってもいいでしょう
こちらのアプリを使うことによって調べることができ、iPhone以上に対応する機種が広いのですが
精度はあまり高くないようです
また、長い時間をかけないと正確な数値としては現れづらいため長く使っていく必要があります
そのためAndroid携帯を購入した時点で真っ先に入れたいアプリの1つでもあります
あとはiPhoneやiPadの場合はパソコンのアプリからも調べることができます
こちらは先程話したように、標準で取り付けられている機能からデータを持ってきているため
バッテリーを交換しない限り正確な数字を算出する形になります
Android系には 大手キャリア専用のバッテリーチェッカーを開発してくれるのを期待するしかないでしょう
こういうのこそ、クラファンして予算集めればいいかなと個人的には思います
バッテリーの検査、相談は当店あいプロまで
当店あいプロではバッテリーの検査のやり方、相談については随時行っており
またiPhone端末であればバッテリーの状態を無料で調べることができます
電池交換の相談につきましては、当店あいプロをお尋ね下さい