iPhone6Plus バッテリー交換♪
みなさまこんにちは!
あいプロ名古屋店の店長でございます。
本日は、名古屋市東区よりお越しいただきましたお客様の
iPhone6Plusを修理いたしましたので、ご紹介していきたいと思います!
Plus系iPhoneといえば、特徴としてはやはり、画面の大きさと無印モデルよりもバッテリーが大容量なところでしょうか。
iPhone6とiPhone6Plusを例としてあげると、
iPhone6 → 端末サイズ:4.7インチ バッテリー容量:1810mAh
iPhone6Plus → 端末サイズ:5.5インチ バッテリー容量:2915mAh
iPhone6lusに関しては、バッテリー容量が3000mAh近くもあります。
3000mAhというと今でこそスマートフォン市場の中では平均的なバッテリー容量となりますが、
iPhoneは省電力性能に長けた製品になりますので、当時は凄い大容量になって電池持ちがよくなったとiPhone界隈では盛り上がっていたのを記憶しております。
Plus系のiPhoneにあまり人気が出なかったのは、やはりその端末サイズに起因するものと考えられます。
iPhone6以前のモデルに関しては、4インチの域から出ることはなく、比較的手の小さい日本人が片手でもラクラク操作ができるほどの
丁度いいサイズの端末でした。
それが一転、Plus系となると5.5インチと、片手操作をするには場合によっては指が届かないこともあるサイズ感です。
軽さや小ささを取るか、大画面やバッテリー持ちを取るかは、それぞれだと思います。
かく言う私は、バッテリー命ですので、端末重量がどれだけ重くなろうが、端末サイズがどれだけ大きくなろうが、
バッテリーの大容量を獲ります!!( ̄ー ̄)ニヤリ
Plus系のiPhoneを持っている人はあまりいらっしゃりませんが、当店ではしっかりと修理対応しておりますのでご安心を!!
さてさてそんなiPhone6Plusでございますが、お客様からのご相談内容としまして、
「家でのWEBブラウジングや動画鑑賞用として使用していたが、半日の使用でバッテリーが無くなるぐらい持ちが悪くなってきた」
とのこと。
発売当初から使っているとのことでしたが、iPhone6Plusが発売されたのが、2014年の9月ですので、約6年間も使用し続けていることになります。
半日持たなくなるほどバッテリーが劣化しているのも頷けますね。
それではさっそく、バッテリー交換を行ってまいりましょう!!
0:修理前動作確認&電源OFF
修理を始めるにあたって、受付の段階で必ず修理端末の動作チェックを行います。
不具合の箇所がバッテリーだけなら良いですが、もし他の箇所にも不具合が存在して、それを修理前に確認しないと、
修理後のお客様に動作確認をしていただいた時に、不具合が出てきてしまうと、修理前から不具合があったのか、
それとも修理の過程で損傷させてしまったのかのトラブルになってしまいます。
このトラブルを未然に防ぐためにも、事前の動作チェックを必須です!
チェックする箇所は、
・起動するか
・液晶表示
・タッチ動作
・ホームボタンの動作
・通話時に、相手に声が聞こえるかどうか&顔に端末つを近づけた時に画面が暗転するかどうか
以上を確認します。
※確認するところは修理の過程でケーブルなどに触れる箇所のみです。
問題が無ければ端末の電源を落とします。
1:画面を開く
次に、画面を開いていきます。
まずは、画面とフレームを固定させているネジを取り外します。
充電コネクタ差し込み口(ライトニングコネクタ)の両サイドにある2つのネジを取り外します。
ここのネジは通常の+ネジとは違い、ネジ穴形状が星形になっておりますので、注意です。
形状の異なるドライバーで取り外そうとすると、ネジ穴を潰してしまい画面をフレームから取り外せなくなってしまいます。
※画面を取り外そうと思えばできなくもないですが、画面に相当な負荷がかかるため液晶を損傷させてしまうリスクがございます。
画面交換修理であれば、液晶は交換してしまうので問題はございませんが、それ以外の交換修理の場合は注意が必要です。
ネジを二つ取り外したら、ヘラを画面とフレームの隙間に差し込んで、少しだけ画面を浮かせます。
そして浮かせて出来た隙間に指の爪を入れ込み、フレームの縁に沿ってスライドさせながら画面をフレームから剥離させていきます。
この時ピックでもOKです(‘◇’)ゞ
下側と両サイド部分を剥離することができたら、画面を上に開くことができます!
2:画面を取り外す
この状態ではまだ、画面と本体はコネクタケーブルにて接続されておりますので、それを外していきます。
まず最初に、バッテリーのコネクタを外しましょう!
※電力の供給部であるバッテリーのコネクタが接続されたまま他のコネクタを外したり接続したりすると基板に負荷がかかり、ショートの原因となります。
また、バッテリーのコネクタが接続されている以上、通電状態となりますのでこのまま分解修理すると感電のリスクにもなります。
ですので、必ず一番最初に、バッテリーのコネクタを外しましょう!!
バッテリーのコネクタは、銀色のシールドプレートによって保護されているので、まずはこれを取り外す必要がございます。
ただ、ネジ2つで固定されているだけですので、容易に取り外すことができます。
次にコネクタですが、コネクタの接続部分とバッテリーケーブルとの間にあそびがありますので、
底の部分にピンセットの先端を引っかけてコネクタを外します。
※この時使用するピンセットは、先端らプラスチック製になっている所謂絶縁仕様になっているものを使用してください。
コネクタの接続部分に非常に近いですので、誤って先端が金属製のピンセットでコネクタの接続部分に触れてしまうと、
電力供給しているコネクタですので、通電してしまい、最悪の場合ショートを引き起こして基板が壊れてしまいます。
すると、データが消し飛んでしまいますので注意です。
続いて、上部の右側にある画面側から接続されているコネクタを外していきます。
これらのコネクタもバッテリーのコネクタと同様、シールドプレートによって保護されています。
すべて外すと、画面とフレームとを分離させることができます(‘◇’)ゞ
3:バッテリーの取り外し
続いて、バッテリーを取り外してまいります。
バッテリーは裏に張り付けられた両面テープによって本体フレームと接着されておりますので、このテープを剥がしとっていきます。
まず最初に両面テープが剥がしやすくなるように、バッテリーを少しだけ持ち上げます。
太めのヘラを右側から差し込み、てこでバッテリーを持ち上げます。
両面テープはバッテリーに対して縦に3本張り付けてあるので、全て剥がしとっていきます。
両面テープの出代がバッテリーの表側に少しだけ出ているので、それをピンセットでつまみ取って、
引っ張り剥がしていきます!
3本すべての両面テープを引っ張り剥がせたら、バッテリーを取り外すことができます!(‘◇’)ゞ
バッテリーを取り外すときの注意点は2つ!
1つは、ヘラでバッテリーを持ち上げるときや、ピンセットで両面テープを引っ張り剥がすときに、
力を入れすぎたり、勢い余ってバッテリーに穴を開けないように慎重に作業します。
バッテリーに穴が開くと中のリチウムイオン電池と空気中の酸素とが結合し、発煙や発火が発生します。
2つ目は、両面テープを剥がすときです。
3本あるうちの最後の一本を剥がすときに、バッテリーを抑えてないと、引っ張り剥がし終わるタイミングで
バッテリーがはるか彼方へとぶっ飛んでしまいます。
最後の一本を剥がすときはバッテリーを抑えながら作業します!
後は、両面テープを貼りつけた新品バッテリーを貼り付けて、組み立てて修理完了です!!
修理内容 : iPhone6Plus バッテリー交換
修理時間 : 20分
修理料金 : 4900円(税込)
最後に
あいプロでは、バッテリー交換だけではなく、画面修理や充電不良、水没復旧など、様々な故障にご対応しております。
また、iPhoneの他にも、ipad、androidやゲーム機など様々な機種が修理可能ですので、修理のご依頼やご質問等ございましたら、
いつでも気軽にお問い合わせくださいませ👍