ごあいさつ
皆様!!
こんにちは!!
あいプロ名古屋店の店長です。
1月も終わり、2月がスタートしましたね!!(^^)/
皆様は、お正月気分は抜けましたでしょうかー?
いくらなんでも長すぎましたかね・・・(笑)
ところで、皆さんはお正月、どのようにお過ごしいたでしょうか。
このコロナ禍の中、外出は憚れ、巣ごもりを決め込んでいた人も
多いのではないでしょうか・・(+_+)
私もお正月は、家に引きこもっておりました!!
引きこもってやっていたことは、もっぱら
動画鑑賞です。
テレビの大画面で、迫力ある映画を楽しむのもいいのですが、
私は、寝ながら動画鑑賞したいので
使用するのは
iPad!!
テレビだと横になると画面も横になって見づらいですけど、
iPadなら、そのまま楽しめますよね!!
iPad最高です (^^)/
そんなこんなで、本日ご紹介いたしますのは
iPadのフロントガラス交換になります!!
ぜひ、ご参考にしてみてください!!
iPad5 タッチパネル(フロントパネル)交換修理
本日ご紹介するiPadがこちら!!
iPad5になります。
右上にヒビが入っておりますね・・・
手に持っていた時に誤って落として割ってしまったようです・・・
スマホやタブレットを落としてしまった時の
ドキドキ
と
画面を割ってしまった時の
絶望感
は、いつまでたっても慣れませんね・・・
今回のお客様も、すごく落ち込んで、肩を落としていらっしゃったので、
しっかりと、心を込めて修理していきたいと思います。
今回、不幸中の幸いか
液晶上まで割れが入っているものの、
電源を付けた時に、
液晶には損傷が見受けられませんでした。
iPadはフロントパネル(タッチパネル)と液晶の
2層構造になっておりまして、
iPadシリーズ
iPadmini1~3
iPadAir1
に関しては、フロントパネルと液晶は別々に分けられるので、
液晶に問題が無ければ、フロントパネルのみの交換修理で問題ございません。
ただし、
iPadmini4~
iPadAir2~
iPadProシリーズ
に関しましては、フロントパネルと液晶が一体がとなっております。
別々に分けることができず、フロントパネルも液晶も一緒に交換することになりますので、
その分、修理料金が高くなります。
ご注意くださいませ。
iPadの電源を落としたら、
まず、画面を剥がしていきます。
剥がすという表現を使ったのは、
画面がiPadのフレームに接着剤で固定されているからです。
この接着剤を剥がし、画面を取り外していきます。
まずは、画面縁をヒートガンにて温めていきます。
ヒートガンとは、工業用のドライヤーです。
簡単に申しますと、
強力なドライヤー
となります。
ここで注意ポイント!!
ヒートガンを使う理由は、接着部位を温めることによって
接着力が弱まるからです。
ただし、温めすぎると
液晶が損傷してしまうので、注意です。
ちょんっ、と触って、触れるくらいの厚さであれば大丈夫です。
温めせ接着力を弱めたら、
画面縁の接着の弱いところにヘラを入れ込みます。
なぜ弱いところにヘラを入れるのかというと、
上記で説明した通り、iPadの画面はフレームの縁に
接着剤で固定されています。
温めて接着を弱めたといっても、それなりに接着力はあります。
接着の強いところに無理に入れて、力を加えると、
簡単にフロントガラスは割れてしまいます。
今回は、もともとフロントガラスが割れていて、
かつ、交換してしまうのであまり慎重になる必要はございませんが、
液晶不良や、バッテリー交換など、
フロントガラスを交換しなくてもよいときは、十分気を付けてください。
また、このようなフロントガラス割れの場合、画面を剥がす際に力を加えますので、
どうしても、ヒビが広がってしまうことがございます。
また、ガラス破片も散乱してしまうので、
ガムテープを画面に貼って、ガラス飛散対策をするのがおすすめです!!
ヘラを入れ込んだら、すかさずピックを差し込みます。
ヘラを入れるときに、決して画面を持ち上げようとしないこと!!
他の部位は接着されているので、
力を加えると、画面が割れてしまいます。
ピックを差し込む理由は、せっかく剥がしたのに、再度くっついてしまうのを防ぐ為です。
さて、ここから、画面の接着を剥がしていくわけでございますが、
剥がし方は2種類ございます。
・ヘラで剥がす
・トランプで剥がす
ヘラで剥がす方法の注意点としては、
まず、絶対に画面を起こそうとしないこと!!
上記でも記載しましたが、無理に力を加えると画面が割れてしまいます。
また、奥に差し込みすぎるのもNGです。
奥に差し込みすぎると、液晶を傷つけてしまう恐れがあるからです。
トランプは比較的安全な手法になるので、
初めて自分で修理してみる際にはトランプの使用をおすすめします!!
画面を剥がす際の注意ポイントとしてもう一つ!
iPadにはものによっては、ホームボタン側に開くものや、
右側に開くものがございます。
今回のiPad5は右側に開くタイプとなっているのですが、
正面から見て右側縁の半分より下には、
フロントガラスと本体(基板)とを接続するケーブルがございますので、
ここにヘラやトランプを入れ込んでしまうと、
ケーブルの損傷につながりますので、注意してください!!
開けたら、こんな感じになっております。
上記にも記載した通り、まだフロントガラスは本体と接続されているので、
フロントガラスは本体に対して、90度以上曲げないように注意です。
右側にパットボトルなどの置物を置いておけば安心ですね!!
次に、液晶を外していきます。
液晶は、各角のネジ4つを外すと取り外せるのですが、
ここも注意ポイント!!
液晶も本体(基板)とケーブルで接続されております。
ネジを4つ取ったら、液晶を手前(ホームボタン側)に倒します。
するとケーブルを覆っているプレート見えますので、
それを固定しているネジを取り、
プレートをナイロンスパジャ(絶縁体のヘラ)でとります。
この時、プレートと液晶ケーブルの先にあるコネクタが接着されていますので、
大抵の場合は、プレートを取れば、おのずと
液晶のコネクタも取れます。
経年劣化で、接着が弱まっていて、コネクタが外れなかった場合は、
別途、ナイロンスパジャにてコネクタを取り外してください。
取り外せましたね!!
次に、ホームボタンのケーブルコネクタを取り外していきます。
このコネクタは少し特殊で、
ラッチ式と呼ばれるコネクタで接続されております。
ラッチ式は、レバーの開閉でコネクタを接続させているので
このレバーを開き、コネクタをピンセットで引き抜き、
フロントガラスのケーブルコネクタをナイロンスパジャで外せば、
フロントガラスが本体より取り外せます。
外せたら次に、
ホームボタンの移植を行って参ります。
今回は、ホームボタンに損傷がないのでそのまま移植できますが、
ホームボタンに損傷が見受けられる場合、
新しいホームボタンと交換することでホームボタンを通常使用することはできますが、
touch IDが使用できなくなります。
ホームボタンと本体は紐づけされているためです。
移植すれば、touch IDは使用できますので、安心してください。
ケーブルがフロントガラスに接着しているため、ヘラで剥がしていき、
ホームボタンをヘラで取り外すせばOKです!!
あとは、分解と逆の手順で組み立てていきます!!
ここで最後の注意ポイント!!
iPadの画面はフレームに接着している、と
序盤でお伝えしました!!
修理後も、必ず接着していきます。
使う接着剤は
B7000という接着剤になります。
この接着剤は、ものすごく糸が引くので、
液晶にかからないように、外へ切りながら接着剤を塗布していきます。
※画面に接着剤の意図がついてしまった場合、
キレイに取れなくもないですが、とてつもなく面倒くさいので注意してください!
接着剤を塗布し、画面をはめ込んだら、
クリップで回りを挟み、
接着を固めていきます。
この接着を固める時間が40分くらいかかるので、待ちます。
ひたすら待ちます。
修理内容 : iPad5 フロントガラス(タッチパネル)交換修理
修理時間 : 1時間30分~2時間
修理費用 : 10,230円(税込み)
最後に
あいプロでは、iPad画面交換修理だけではなく、バッテリー交換や水没復旧、充電ができない等、様々な故障にご対応しております。
また、iPadの他にも、iPhone、Android、ゲーム機など様々な機種が修理可能ですので、修理のご依頼やご質問等ございましたら、
いつでも気軽にお問い合わせくださいませ👍