iPhoneXR ガラス割れ 画面交換修理
みなさまこんにちは!
あいプロベイシア名古屋みなと店でございます。
本日は、名古屋市東区よりお越しいただきましたお客様の
iPhoneXRを修理させていただきました!!
iPhoneXRというと印象深いのは、この本体カラーリングですよね!
ブラックやホワイト、レッド以外にも、ブルーやイエロー、コーラル(サーモンピンク)の計5色展開となっております。
さて、今回のお客様からのご相談内容としましては、
「誤って落としてしまい、画面を割ってしまった・・・」
とのことでした。
修理業を営んでいて修理依頼が多いのが、やはり画面割れです。次いでバッテリー交換でしょうか・・。
それぐらい、iPhoneを愛する国民の皆様は、落として画面を割っているのです。
まぁ、日常的に手で持って使用するものですから、割らないために出来ることといっても、
画面にガラスフィルムを貼るとか、手帳型のスマホケースに変えるとかしかできないんですけどね。
さて、今回のお客様がお持ち込みいただいた時のiPhoneXRがこちら!
画面全体にヒビが入ってしまっていますが、特に上部、インカメラ周りの割れがひどいですね。
まずは修理を受け付けるにあたって、修理端末の動作確認を行います。
というのも、修理前に修理過程で触れるところで他に故障している箇所を特定しておかないと、
修理後の動作確認で不具合が見つかった場合、修理前から壊れていたものなのか、それとも、
修理工程で故障させてしまったのかで、お客様とトラブルになりかねません。
それを防ぐためにも、事前の動作確認をお客様と一緒に必ず行います。
確認する項目としては、
①起動確認
②画面表示&タッチ動作(デジタイザー)
③通話確認(イヤースピーカー、近接センサー)
④ディスプレイ輝度の自動調整(環境光センサー)
⑤faceID
です。
特に、③~⑤のパーツに関しては、画面上部の割れがひどいところに設置されているので、
壊れている可能性が高く、確認をしないとトラブルに直結しますので、注意です。
※③の通話確認は、音声以外にも、端末を顔に近づけることで、画面が暗転する動作も確認します。
確認したところ、今回は画面割れ以外の不具合は見受けられませんでしたので、
このまま修理を開始していきます。
1:画面を開く
まずは端末の電源を落とします。
次に、ライトニングコネクタ差し込み口の両サイドにある、星形のネジを2つ取り外します。
通常のプラスドライバーやマイナスドライバーでは取り外すことはできません。
取り外そうとしても、反ってネジ穴を潰してしまい取り外せなくなってしまいます。
※もしご自身で修理させる場合は、プラスドライバー、星型ドライバー、Y字ドライバーが必須となります。
2つのネジを取り外したら、端末下部からヘラを、画面とフレームの間に入れ込み少しだけ画面を浮かせます。
そして出来た隙間に、ピックもしくは指の爪を入れ込みます。
ただ、画面とフレームは、間に設置された防水パッキンの粘着性によって、接着されており、
ピックの厚みですと、その分入れ込むときに画面に負荷がかかります。すると、液晶漏れなどの原因にもなりますので、
当店では、指の爪を使用しております!!
※画面交換の時は、液晶を損傷させてしまっても交換してしてしまうので、気にしなくても良いです。
画面四隅の接着は剥離することができたら、画面を右側に開きます。
2:画面を取り外す
次に、バッテリーのコネクタを外します。
ここのコネクタが接続されている以上、通電状態となり、通電状態のままコネクタの接続や遮断を行うと、
基板に負荷がかかり、ショートする危険がございます。
なので、画面を開いたらまず最初にバッテリーのコネクタを外しましょう!!
バッテリーのコネクタを外したら、画面側からっ基板へと接続されているコネクタを外します。
そのコネクタは3本ござい餡巣が、バッテリーのコネクタを最初に外したら、あとは順不同で構いません。
※コネクタはシールドプレートによって覆われているので、このプレートを取り外してからコネクタを外します。
3:スモールパーツを取り外す
次に、画面側についているスモールパーツを取り外していきます。
というのも、新品のパネルにはスモールパーツは付いていないので、元の画面から移植してくる必要があるのです。
といっても、取り外すのは、イヤースピーカーケーブルのみです。
iPhone8シリーズまでは、インカメラケーブル、イヤースピーカー、ホームボタン、銀板(排熱パーツ)の
移植が必要でしたが、iPhoneX以降は、インカメラが本体フレーム側に設置され、ホームボタンも廃止。
銀板も新品パネルに最初から設置されているので、取り外すのは、イヤースピーカーケーブルのみとなります。
※イヤースピーカーケーブルはセンサーパーツ(近接、環境光、faceID)が一体となったケーブルです。
取り外すときは、センサーはデリケートな部品ですので、慎重に丁寧に取り外すことを心がけましょう!!
イヤースピーカーケーブルの黒いケーブル部分は、接着されているので、無水エタノールを先端に付着させたヘラで
剥がしとりましょう!!
4:動作チェック
次に、新たに取り付ける新品パネルの動作チェックを行います。
組み立てが完了してから不具合が見つかってしまうと、また分解作業からやり直しになってしまうので、
面倒この上ないです。またお客様にも迷惑が掛かってしまうので、事前の動作チェックは必須です!!
チェックして問題なければ、再度取り外して、スモールパーツを取り付けます。
そしてお客様からのご要望があれば、フレームの四隅に防水パッキンをこのタイミングで取り付けます。
※手順1の画面を開ける工程にて、必ず防水パッキンが伸びたり千切れたりして、使い物にならなくなってしまうため。
もちろんこのままでのお渡しも可能ですが、正直、水への耐性が0になってしまうので、元より防水機能が搭載されている
端末に関しては、防水パッキンんを取り付けると事をおススメいたします( ̄ー ̄)ニヤリ
防水パッキンを取り付けたら、画面を一度閉じます。
※画面の縁がフレームの縁に触れないようにします。
そしたら続いて、スモールパーツの動作確認を行います。
・通話時相手の声が聞こえるかどうか&端末をかをに近づけると画面が暗転するかどうか
・外の明るさによって、ディスプレイ輝度が自動で調整されるかどうか(設定による)
・faceIDが反応するかどうか(設定による)
以上の確認が取れたら、完全に組み上げていきましょう!!
画面をはめ込み、星形ネジで画面を固定させたら、修理の完了です!!( ̄ー ̄)ニヤリ
修理内容 : iPhoneXR 画面修理
修理時間 : 40分
修理費用 : 7,500円~(税込)
最後に
あいプロでは、画面交換だけではなく、バッテリー交換や水没復旧、充電不良など、様々な故障にご対応しております。
また、iPhoneの他にも、ipad、androidやゲーム機など様々な機種が修理可能ですので、修理のご依頼やご質問等ございましたら、
いつでも気軽にお問い合わせくださいませ👍