iPhoneSE2 ガラス割れ 画面修理
みなさまこんにちは!!
あいプロベイシア名古屋みなと店の店長でございます!
本日は名古屋市東区よりお越しいただきましたお客様の
iPhoneSE2を修理させていただきましたので、ご紹介させていただきたいと思います!
iPhoneSE2は2020年に発売された、初代のiPhoneSEの後継機となるモデルですよね!
名称はiPhoneSE2の他にも、iPhoneSE(第2世代)や、iPhoneSE(2020年モデル)とか言われたりします!
初代のiPhoneSEは端末サイズが4インチと手が小さい日本人の手でも小さく感じるほどの小ささでしたよね!
祖の後継機であるiPhoneSE2は4インチとまではいかないものの、iPhone7、8と同じ4.7インチとなっております!
4.7インチでも十分小さいですし、すごく扱いやすいサイズ感ですよね!
今日日、端末サイズの巨大化が止まりませんが、5インチ以下のスマートフォンがもっと出てほしいと思う今日この頃。
さてさて、本日お客様よりお預かりしているiPhoneSE2がこちら!
誤って落としてしまって割ってしまわれたみたいです。
また、画面の右側のタッチが効かなくなってしまったとのこと。
画面にはデジタイザーと呼ばれるタッチ機能(静電気感知)を司るパーツが存在しており、そこが故障してしまうと、
今回のようにタッチが効かなくなってしまう症状が現れます。
画面全体が効かなくなってしまっていると、画面の故障以外にも、基板の故障も疑われますが、今回のように一部分だけタッチが効かない
という症状は、ほぼ間違いなく画面の故障によるものになるので、画面を交換してしまえば直すことができます!!
それではさっそく修理の方始めて参りましょう!!
0:修理前動作チェック
修理を始めるにあたり、今現状の端末の状態を把握する必要がございます。
見た目だけでは画面が割れているように見えても、それ以外にも故障している箇所が存在しているかもしれません。
それを事前に確認をしないと、修理後のお客様による動作チェックで不具合が出てきてしまった場合、その不具合が修理前からある物なのか、
それとも修理後に出てきてしまったのかのトラブルになってしまいます。
そうしたトラブルを未然に防ぐためにも、必ず事前の動作チェックを行います。
※修理前に不具合が無く、修理後に不具合が出てしまった場合でも、修理の過程で触れないところの不具合は保証の対象外とさせていただいております。
1:画面を取り外す
まず初めに、画面を本体から取り外してまいります。
画面は、充電口のライトニングコネクタ挿入口の両サイドにあります2つのネジで本体に固定されておりますので、
このネジ2つを取り外していきます。
※この2つのネジは、ネジ穴が星形の特殊形状となっております。通常のドライバーでは取り外すことができませんのでご注意ください。
続いて薄ヘラを画面と本体フレームとの間に差し込み、てこを利用して少しだけ画面を浮かせます。
そして浮いた隙間に指の爪を入れ込んで、画面とフレームとの間を爪でスライドさせていきます。
そうすると、画面をフレームから剥がすことができます。
画面をフレームから剥がしたら、右側に開いていきます。
続いて、バッテリーのコネクタを外していきます。
バッテリーは全体の電力供給の大元になります。ここが接続されている以上端末は通電状態となりますので、
その状態のまま他のコネクタを外したり接続したりすると、基板に負荷が掛かりショートの原因となります。
ですので、まず最初にバッテリーのコネクタを外します。
上記画像にて、黒い長方形の物体がバッテリーになりまして、その上に銀色のL字型のプレートがあります。
その下にバッテリーのコネクタが隠れておりますので、そのプレートを外します。といってもネジで固定されているだけですので容易に外すことができます。
ここのプレートの下にはバッテリーのコネクタの他に、画面側から接続されているコネクタが2つあるので、バッテリーのコネクタを外してから
この二つのコネクタも外しましょう!
上記画像から見て左側にも同じような銀色のプレートがあります。
その下には画面上部に取り付けられたインカカメラケーブルのコネクタが隠れているのでこれも同様に外します。
これにて画面を本体フレームから取り外すことができました!!
2:スモールパーツの取り外し
続いて、取り外した画面に取り付けてあるパーツをすべて外していきます。
画面側には、インカメラケーブル、イヤースピーカー、ホームボタン、銀板が取り付けれらているので、すべて取り外していきます。
インカメラケーブルには非常に繊細で脆いセンサーパーツが取り付けてあるので、取り外す際は慎重に丁寧に取り外します。
ホームボタンも画面とコネクタによって接続されており、そこを外すときにケーブル部分を断線してしまうリスクがあるので注意しながら作業します。
最後、画面の裏側に取り付けてある銀板(ヒートシンク)を取り外します。
これにてすべてのスモールパーツの取り外しが終わりました!
3:新品パネルの動作確認&スモールパーツの取り付け
次に、新たに取り付ける画面の動作確認を行います。
液晶の映り、タッチ機能に異常が無いことを確認できたら、再度取り外し、スモールパーツを取り付けていきます。
最後、画面を完全に閉じきってしまう前に、最終的な動作確認を行います。
新たに取り付けたスモールパーツの動作確認を行い、問題なければ完全に閉じてネジで固定すれば、
iPhoneSE2の画面交換修理の完了です!
最後に
あいプロでは、画面修理やバッテリー交換だけではなく、充電不良や水没復旧、カメラ故障など、様々な故障にご対応しております。
また、iPhoneの他にも、ipad、androidやゲーム機など様々な機種が修理可能ですので、修理のご依頼やご質問等ございましたら、
いつでも気軽にお問い合わせくださいませ👍